こんにちは、E-M-Wです。
観光地などで人物の記念写真を撮ったが、自宅で確認すると顔にピントが合っていなくて残念な思いをしたことはありませんか? そんな、失敗をしないためにも顔認識機能を使用してみましょう。
顔認識機能とは
カメラが自動的に人も顔を認識して検出し、ピント合わせる機能のことです。 デジタルカメラやデジタル一眼に搭載されているのはもちろんの事、最近ではスマートフォンのカメラにも搭載されています。
OLYMPUS OM-D E-M1で顔認識機能を試してみる
では、顔認識機能を実際に試してみましょう、今回は自分の愛機であるOLYMPUS OM-D E-M1を使用します。 OLYMPUSのカメラであれば仕様は同じだと思いますが、他のメーカーのカメラとは少し仕様が違うかもしれないのでご注意ください。
まずは、顔認識機能をオンにします。
ちなみに今回は実際に人で撮影するのではなくパンフレットの写真を使用して試してみます。
人物にカメラを向けると上の写真のような白い枠が顔を検出します。
検出されたら、シャッターボタンを半押ししてピントを合わせて、シャッターボタンを全押しすれば、顔にピントの合った写真がきれいに撮れます。
ちなみにOLYMPUS OM-D E-M1の顔認識機能の正式名称は「顔優先AF/瞳検出AF」です。
そして、この「顔優先AF/瞳検出AF」には4種類のモードがありますのでシーンによって使い分けましょう。
顔優先ON | 人物の顔を検出します |
顔・瞳優先ON | 近い方の瞳を検出します |
顔・瞳優先(右側)ON | 右の瞳を検出します |
顔・瞳優先(左側)ON | 左の瞳を検出します |
顔認識機能のメリット
初心者でも簡単に撮れる
カメラ初心者でもシャッターを半押し、全押しするだけなので操作が簡単です。 ちなみに自分は観光地などで周りの人に記念写真をお願いする際は、顔認識機能をオンにしてからカメラを渡すようにしています。
素早く撮影出来る
ピント合わせの手間がかからないので、素早く撮影することができシャッターチャンスを逃しません。
顔認識機能のデメリット
人物が小さいと認識しない
あまりにも人物が小さく写っている場合は顔認識機能が作動しません。
人物が大勢いると意図しない人にピントが合ってしまう
たくさんの人がいる場所で顔認識機能を使用すると、被写体とは別の人にピントを合わせてしまいます。
ただし、この問題を解決する機能が一部機種には搭載されています。 個人の顔を登録して、登録されている顔を優先して検出する「個人顔登録」機能というものです。
横顔は苦手
現在の顔認識は横顔を検出することが苦手です。
ただし、こちらも一部メーカーの機種では可能となっています。
ライブビューでしか使用できない
デジタル一眼レフのOVFでの撮影時はこの顔認識機能を使用することができません。
個人的に欲しい顔認識機能
顔認識機能はご存知通り人間の顔を認識する機能なのですが、動物の顔も認識してくれたらいいですね。 自分はよくねこを撮影するのでねこ認識機能が搭載されれば嬉しいです。 もちろん、犬派の人たちのためにも犬認識機能も必要ですね。