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OLYMPUS OM-D E-M1 Mark Ⅱのサブカメラを検討する

こんにちは、E-M-Wです。

私は現在、OLYMPUSのミラーレス一眼カメラのフラグシップモデルOLYMPUS OM-D E-M1 Mark Ⅱを愛用しています。

このカメラの機能・性能にも満足していますが、現在サブカメラの購入を検討しています。

E-M1 Mark Ⅱのサブカメラを検討する理由

私は主にOLYMPUSのM.ZUIKO PROシリーズのレンズをE-M1 Mark Ⅱに装着して使用しています。

ちなみに私が所有しているProレンズは、

  • M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO
  • M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
  • M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
  • M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

の4本です。

E-M1 Mark Ⅱはミラーレス一眼カメラなのでデジタル一眼カメラと比べるとコンパクトなカメラではありますが、ミラーレス一眼カメラの中ではやや大きめの部類に入ります。

またグリップが非常の深いのでProシリーズのレンズを装着してもしっかりホールドすることができ、本格的な撮影では非常に扱いやすいカメラです。

しかし、飲食店等でのテーブルフォトや本格的な撮影ではなく記録することが目的のライトなスナップ撮影でE-M1 Mark ⅡにProレンズを装着した状態で使用すると少し大げさに感じてしまいます。

また、大きさだけでなく重さもそこそこあり、日常的に持ち運ぶには少し重たく感じます。

そのような理由からE-M1 Mark Ⅱを持ち出すほどではない時に使用するサブカメラが欲しいと思ったのです。

E-M1 Mark Ⅱのサブカメラ候補

現在、E-M1 Mark Ⅱのサブカメラとして候補に挙がっているのは、

  • OLYMPUS OM-D E-M5 Mark Ⅲ
  • OLYMPUS OM-D E-M5 Mark Ⅱ
  • Panasonic LUMIX DC-GX7MK3L 単焦点ライカDGレンズキット
  • RICOH GR III
  • LUMIX DC-LX100M2

の5機種です。

この中にはミラーレス一眼カメラだけではなくコンパクトデジタルカメラも含まれています。

大きさ比較

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左から、E-M5 Mark Ⅲ・E-M5 Mark Ⅱ・GX7MK3・GR III・LX100M2という順に並んです。

大きさを比較すると、GR IIIのコンパクトさが際立ちますね。

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ミラーレス一眼カメラのE-M5 Mark Ⅲ・E-M5 Mark Ⅱ・GX7MK3にはPanasonicのLEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7レンズを装着しています。

コンパクトデジタルカメラであるGR IIIとLX100M2はレンズ一体型であるため、レンズ込みの大きさでは有利になります。

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E-M5 Mark Ⅲ・E-M5 Mark ⅡはEVFの配置が一眼レフスタイルなので軍幹部が出っ張っていますが、GX7MK3とLX100M2はレンジファインダースタイルので軍幹部はフラットになっています。

ちなみにGR IIIにはEVFは内蔵されていません。(別売りの外部ビューファインダーの取り付け可能)

スペック比較

E-M5 Mark IIIE-M5 Mark IIGX7MK3GR3LX100II
センサー17.4 mm×13.0 mm(4/3型)17.4 mm×13.0 mm(4/3型)17.4 mm×13.0 mm(4/3型)23.5mm×15.6mm(A PS-C)4/3型
画素数2037万画素1605万画素2,030万画素2424万画素1700万画素
レンズ性能レンズ交換式レンズ交換式レンズ交換式18.3mm (35ミリ判換算で約28mm相当)、F2.8~F1610.9-34mm(35mm 判換算: 24-75mm) F1.7 - 2.8
手ぶれ補正5軸手ぶれ補正,補正効果: 約5.5段5軸手ぶれ補正,補正効果: 約5.0段5 軸手ぶれ補正,補正効果: 約4.0段3軸手ぶれ補正,補正効果: 約4.0段効果不明
ファインダーOLEDビューファインダ ー、約236万ドット、約 100%/約1.20倍~約 1.37倍液晶ビューファインダ ー、約236万ドット、約 100%/約1.30倍~約 1.48倍液晶ビューファインダ ー、約276万ドット、約 100%/約1.39倍なし液晶ビューファインダ ー、約276万ドット、約 100%/約0.7倍
背面液晶3.0型2軸可動式液晶、 約104万ドット、タッチ パネル式3.0型2軸可動式液晶、 約104万ドット、タッチ パネル式3.0型可動式液晶、約 124万ドット、タッチパ ネル式3.0型液晶、約103.7万 ドット、タッチパネル式3.0型液晶、約 124万ドット、タッチパ ネル式
AF性能121点クロスタイプ位相差AF81点コントラスト式AF49点コントラスト式AF像面位相差およびコ ントラスト検出によるハ イブリッド方式49点コントラスト式AF
露出制御ISO64~25600ISO100~25600ISO100~25600ISO100~25600ISO100~25600
シャッタースピード メカシャッター60秒~ 1/8000秒、電子シャッター60秒から1/32000 秒メカシャッター60秒~ 1/8000秒、電子シャッ ター60秒から1/16000 秒メカシャッター60秒~ 1/4000秒、電子シャッ ター60秒から1/16000 秒 30秒~1/4000秒メカシャッター60秒~ 1/4000秒、電子シャッ ター1秒から1/16000 秒
連写性能 メカシャッター:連写 H10コマ/秒(s-af)・ 連写L6コマ/秒(c-af), 電子シャッター:連写 H30コマ/秒(s-af)・ 連写L10コマ/秒(c- af)連写H10コマ/秒(s- af)・連写L5コマ/秒 (c-af) 約9コマ/秒(AFS時) / 約6コマ/秒(AFC 時) 約4.0コマ/秒約11コマ/秒(AFS時) / 約5.5コマ/秒(AFC 時)
フラッシュ 内蔵フラッシュなし、 FL-LM3が付属 内蔵フラッシュなし、 FL-LM3が付属 TTL調光内蔵ポップアップ式 なし なし
動画性能 C4K 24P,4K 30P~24P,FHD 60P~24P,HD 60P~24P FHD 60P~24P,HD 60P~24P FHD 60P~24P,HD 60P~24P FHD 60P~24P4K 30P~24P,FHD 60P~24P,HD 30P
静止画枚数 約310コマ(低消費電力 モード時約660枚)約310コマ(低消費電力 モード時約660枚)約260コマ(低消費電力 モード時約940枚) 約220コマ 約340コマ
動画撮影時間 最大 約1時間50分 最大 約1時間50分最大約1時間30分不明 約1時間30分分
大きさ 125.3mm(W) ×85.2mm(H) ×49.7mm(D) 125.3mm(W) ×85.2mm(H) ×49.7mm(D) 幅 約124mm x 高さ 約 72.1mm x 奥行 約 46.8mm 約 109.4(幅)×61.9(高)×3 3.2(厚)mm 幅 約115.0mm x 高さ 約66.2mm x 奥行 約 64.2mm
重量 約366g(本体のみ)  約417g (本体のみ) 約417g (本体のみ)約227g (本体のみ) 約350g(本体のみ)

 

機種別特徴

OLYMPUS OM-D E-M5 Mark Ⅲ

OLYMPUSのミラーレス一眼カメラで2019年11月22日発売。

E-M1 Mark ⅡはOLYMPUSの上級機に位置しており、このカメラは中級機に位置しているが、E-M1 Mark Ⅱと同様のイメージセンサー・手ぶれ補正ユニット・AF性能・シャッタースピードなどを持っており、それ以外の性能も非常に優れています。

またボディはポリカーボネート(プラスティック)製でボディのみで498gあるE-M1 Mark Ⅱよりも約132g軽量化されているのですが、防塵防滴性能を持っており、E-M1 Mark Ⅱ同様に雨などの環境でも撮影可能です。

このように性能面でも重量面でもE-M1 Mark Ⅱのサブカメラとしての役割は十分果たしてくれそうです。

ただし、自分の持っているProシリーズのレンズを装着するとせっかくの軽量コンパクトさが失われてしまうため、コンパクトなレンズを別途購入する必要があります。

サブカメラは記録的なスナップ撮影やテーブルフォトでの使用を想定しているので標準から準広角ぐらいの焦点距離のレンズを求めています。

その結果現在一番の有力候補は、35mm版換算値30mmのレンズである「LEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7」です。

ただ、最新のE-M5 Mark Ⅲと 15mm F1.7を購入すると19万円以上(2019/11月現在)になり、サブカメラとしては少々高すぎますね。

OLYMPUS OM-D E-M5 Mark Ⅱ

OLYMPUSのミラーレス一眼カメラで2015年2月発売。

4年半以上前に発売されたカメラなので、最新のE-M5 Mark Ⅲと性能で比較すると様々な面で性能が劣っています。

E-M5 Mark Ⅲが位相差AFを採用しているのに対しE-M5 Mark ⅡはコントラストAFを採用しており、特に動体撮影の性能では遅れを取っています。

しかし、動くものをはあまり撮影せず、主に静物を撮影するのであれば、E-M5 Mark Ⅱでも十分だと思います。

また2019年11月現在、E-M5 Mark Ⅱはボディのみで60000円を下回る価格で購入することができます。

「LEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7」と合わせて購入しても10万円弱で購入でき、E-M5 Mark Ⅲと比べるとコストパフォーマンスに優れています。

Panasonic LUMIX DC-GX7MK3L 単焦点ライカDGレンズキット

Panasonicのミラーレス一眼カメラで2018年2月発売。

ボディ単体でももちろん購入できますが、「LEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7」がセットの方がお得に購入することができます。

15mm F1.7レンズはOLYMPUSのカメラボディに取り付けて使用すると、レンズの搭載されている絞りリング機構が作動しないというデメリットがありますが、Panasonic製のカメラボディであるGX7MK3であれば、当然使用することができます。

そして、Panasonicのカメラといえば、4Kフォト機能が使えるといメリットがあります。

動画撮影から800万画素の静止画を切り出すことができる機能で、実質1秒間に30コマの連写撮影をしているのと同じ状態と言えます。

この機能を使えば、動く被写体などの決定的瞬間を逃さす写真に残すことができます。

しかし、メーカーの違いからE-M1 Mark Ⅱとは操作方法が異なってしまうため、操作方法一から覚え直さないといけない点が少々面倒です。

RICOH GR III

RICOHのコンパクトデジタルカメラで2019年3月に発売。

コンデジと侮るなかれ、センサーサイズはメイン機のE-M1 Mark Ⅱよりも大きなAPS-Cサイズで画素数も約2400万画素と優っており、画質に関しては申し分ありません。

EVF非搭載・動画撮影がFHDまでしか撮影できない・連写性能は低い・撮影枚数が少ないなどデメリットも多々ありますが、約227gでポケットの収まるコンパクトさが魅力的で、35ミリ判換算で約28mm相当のレンズもスナップ撮影機としては非常に優れています。

レンズが単焦点なので様々なシーンに対応できるカメラではありませんが、サブ機として割り切って使うのに適しているかもしれません。

Panasonic LUMIX DC-LX100M2

Panasonicのコンパクトデジタルカメラで2018年10月発売。

こちらは、RICOH GR IIIと違って、14-75mm(35mm判換算)の焦点距離のズームレンズでF1.7-2.8というスペック。

EVFも搭載しており、スナップ以外の本格的な撮影にも対応できます。

さらに動画撮影機能も充実しており、4K動画撮影はもちろんのこと4Kフォト機能も搭載されています。

しかし、優れたズームレンズを内蔵しているため厚みがあり、ポケットに入れるのは無理そうですね。

最後に

今回紹介したカメラの中からどれをサブカメラとして購入するかは、まだまだ検討中です。

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E-M-W

関西を拠点に活動するブロガー・写真家。2013年から本格的にカメラ撮影を開始し、2016年にE-M-Wonderfulを立ち上げる。撮影だけでなく写真・動画編集が大好きでたくさんのアプリを所有し最新の情報を発信しています。

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