Skylum社から新しいポートレートソフトウェアのAperty(アパティ)が発売されました。
この記事ではApertyの機能や使い方・価格や購入方法を詳しく紹介し、最新情報がわかり次第随時更新していきます。
Contents
Apertyとは
Apertyはポートレート写真専用の編集ソフトで、AIによるレタッチの自動化と直感的な操作で誰でも短時間で簡単にプロフェッショナルな写真補正が行えるのが特徴です。
同社のLuminar Neoにもポートレート編集機能は備わっていますが、Apertyはプロフォトグラファーのジュリア・トロッティと共同開発することにより、肌をより美しくなめらかにする機能やアイライナーやチークを追加できるメイクアップ機能・顔のパーツの形や位置を整えるリシェイプ機能などを搭載しこれまでにない高度で正確なポートレート編集が可能です。
発売日は2024年11月7日、WindowsとmacOSに対応するデスクトップPC専用アプリケーションで、価格は定額プランと永続プランの2種類から選べます。
またLightroom Classic・Photoshopで使用可能なプラグイン版もリリースされています
Aperty セール情報
Apertyのスプリングセール開催中、年間ライセンスも永久ライセンスも50%OFF!!
- Aperty/ 1年間:通常価格 29980円→セール価格 14990円
- Aperty/永久ライセンス:通常価格 59980円→セール価格 29980円
\50%OFF(~3/31)/
Apertyの機能
Apertyにはポートレート編集に特化した機能が数多く備わっています。その中から代表的な機能を紹介します。
エッセンシャルツール
エッセンシャルツールは写真編集で最初に行う一般的な補正機能が収録されています。
画面上のツールバーのビューにあるヒストグラムを表示するとより正確に補正を行うことができます。
エッセンシャルツールの内容
- 現像・トーンカーブ・カラー・白黒・シャープ化・詳細・縁取り・ノイズ削減
レタッチツール
レタッチツールは被写体の見た目をより美しく完璧に仕上げるための修正機能が収録されています。
Photoshopなど一般的な編集ソフトでポートレートレタッチを行うにはまず修正範囲をマスクしたり複数のレイヤーを作成するなどの過程が必要ですが、Apertyの場合はAIが被写体の顔のパーツを自動で認識してくれるのであとはスライダーを動かして効果の強弱を決めるだけで簡単にポートレートレタッチが完成します。
レタッチツールの内容
- 肌のシミ:肌のシミやそばかすを除去
- 顔(肌):肌のなめらかさや肌のトーンの統一、顔の明るさを補正
- 目:瞳の色を変える・フレア効果・瞳に輝きを与える
- 口:歯を白くする・歯を明るくする
- メイク:チーク・ハイライト・アイライナーを追加、唇の色を補正
肌のシミ


肌のシミ補正はスライダーを動かすだけで被写体の顔からシミやそばかすを一つ残らず消す機能です。
作例はわかりやすくするために効果の数値を最大で適用していますが、肌がツルツルで不自然すぎる場合、効果を弱めて少し残るように補正すると良いでしょう。
メイク補正


メイク補正はこれまでの写真編集ソフトにはない個性的な機能で被写体に対してチークやアイライナーを加えられます。
チークは頬や鼻に追加でき、チークの量だけでなく幅や位置もスライダーを動かすだけで簡単に編集できます。
肌のトーン調整
Apertyは正確に人物の肌を認識することで肌の色調を部分的に変更や肌の赤みの除去や肌全体の色味の統一が可能です。
リシェイプツール
リシェイプツールは被写体のパーツの大きさや形状をスライダーを動かすだけの簡単操作で変化させられる機能です。
この機能もAIが被写体を認識するので難しい操作は不要で、複数の人が写っているポートレート写真の場合人物ごとに別の補正を行えます。
リシェイプツールの内容
- 顔:顔の大きさを修正
- 目:目の大きさ・まゆの形や位置、長さを修正
- 鼻:鼻の形や位置を修正
- 口:唇の形を修正
- ボディ:体型を修正


クリエイティブツール
クリエイティブツールはポートレート写真をより際立たせるエフェクトを追加できる機能です。
クリエイティブツールの内容
- ライトコントロール:光源を追加し様々な角度や色で照らすことができる
- ポートレートボケ:背景を自然にぼかす機能
- LUTs:LUTを適用し、写真の色を変化させる
- フィルム粒子:フィルムノイズを付与する効果
- ビネット:周辺減光効果
- ハイキー:ハイキーな写真に仕上げる
ポートレートボケ
ボケ効果を使用すれば、大口径の単焦点レンズを使用しなくてもそれに匹敵する自然なボケ効果を与え、被写体がより際立った立体感のあるポートレート写真の補正します。
プリセット
オリジナル画像
プリセット「Color by Julia Trotti/Sunlit Glow」
プリセット「スタイル/レトロフェード」
プリセット「白黒/ヴィンテージスレート」
Apertyのプリセットはカラー・クリエイティブ・レタッチの3つのカテゴリーに分かれておりその中に11種類50個以上収録されています。
特におすすめなのはジュリア・トロッティ氏が作成したプリセットで、ワンクリックするだけで一般的なポートレート写真が一瞬でプロ顔負けの美しいポートレート写真に変化します。
収録されているプリセットを調整したり自分で新しいプリセットを作成し、ユーザープリセットに保存もできます。
収録されているプリセット一覧
- Colors by Julia Trotti:Sunlit Glow・Soft Blush・ゴールデンアワー・Ocean Breeze・Pure Light
- ベーシック:補正・コールド・コントラスト・マット・暖かさ
- 白黒:クラシックノワール・アーバングリット・タイムレスチャコール・モノクロームドリーム・ヴィンテージスレート
- スタイル・ムーディーな深み・色褪せたエレガンス・ウォームグレイン・レトロフェード・シネマティックグロー
- Creative by Julia Trotti:Whispered Hues・Vintage Film・Enchanted Mist・Stellar Bokeh・Golden Haze
- レトロ:Crisp 200・Portside 400・Ektra Glow・Golden Hour 200・Haze 400
- ライフスタイル:パーティー・アウトドア・ラブストーリー・ファッション
- シネマ的:アーバンチル・サンライトフレーム・ミスティックレンズ・エーテルドリーム・シネマグロー
- Retouch by Julia Trotti:Flawless Skin・Natural Radiance・Golden Veil・Amber Soft・Tangerine Glow
- クローズアップ:ディテールマジック・ファインテクスチャ・ピュアゲイズ・暖かいディテール・ファインフォーカス
- メイク:ビューティー・レッドリップス・ソフト・男性・コントラスト
バッチレタッチ処理
バッチレタッチ処理は複数のポートレート写真に補正内容をまとめにして適用し、編集結果を統一できる機能です。
同じシチュエーションで撮影したポートレート写真を一枚一枚編集するよりも遥かに効率的で時間短縮にも役立ちます。
Apertyの価格
ApertyはSkylum公式サイトでのみ購入可能で、販売の形態はサブスクリプションプランと永久ライセンスプランとプラグインプランの3種類です。
サブスクリプションプランは年間払いで契約期間中は常に最新のバージョンにアップデート可能です。
永久ライセンスプランは一度購入すれば一生涯使用できるのが特徴ですが、無料アップデートは購入から1年間でそれ以降アップデートするには別途費用を支払わなければなりません。
Lightroom Classic・Photoshopの拡張機能としてApertyを使用する場合、プラグインバージョンの購入をお勧めします。
またビジネスで使用する場合はSkylum社に直接問い合わせることでチーム向けのプランに加入も可能です。
Apertyの価格
- 年間プラン:29800円(月/2480円)
- 永久ライセンスプラン:59980円
- Apertyプラグイン:9980円
- チーム向けプラン:契約は要問い合わせ
\14日間全額返金対応/

Apertyがクーポンコード使用で10%OFFに
Skylum社から当ブログ限定のAperty割引クーポンが配布されました。
注文画面のプロモーションコード入力欄に下記のクーポンを入力する事で価格が10%OFFになります。
10%OFFクーポン:EMWNEO10
なお、セール時でも割引クーポンの使用は可能です。

Apertyの購入方法
記事を書くにあたってApertyを実際に購入し、支払いまでの手順を解説していきます。
Aperty 公式サイトにアクセスし、今すぐ購入するをクリック。
注文の手順
- メールアドレスを入力
- 支払い方法を選択(クレジットカード・Apple Pay・Google Pay・PayPal)
- 支払いに必要な情報を入力
- 利用規約とプライバシーポリシーに同意にチェック
- お支払いボタンをクリック
これで支払いが完了し、入力したメールアドレス宛にApertyの領収書が送られてくれば購入は無事完了です。
Apertyの良くある質問
Apertyに関する質問をまとめてみました。
Apertyの発売日は?
Apertyは2024年11月7日に発売されました。
Apertyの発売日は2024年9月と公表されていますが、正確な発売日は不明です。
情報が入り次第ブログでご紹介します。
Apertyと Luminar Neoの違いは?
Luminar Neoはあらゆる被写体に対応するオールインワンの写真編集ソフトでApertyはポートレートに特化した写真編集ソフトです。
Luminar Neoでも他社の写真編集ソフトよりもポートレート編集機能はたくさん備わっていますが、Apertyを使用した方がより美しくポートレート写真を仕上げることができさらに作業効率も向上します。
Apertyを購入するかLuminar Neoを購入するか、もしくは両方購入するか迷った場合は自分自身がどれだけの頻度でポートレート撮影をするかを考えてください。
- 主にポートレートを撮影する人:Apertyがおすすめ
- ポートレートを全く撮影しない人: Luminar Neoがおすすめ
- ポートレートだけでなくそれ以外の被写体も撮影する人は Luminar NeoとApertyの併用がおすすめ
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Luminar Neoとは|価格・主な機能や使い方・最新情報を徹底解説【2025年版】
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Apertyの無料体験版の入手方法
Apertyを無料で体験するには7日間の無料体験もしくは14日間の全額返金制度を利用します。
7日間の無料体験の始めるには公式サイトの7日間の無料トライアルを開始ボタンをクリックし、メールアドレスや支払い方法を入力し、無料試用を開始するをクリックで完了です。
クレジット情報を入力しますが無料期間中は請求されないのでご安心ください。
無料体験期間は7日間ですが、購入後、万が一ソフトがうまく動作しなかったり機能面で満足しなかった場合は14日以内であれば、全額返金制度が設けられているのでそちらを利用してください。
Apertyの無料体験版は現在ありません。
しかし、Skylum社の他のソフトには無料体験版や無料体験期間が存在するため、発売以降無料体験版がリリースされる可能性は大いにあります。
無料体験版のリリースが分かり次第紹介します。
Apertyのまとめ
Apertyはポートレート編集に特化した機能が多数収録されており、他の現像ソフトだけでは出来ないより高度な写真編集が可能です。
LightroomやLuminar Neoなどの編集ソフトを使用しているユーザーも是非一度試してみてください。
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Luminar Neoとは|価格・主な機能や使い方・最新情報を徹底解説【2025年版】
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編集機能が豊富にありリリースされた時点で完成度も高いソフトですが、アップデートで新機能の追加や操作性の向上も予定されているので今後も目が離せませんね。