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E-M1 Mark Ⅱを1年間使って感じたこと、思ったこと

こんにちは、E-M-Wです。

2016年12月22日にE-M1 Mark Ⅱが発売されて1年が経ちました。

この一年間は外出時にE-M1 Mark Ⅱをいつも持ち歩いてさまざまな場所でさまざまな被写体を撮影してきました。

今回はそんなE-M1 Mark Ⅱと過ごした1年の中で感じたこと、思ったことを書きたいと思います。

 

E-M1 Mark Ⅱを2年間使った感想の記事はこちら

 

 

E-M1 Mark Ⅱを1年間使って10個の感じたこと、思ったこと

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メジャーアップデートがなかなか行われない

無印E-M1は発売から3年間の間にファームウェアアップデートがなんと12回も行われていました。

そして、その中でもVer2.0・3.0・4.0のメジャーアップデート時は、驚くほどに新機能が追加されました。

例えば、Ver2.0ではライブコンポジット機能・デジタルシフト機能など、Ver3.0では通中連写の速度が6.5コマ/秒から最大9コマ/秒に性能アップし、Ver4.0ではフォーカスブラケット機能・深度合成モード・静音撮影の追加などです。

さらにこれらの機能がなんと無料のアップデートで使えるようになるのだから驚きでした。そのおかげもあってかE-M1はいつまでも新鮮な気分で使い続けることができたと思います。

それに対して、E-M1 Mark Ⅱはどうかというと、一年の間でファームウェアアップデートはマイナーアップデートが4回で、メジャーアップデートは未だ行われていません。(E-M1は最初のメジャーアップデートが発売から約11ヶ月後です。)

今のE-M1 Mark Ⅱに特に不満があるわけではないですが、最初のメジャーアップデートで誰もが驚くような新機能が追加されるのを期待して待っています。

2018/3/4追記

待ちに待ったVer2.0が2018年2月28日にリリースされました。

無印E-M1をほとんど使わなくなった

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あれだけ好きだったE-M1もE-M1 Mark Ⅱを購入してからというもの、ほとんど使用することがなくなってしまいました。

E-M1 Mark Ⅱの方が全ての性能においてE-M1を超えているためです。

画質・高感度性能・シャッターのフィーリング・グリップの握りやすさ・バッテリーの持ち・・・例に上げるとキリがありません。

E-M1とE-M1 Mark Ⅱを持っている人の中には二台体制で撮影を行なっている人もいると思いますが、自分の持っているカメラバッグの大きさでは二台も収納出来ません。

なんだかこんな話をしているといつも家で留守番しているE-M1がかわいそうになってきました。

近々E-M1を持ってどこかに撮影に行こうかな・・・

夜景撮影が楽しくなった

E-M1の時にも夜景撮影は行なっていましたが、それまで以上に積極的に夜景撮影を行うようになりました。

それはE-M1と比べ、E-M1 Mark Ⅱは超秒時のノイズが大幅に減少したためです。

E-M1の長秒ノイズ問題はとても深刻なものでした。 他のオリンパスのミラーレス機と比較してもその差は歴然でした。

超秒時ノイズ低減機能を使うという解決策もありますが、その機能を使用すると写真撮影後、処理のため撮影と同じ時間がかかります。

数秒の撮影であれば、あまり問題ではありませんが、長時間露光撮影時は待ち時間が相当のものになりとても苦痛でした。

そんな問題もE-M1 Mark Ⅱでは完全に解決し、ストレスがなくなったので夜景撮影が好きな自分としてはとても嬉しいです。

ちなみに、こちらの記事でE-MとE-M1 Mark Ⅱの長秒ノイズについて詳しく比較しています。

購入前に楽しみにしていたハイレゾショットは全然使用しなくなった

E-M1 Mark Ⅱを購入する前からとても楽しみにしていた機能の一つがハイレゾショットです。 センサーをずらして8回撮影した画像を合成し、超高解像度(JPEGは最大50MP、RAWは最大80MP)の画像を作り出す機能の事です。

 

 

はじめのうちはこのようなレビューを書いたり、夢中になりましたが最近ではめっきりこの機能を使うことはなくなりました。

一番の問題は、やはりハイレゾ撮影モードでは必ず三脚を使用しないといけないという点です。

E-M1 Mark Ⅱには超強力な5軸手振れ補正があり、その効果はボディのみで5.5段の補正効果で、レンズ内手ぶれ補正と組み合わせると6.5段分の補正効果があります。

これだけ強力な手振れ補正が備わっているため三脚を持ち歩くことがめっきり減り、結果ハイレゾショットでの撮影を行わなくなりました。

またハイレゾショットに限らずですが、稀に三脚を持っていなくて後悔するシチュエーションに出くわすことがあるので、いつでもカバンに忍ばせておけるような軽量コンパクトなミニ三脚を購入しようかと検討中です。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROが欲しくてたまらない

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このレンズは高倍率ズームレンズでありながら解像力が非常に高く、またE-M1 Mark Ⅱと組み合わせることで約6.5段の補正効果のある5軸シンクロ手ぶれ補正も使用できると言うこともあって、発売当初から評判がとても良かったと記憶しています。

自分はM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROとM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROを所有しており、12-100mm F4.0 PROと焦点域の被っているので必要ないと思い購入意欲はあまり湧きませんでした。

しかし、家族や友人と撮影目的ではない普通の旅行に行った際、標準レンズと望遠レンズを2本持って行ってもなかなかレンズ交換するタイミングがなくシャッターチャンスを逃すことが幾度と無くありました。

そのような経験から高倍率ズームレンズは一本は必要なんだなと痛感しました。

ただ、さすがプロレンズというだけあって、販売価格が12〜13万円前後と簡単に買えるものでもありません。

E-M1 Mark Ⅱ発売記念キャッシュバックキャンペーンやOLYMPUS OM-D E-M1 Mark Ⅱ衝撃を体感せよ!キャンペーンを利用して購入しなかったことに非常に後悔しています。

静音シャッターしか使わなくなった

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これまでの電子シャッターは少しでも動く被写体をに対して使うと被写体が歪みまくるというイメージですが、E-M1 Mark Ⅱの電子シャッターであればほとんど歪みません。

また電子シャッターを使用すればシャッターユニットの劣化を防ぐこともできます。

そのため、メカシャッターをあえて使うことはほぼほぼなくなりました。

たまにシャッター音が恋しくなる時があるのでその時はメカシャッターを使っています。

余談ですがHDR撮影時はメカシャッターに自動的に固定されます。 そのためいきなりシャッター音が鳴って驚くことが自分は多々あります。

付属のフラッシュが意外に役に立つ

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付属されているフラッシュがFL-LM3に変更されました。

このフラッシュはE-M5 Mark Ⅱから採用されているのですが上方向に90度、左右方向に180度回転するため、バウンス撮影も可能な優れものです。

しかし、ガイドナンバーは9.1と低いため、普段はFL-600Rというクリップオンストロボを使用しています。

では、一体何に役立っているかというとそれはRCモード(ワイヤレス制御)でコマンダーとして使用する際です。

以前の付属のフラッシュFL-LM2は前方にしか発光できないので、RCモード時にコマンダーとして発光しているFL-LM2の光が被写体の正面にあたり、邪魔になることが多々ありました。

FL-LM3が使えるE-M1 Mark Ⅱであれば、コマンダーの光を天井や壁にバウンスされるなど工夫ができるのでとても役に立っています。

バッテリーグリップの使用頻度が激減

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現在マンフロットのストリートバックパックを使用してE-M1 Mark Ⅱを持ち運びしているのですが、このリュックにはバッテリーグリップを装着した状態ではE-M1 Mark Ⅱが収納できないためバッテリーグリップの使用頻度が激減しています。

なので、バッテリーグリップ付きで収納できるカメラバッグが今とても欲しいです。

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他社のライバル機が気になる

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発売当初、E-M1 Mark Ⅱの連写性能は動体追従連写18コマ/秒・ピント固定の連写で60コマ/秒と他社のミラーレス機を動体追従連写性能で圧倒していました。

しかし、発売から日が経つに連れて他社からも強力なライバル機種が登場したのです。

まずSONYのフルサイズミラーレス一眼のα9が登場し、その後パナソニックからはE-M1 Mark Ⅱと同じマイクロフォーサーズ機であるG9PROが登場しました。

どちらのカメラも動体撮影の性能が非常に高く動体追従連写20コマ/秒とE-M1 Mark Ⅱを凌駕しています。

連写性能がカメラの良し悪しを決めるわけではありませんが、やはり負けているのは悔しく感じますね。

先代のE-M1のようにファームウェアアップデートで連写性能を強化して、追従連写で21コマ/秒を実現して欲しいですね。

 

 

オーナーズケアプラス E-M1 Mark Ⅱ専用メンテナンスパッケージは加入して正解だった

E-M1 Mark Ⅱで初めて導入されたのがオリンパスオーナーズケアプラス E-M1 Mark Ⅱ専用メンテナンスパッケージと言う保証サービスです。

オリンパスオーナーズケアプラス E-M1 Mark Ⅱ専用メンテナンスパッケージの詳しい説明はこちら

 

 

メーカー保証の延長やカメラボディのメンテナンスなど様々なサービスを受けられるのですが、加入にはフォトパスプレミア会員で21600円と高額なお金がかかるためなかなか購入に一歩踏み出すことができなかったのです。

しかし、この先のE-M1 Mark Ⅱを使い続けるつもりだし、このカメラ自体にとても愛着があるので意を決して加入しました。

先日、一年目の定期診断を受けましたが細かいところまで丁寧に診断してくれて、さらに無料で修理してくれたりととても満足しています。

 

 

まとめ

1年間で感じた事思ったことはまだまだありますが、語り続けたら終わりそうにないので今回は10つだけに止めておきました。

色々と語りましたがただ一つ言えることは、1年たった今でも購入時と変わらずE-M1 Mark Ⅱを気に入っているということです。

今後もE-M1 Mark Ⅱにはお世話になりそうです。

 

 

 

 

 

 

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E-M-W

関西を拠点に活動するブロガー・写真家。2013年から本格的にカメラ撮影を開始し、2016年にE-M-Wonderfulを立ち上げる。撮影だけでなく写真・動画編集が大好きでたくさんのアプリを所有し最新の情報を発信しています。

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