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FUJIFILM X-T2体験イベントで実際に触ってきました

こんにちは、E-M-Wです。

以前FUJIFILMから2016年9月に発売予定のX-T2について調べてみました。

 

 

今回は、X-T2を実際に触ってみるために、X-T2新製品体験イベントに行ってきました。

X-T2体験イベントの詳細

東京、大阪、名古屋、札幌、福岡、広島、仙台の全国7か所で開催されるイベントで、発売前のX-T2の実機を試用出来る「タッチ&トライ」と「人気写真家によるスペシャルトークショー」と「クイックメンテナンス」が行われます。

「タッチ&トライ」の会場

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まず会場に入って一番に目に入ってくるのは、プロカメラマンの方々がX-T2で撮影した写真の数々です。

その中の一枚に星景写真があり、ノイズもほとんどなくとても綺麗だったのでスタッフの方にこの写真について聞いた所「この写真はiso6400で撮影したのですよ」と言われ、とても驚きました。

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更にX-T2を分解したものがショーケースに展示されていました。 こういうものは普段見ることはできないので貴重ですね。 20160807 P8070033 1024x682 - FUJIFILM X-T2体験イベントで実際に触ってきました

このような、防塵防滴のイメージをした水滴のついたモデルも展示されていました。

「タッチ&トライ」でX-T2実機を触ってみる、質問してみる

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いよいよX-T2の実機を触ってみて、気になることをスタッフの方に質問してみます。 しかし、ここからは実機の写真はなく、ただただ文章のみの感想になります。 X-T2を触るのに夢中になりすぎて、実機の写真を撮り忘れてしまったためです。

外観

マグネシウム合金を使ったボディは高級感もあり、ダイヤル類もメカメカしい雰囲気でとてもカッコ良かったです。

ブラックのボディはとてもかっこいいのですが、X-T1ではブラックの他にもグラファイトシルバーというカラーのモデルもありましたね。

そこで、スタッフの方に「グラファイトシルバーは発売予定はありますか?」と質問したところ、「皆様からもグラファイトシルバーを要望する声が多いので、検討中です。」との回答でした。

グリップのホールド感

ノーマル状態でもホールド感は良いですが、大口径望遠レンズを装着すると少し不安な感じがします。 大口径望遠レンズを使用する際は、別売りのハンドグリップやパワー・ブースター・グリップを装着しましょう。

AF

FUJIFILMのカメラはAFが遅いと聞いたことがありますがそれは昔のことのようです、このX−T2はとても素早く正確にピントを合わせてくれました。

高感度ノイズ

今回のタッチ&トライで撮影した写真データの持ち帰りは禁止だったので、スタッフの方に高感度ノイズについて聞いてみました。

「今回このX-T2は画素数が先代のX-T1の1630万画素から2430万画素に向上していますが高感度ノイズはどうですか?」と質問したところ「確かに画素数は上がりましたがX-T1より高感度性能は向上しています、なので常用感度もX-T1はiso6400までだったのがX-T2はiso12800までになっています。」との回答でした。

3方向チルト液晶

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普通のチルト液晶と言ったら横位置でしか使えませんが、これは縦位置でもチルトすることができます、個人的にはバリアングル液晶よりもこちらの方が好みですね。

頻繁には使わない機能ですが、他のメーカーのカメラにも搭載されて欲しいですね。

防塵防滴

これも実際に水をかけて試すことはできないので、スタッフの方に聞いてみました。「このX-T2の防塵防滴ですが、水をジャブジャブかけても大丈夫ですか?」と質問したところ「さすがにジャブジャブ水をかけるのはまずいですね、軽い雨なら全然大丈夫です。」との回答でした。

パワー・ブースター・グリップ

パワー・ブースター・グリップには、バッテリーを2個収納でき、撮影枚数が通常時約340枚から約1000枚に増加します。さらに防塵防滴にも対応しています。

またX−T2には「BOOSTモード」という設定があり、これを使うとAF速度やEVFフレームレートが向上します。 さらに、このパワー・ブースター・グリップを装着時にブーストモードを使用すると、連写性能や、撮影間隔、レリーズタイムラグ、ブラックアウト時間など、様々な性能がアップします。

動体撮影メインの人にはこのパワー・ブースター・グリップは必須アイテムですね。 ただ、お値段が30000円以上するのが難点ですね。

連写性能をテスト

今回、X-T2+ XF18-55mmF2.8-4+パワー・ブースター・グリップの組み合わせで「BOOSTモード」を使い、簡単にですが連写性能をテストしてみました。 ちなみにこのX-T2のカードスロットには東芝のSDHCカードで読み出し260MB/s、書き込み240MB/s UHS-II対応のものが一枚に挿してありました。

このX-T2を使い、バッファーメモリーがいっぱいになるまで連写をして何枚撮れるのか、何秒間連写できるのかを計りました。

結果、JPEG FINEでは撮影枚数が約90枚で約9.5秒間連写できました。

RAWでは撮影枚数が約30枚で約3.1秒間連写できました。

JPEG+RAWでは撮影枚数が約25枚で約2.8秒間連写できました。

ただし、これは厳密なテストを行った結果ではなく簡単なテストの結果なので、あまり参考にはしないでください。

起動時間

電源Onにしてからの起動時間はカタログに0.3秒と記載されています、実際に試してみましたが確かに素早く起動するという印象を受けました。

ただ1つ気になる点があり、普通に電源off→電源Onは素早く起動するのですが電源off→電源On→すぐに電源off→すぐに電源Onという動作をすると2回目の電源On後5、6秒ほど画面が真っ暗で起動に時間がかかってしまいました。

スタッフの方にこの事を説明したところ「このタッチ&トライで使っているのはxt-2の試作機であり製品版ではありません。 なので製品版ではこの症状は直っているかもしれません。」との回答でした。

製品版でこの症状が治っているのか少し不安ですね。

他社のデジタル一眼レフやミラーレスカメラと比べて、このX-T2の優れている点

「他社のデジタル一眼レフやミラーレスカメラと比べて、このX-T2の優れている点は何ですか?」 と質問したところ「デジタル一眼レフにはデジタル一眼レフの良さがあるため単純には比較できませんが、FUJIFILMのカメラは、フィルムシミュレーションなど色にこだわっています。 なので、色へのこだわりは他社に負けていません。」との回答でした。

まとめ

自分は今までFUJIFILMのカメラを使用したことはありませんでしたが、このX−T2を試用してみて虜になってしまいました。

FUJIFILMユーザーはもちろん、他のメーカーのカメラをお使いの方も気にいること間違いなしです。

皆さんも是非X-T2体験イベントもしくはFUJIFILMのショールームでこのX-T2を触ってみてくださいね。

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