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Luminar 4.1.0がリリースされました(パフォーマンスの大幅な改善・AI スカイ リプレースメント強化など)

こんにちは、E-M-Wです。

2020年1月8日、Luminar 4の最新バージョン4.1.0がリリースされました。

Luminar4のバージョン4.1.0の内容

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バージョン4.1.0の中から特に注目すべき改善点をご紹介します。

AI スカイ リプレースメントの新しい調整項目「霧がかかった大気」

AIスカイリプレースメントツールの詳細設定を開くだけで、最もリアルなスカイリプレースメントを取得できます。新しいAtmospheric Hazeスライダーは、置き換えられた空と画像の前景の光のバランスを調整するのに最適です。完全にバランスのとれた画像を得るには、この新しいスライダーを空の温度と空の露出とともに使用します。空の置換が飽和している場合、または明るさが前景と一致しない場合は、大気のかすみをお勧めします。

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バージョン4.1.0のAI スカイ・リプレースメントには「霧がかかった大気」という新しい編集項目が追加されました。

この機能はAI スカイ・リプレースメントで置き換えた空の霧がかかったように霞ませることができるというものです。

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上の画像のスライダーを右に動かすと「霧がかかった大気」の数値を80にした画像に変化します。

この機能を使えば、置き換えた空をこれまで以上に自然になじませることができるようになります。

新しい消去ツールテクノロジー

気を散らすものや不要なオブジェクトを写真から簡単に削除できます。消去ツールは、正確なオブジェクトの削除にまったく新しいテクノロジーを使用しています。複雑な背景でも、複雑なグラデーションの背景でも、特に写真のセンサーダストスポットで非常にうまく機能します。不要なピクセルを削除するのはこれまでになく簡単になりました...写真で気になったことがあれば、それを取り除くだけです!

パフォーマンスと安定性の向上

パフォーマンスを微調整してくれたLuminarユーザーに感謝します。クラッシュまたは予期しない結果につながる可能性のある53個のバグを修正しました。また、メモリ管理、ユーザーエクスペリエンス(UX)、および安定性に17の改善を加え、Luminarをさらに改善しました。

Luminar 4は動作が重いと散々言われていましたが、今回のアップデートでパフォーマンスと安定性が大幅に向上しています。

4.1.0にバージョンアップしてまだ少ししか使っていませんが、以前のバージョン4.0.0と比べて写真編集でもライブラリでも動作が劇的に軽くなっていると感じました。

アップデートというよりもリボーン(生まれ変わった)といった方が良いかもしれません。

AI スカイ リプレースメントなど高度な機能に関してはまだ少し重く感じますが、これは自身の環境(PC性能)によるものだと思われます。

ポートレートエンハンサーツールの改善

ポートレートエンハンサーツールは、グループや環境のポートレートなどの小さな顔の画像など、さらに多くの画像で使用できるようになりました。小さい顔は、従来のポートレート用の同じ素晴らしいツールで調整できるようになりました。画像に顔がない場合(または、顔が小さすぎて検出できない場合)、Portrait Enhancerツールは無効になります。

Luminar 4に追加された新機能の一つ「ポートレートエンハンサー」ツールもバージョン4.1.0で更にパワーアップしています。

4.0.0では認識しなかった写真内の小さな顔や複数人の写真などでもしっかりと被写体を認識するようになっています。

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上の写真のスライダーを右に動かすとバージョン4.1.0のポートレートエンハンサーを適用した画像に変化します

上の写真はLuminar 4.0.0のポートレートエンハンサーの調整スライダーを動かしても被写体に一切変化が表れませんでしたが、Luminar4.1.0ではこの通り見事に効果が適用され画像が変化しています。

バージョン4.0.0ではポートレートエンハンサーを適用できなかった写真がある方は、バージョン4.1.0にアップデートして一度試して見て下さい。

またそれ以外にも、検出できないほど顔が小さい写真やそもそも人が写っていない写真などでポートレートエンハンサーを使用しようとすると、機能自体が動作しないようにも変更されています。

調整量スライダー

調整を少しだけ中止する必要がありますか?調整量スライダーは、ツールを元の画像とブレンドするのに最適なオプションです。いくつかのツールを再編集する必要はなく、レイヤーツールに切り替えて、調整量スライダーをダイヤルバックします。すべての画像レイヤーと調整レイヤーにこのコントロールがありますが、画像レイヤーにも従来の不透明度コントロールを使用できます。このスライダーは、レンズ補正、スリムフェイス、拡大目などの影響を受けない変換オプションを除くすべてのツールで機能します。

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レイヤーに「調整値」という新たなパラメーターが追加されました。

この調整値を下げることで、そのレイヤーに適用されているフィルター効果を全てまとめて弱めることができます。

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複数枚の調整レイヤーを使って編集していたり、画像を少しだけ調整する際に便利な機能ですね。

Photoshop 2020の完全サポート

Photoshop 2020の完全サポート。Luminar4はPhotoshop 2020のプラグインとして完全に互換性があります。スマートオブジェクトでスマートフィルターとして使用することもできます。

拡張ユーザーマニュアル

拡張ユーザーマニュアル。 https://manual.skylum.comの包括的なユーザーマニュアルをご覧ください。マニュアルの上部にある検索ボックスで回答を簡単に検索したり、さまざまなトピックを調べたりできます。必要に応じてPDFをダウンロードすることもできます。英語版のマニュアルは準備が整い、さらに多くの言語がまもなく公開されます。

現在、Luminar 4のマニュアルは英語版しかありませんが近々多くの言語に対応したマニュアルがリリースされるようで、もちろん日本語のマニュアルも用意されるようです。

これまで英語が苦手でLuminar 4を使うが億劫だった人たちも安心してLuminar 4を使用できるようになりますね。

最後に

私はLuminar 2018から愛用していますが、今回のアップデートはこれまでで一番感動したアップデートだと思います。

国内外のフォーラムでLuminar 4の動作の重さなどが指摘されていましたが、それらの声にしっかりと耳を傾け、このような大幅なパフォーマンスの向上、改善を行ってくれたことにはとても良いことですね。

まだ気が早いですが、次回のアップデートも期待しています。

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E-M-W

関西を拠点に活動するブロガー・写真家。2013年から本格的にカメラ撮影を開始し、2016年にE-M-Wonderfulを立ち上げる。撮影だけでなく写真・動画編集が大好きでたくさんのアプリを所有し最新の情報を発信しています。

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