MING THEINにロビンウォン氏が、E-M1Xで野鳥撮影を行った際のレビューが掲載されています。
内容を抜粋
- 今回撮影で使用した機材は、OM-D E-M1XとM.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PROまたは、M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROを使用しています。 また一部の写真は、テレコンバーターMC-14を使用しています。
- 鳥のポートレートを撮るのではなく飛ぶ瞬間のような印象的なシーンを捉えると良い結果を得ることができる。そんな鳥の撮影で非常に便利な機能がシャッターボタンを半押しすると画像をバッファに一時的に保存し続けるプロキャプチャーモードです。 プロキャプチャーモードを使うと0.5秒遅れたとしても瞬間を捉えることができます。
- シャッターショックは多くのカメラに存在する一般的な問題で、焦点距離の長いレンズ撮影する際誇張される可能性があります。 焦点距離の長いレンズ撮影する際は、電子先幕シャッターを持ちいた「低振動撮影」を有効にしておくことをお勧めします。 低振動撮影は理論上シャッターショックを排除することができ、私はすべてのOM-Dシリーズでデフォルト設定です。
- マイクロフォーサーズは高感度撮影があまり得意ではないが、5軸手ぶれ補正によってiso感度を上げる必要がなくなります。 多くの野鳥撮影家はシャッタースピードを1/200以上で保っています、これはは鳥が動く為です。 しかし、全く動かない場合もあり、その際E-M1Xの強力な手ぶれ補正を使用することで1/20秒で手持ち撮影することができました。 ただしこれは、動かない場合であり、飛んでいる鳥や動いている鳥を撮影するには早いシャッタースピードが必要です。
- 鳥の撮影でマイクロフォーサーズカメラを使用する最大のメリットは三脚や一脚を使用する必要がなく撮影の機動力が上がることです。三脚は安定性を得ることができますが、もし鳥が自分の後ろにいたらどうすることもできません。 M.Zuiko 300mm F4 IS PROと40-150mm F2.8 PROレンズの重さをさらに軽くするために三脚座を外しておきましょう。それぞれ205gと120gの軽量化になります。
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