初心者でもわかる、RAW現像って何?~RAW現像のススメ~ - E-M-Wonderful

初心者でもわかる、RAW現像って何?~RAW現像のススメ~

      2017/03/19

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こんにちは、E-M-Wです。

皆さんは旅行などで撮った写真を家で見返したときにこんな経験はありませんか?

  • 綺麗な風景を撮影したが、撮った写真を見ると思っていたより綺麗に撮れていなかった。
  • 撮った写真がイメージより暗いor明るい。
  • 写真が傾いている。
  • ホワイトバランスの設定ミスで色がおかしい。

など、その他いろいろ残念な思いをしたことがあると思います。

そんな失敗写真の補正や写真のクオリティーを上げたい時にはRAW現像を行うことをお勧めします。

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RAW現像とは?

まずは一般的な写真のデータ形式であるjpegとRAWの違いについて簡単に説明していきましょう。

保存形式をjpegに設定したデジタルカメラでシャッターを切ると、カメラが最適と判断した明るさや色などに調整してメモリーカードに保存されます。

なので、jpegとは完成した写真ということになります。

それに対して、保存形式をRAW(メーカーによって拡張子は異なる)に設定したデジタルカメラでシャッターを切っても、jpeg時に行われたカメラ内での調整は行われずメモリーカードに保存されます。

なので、RAWデータとは写真として完成していないデータということになります。 そして、RAWデータは写真として完成していないデータのため、PCなどで普通にファイルを開くことができません

そんな写真として完成していないRAWデータをPCで扱うためにはRAW現像ソフトが必要になります。

 

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そして、未完成のデータ(RAWデータ)をRAW現像ソフトを使い、自分で明るさや色などを調整して写真として完成させることをRAW現像と言います。

ちなみにこちらの記事でもRAWデータについて解説しています。

 

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RAW現像でできること

では、RAW現像ソフトを使用すればどのような調整ができるのか、写真を使って説明していきます。

今回RAW現象に使用するソフトウェアはAdobe photoShop Lightroomです。

 

 

ソフトによって調整できる項目の種類や調整できる項目の名称は変わる場合があります。 なので、今回はほとんどのソフトで共通の基本的な部分だけ解説していきます。

露出補正

上の写真は、いわゆる露出がアンダー(暗い)な写真です。 作品の意図であえてアンダーにする場合もありますが、この写真の場合は明らかに失敗写真です。

このように暗すぎる写真を明るくしたり、逆に明るすぎる写真を暗くする際は露光量(明るさ)のパラメーターを調整することで補正できます。

先ほどの暗かった写真も露光量(明るさ)のパラメーターを+1.5上げたら、上の写真のようになりました。 どちらの写真が良いかは一目瞭然ですね。

露光量は全体的な明るさを補正することができますが、シャドウ部分やハイライト部分だけ明るさを調節することも可能です。

色の補正

上の写真は、とてもいい天気で綺麗な青空だったので写真を撮ったのですが家の帰ってみると思ったより空は青く写っていませんでした。

写真の色の鮮やかさが足りない、もしくは鮮やかさを抑えたい場合などは彩度のパラメーターを調整することで補正できます。

先ほどの写真に彩度のパラメーターを+50に上げたのが、上の写真です。 先ほどよりの空や木々が鮮やかになり良くなったと思います。

ちなみにRAW現像ソフトの種類によっては、空だけを鮮やかにするなど部分的な補正をすることができます。

ホワイトバランス

上の写真はパンケーキを撮ったのですが、店内の照明が強い電球色だったため不自然な色味になってしまいました。

このように色の偏りを補正したい場合は、ホワイトバランスのパラメーターを調整することで補正することができます。

先ほどの写真のホワイトバランスをタングステン-白熱灯に変更したのが上の写真です。 色の偏りが補正され、自然な色味になりました。

ちなみにホワイトバランスの調整は、昼光・曇天・蛍光灯・タングステン-白熱灯・蛍光灯などプリセットを使用するだけでなく、自分で色温度・色かぶりの数値を手動で調整することも可能です。

傾きの補正

上の写真のように傾いている写真は角度を調整することによって補正することができます。

傾きが補正され水平垂直な写真になりました。今回の例とは逆に意図的に写真を傾ける場合にもこの補正を使用することができます。

ただし、この補正はトリミングしているのと同じなので、極端に傾いた写真を補正すると元も写真よりサイズが小さくなるので注意してください。

最後に

今回は、基本的な補正を抜粋して説明しましたが、この他にもシャープネスの調整・ノイズ軽減・レンズ補正・カメラプロファイル・ごみ取り・トーンカーブ・フィルターの適用など様々な補正ができます。

RAW現像初心者の方は初めから全ての機能を使おうとせず、今回解説した基本的な補正だけ行い、少しずつ機能を試して覚えていくと良いと思います。

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