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E-M1 Mark Ⅱを1ヶ月使用して感じた、良い点と悪い点

こんにちは、E-M-Wです。

E-M1 Mark Ⅱを購入してから、かれこれ一ヶ月の月日が経ちました。

以前当ブログで「E-M1 Mark Ⅱを購入から一週間使用して感じた、5つの良い点」という記事を書きましたが、さすがに一ヶ月間使用していると新たに良いと感じた点や、逆に悪いと感じた点も多々あります。

なので、今回はE-M1 Mark Ⅱの良いと感じた点だけでなく、悪いと感じた点も書いていきたいと思います。

良いと感じた点

  1. E-M1と比べ、動体撮影が楽しくなった
  2. 手振れ補正が更に強力になった
  3. 長秒ノイズが軽減された
  4. シャッターショックが軽減された
  5. バッテリーが長持ち、バッテリーの残量%表示が便利

の5つの良い点については、「E-M1 Mark Ⅱを購入から一週間使用して感じた、5つの良い点」という記事で解説しています。

 

 

静音モードがパワーアップ

E-M1(Ver4.0から使用可能)でも使用できた静音モードですが、E-M1 Mark Ⅱではさらに進化しました。

E-M1では、電子シャッター時のシャッタースピードが最高1/16000秒でしたが、E-M1 Mark Ⅱでは最高1/32000秒になりました。 1/32000秒という超高速シャッターが使えるので、晴れた日に「M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO」など大口径単焦点レンズでも絞り開放で撮影することが可能でした。

また、電子シャッターで動くものを撮影すると画像に歪みが生じるというのは有名な話ですがご安心ください。 E-M1 Mark Ⅱの電子シャッターは改良され歪みが軽減されているので動体撮影でも問題なく使用できるようになっています。

ただし、静音モードと言う名の通り、シャッター音が一切しないのでシャッターを切った感じがなく慣れていない自分にとっては少し違和感を感じます。

なので、電子シャッター時に擬似的なシャッター音を鳴らすことができるようにファームウェアアップデートされたらいいなと個人的には思います。

バリアングルモニターが意外に使いやすい

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実はE-M1 Mark Ⅱにバリアングルモニターが採用されることには否定的でした。
それは、バリアングルモニターだと耐久性の不安と可動させるとレンズの光軸線状からずれるというデメリットがあるからです。

しかし、実際に使用してみると、E-M1で採用されているチルト液晶では不可能だった縦位置のローアングル撮影がやりやすいなどメリットがあり今ではとても使いやすいと感じています。

はじめは光軸上にモニターがないことに違和感がありましたが、今では全く違和感なく使用できています。 様は慣れということですね。

悪いと感じた点

充電ランプの点滅が眩しい

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E-M1 Mark ⅡのバッテリーはBLH-1に変更され、それに伴い充電器もBCH-1と言う新しいものに変更されました。

そして、E-M1の充電器(BCN-1)では充電時間に約4時間かかったのですが、E-M1 Mark Ⅱは充電時間が半分の約2時間で済むようになりとても良い変更だと思います。

しかしこの充電器「BLH-1」には致命的な欠点があります。 それは、充電ランプの点滅が異様に眩しいことです。

E-M1の充電器は充電中はランプが橙に点灯、充電完了でランプが緑に点灯という仕様でした。

このBCH−1は充電中、容量が50%未満の場合は橙が1秒間に1回点滅、50%以上80%未満は橙が1秒間に2回点滅、80%以上100%未満は橙が1秒間に3回点滅、と言う具合に変化していく仕様です。 そして、その点滅が目くらましの如く異常に眩しいのです。

一度枕元で充電したことがありますが、激しく眩しい点滅で安眠を妨げられたのでそれ以来枕元では絶対に充電しなくなりました。

スモールAFターゲットがなくなった

E-M1にはスモールAFターゲットと言う通常のAFターゲットよりAF枠が小さいモードが存在しました。 これを使えば通常のAFターゲットよりも細かなポイントにピントを合わせることができました。

しかし、このスモールAFターゲットはE-M1 Mark Ⅱから残念ながら廃止されてしまいました。

E-M1 Mark ⅡのAFターゲットのサイズがE-M1より小さくなったので必要ないとOLYMPUSが判断したため無くなったようですが、この一ヶ月の間に細かなポイントにピントを合わせようとAFをするとピントが抜けて別のポイントにピントが合うことが何度かありました。

スモールAFターゲットがないと不便なのでファームウェアアップデートで追加してもらいたいと強く思います。

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上の写真はE-M1の通常時のAFターゲットの大きさです。

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上の写真はE-M1 Mark ⅡAFターゲットの大きさです。比較するとE-M1 Mark ⅡAFターゲットの方がサイズが小さくなっています。

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上の写真はE-M1のスモールAFターゲットです。 E-M1 Mark ⅡAFターゲットよりこちらの方がさらに小さくなっています。

2018/3/4追記

2018年2月28日にリリースされたファームウェアVer2.0で遂にスモールターゲットAFが復活しました。

 

EVFの色味が緑がかっている

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これは個体差なのかわかりませんが、自分のE-M1 Mark ⅡのEVFの色味は緑がかっているように感じます。

応急処置として、設定にあるEVF調整で色味の項目を+2に調整しています。

このEVFの色味は個体差なのか仕様なのか今後家電量販店などの試遊機と比較してみたいと思っています。

2017年5月9日追記

E-M1 Mark ⅡをVer1.2にアップデートすると、このEVF緑被り問題はなんと解決しました。

詳しい内容はこちらの記事に書いています。

 

マイセット(カスタムモード)の数が減ってしまった

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E-M1には登録できるマイセットが4つでしたが、E-M1 Mark Ⅱでは残念ながら登録できるマイセットが3つに減ってしまいました。

ただ、この点に関してはマイセットバックアップをうまく活用すれば解決することができます。

詳しくはこちらの記事を参考にしてみてください。

E-M1とE-M1 Mark Ⅱでは、SDカードの入れる向きとfnレバーの動作が逆になる

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上の写真はE-M1SDカードスロットで、SDカードはラベル面を前面に向けて挿入しています。

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上の写真はE-M1 Mark ⅡSDカードスロットで、SDカードはラベル面を背面に向けて挿入しています。

このようにE-M1とE-M1 Mark Ⅱとでは、SDカードの入れる向きが逆になっています。

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上の写真はE-M1fnレバーです。レバーの位置が右にあり、レバーを上げると1を選択し、下げると2を選択します。

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上の写真はE-M1 Mark Ⅱfnレバーです。レバーの位置が左にあり、レバーを下げると1を選択し、上げると2を選択します。

このようにE-M1E-M1 Mark ⅡではSDカードの入れる向きとfnレバーの動作が逆になってしまいます。

 自分のようにE-M1を使い慣れたユーザーにとってはこの変更は紛らわしく、sdカードを入れる向きを間違いそうになったり、撮影中fnレバーが1になっているのか2になっているのか混乱することがあります。

最後に

一ヶ月使用したらさすがに悪いと感じる点もありますが、E-M1 Mark Ⅱの総合的な満足度は高いままです。

今回書いた不満点は今後行われるであろうファームウェアアップデートで可能であれば解消されることを願います。

E-M1 Mark Ⅱを1年間使って感じたこと、思ったことの記事はこちら

 

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E-M-W

関西を拠点に活動するブロガー・写真家。2013年から本格的にカメラ撮影を開始し、2016年にE-M-Wonderfulを立ち上げる。撮影だけでなく写真・動画編集が大好きでたくさんのアプリを所有し最新の情報を発信しています。

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