こんにちは、E-M-Wです。
Panasonicが新しい標準ズームレンズ、LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm F2.8-4.0を発表しました。(海外での発表のみ)
Panasonic offers 12-60mm, first of Leica DG F2.8-4 series
9月のフォトキナ2016でPanasonic Laicaの 広角・標準・望遠ズームレンズ3本が開発発表され話題になりました。
そして、今回GH5発表と同時にこの標準ズームレンズだけが正式に発表されました。
ちなみに今回正式発表されなかった2本のPanasonic Laicaズームレンズシリーズのスペックは、8-18mm F2.8-4.0・50-200mm F2.8-4.0となっています。
LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm F2.8-4.0の簡単な解説
- 35mm換算24-120mmの標準ズームレンズでインナーフォーカス
- 防塵防滴・-10度の耐低温性能
- レンズ内手振れ補正を搭載
- ボディ内5軸手振れ補正を搭載したパナソニックのミラーレス一眼カメラとこのレンズを組み合わせることで、手振れ補正をさらに強力にするDual I.S.もしくはDual I.S.2が使用可能になる
- 240fpsの高速なコントラストAFに対応
- 最短撮影距離0.2m・最大撮影倍率0.3倍
- 最大径68mm・長さ86mm
- フィルター径は62mm
- 重量320g
- 価格は999ドルで3月発売
OLYMPUSの12-40mm F2.8 PROと簡単な比較
このレンズと比較対象となるマイクロフォーサーズレンズといえば、OLYMPUSのM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROだと思います。
LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm F2.8-4.0と比較すると、
- 12-40mm F2.8の方がF値が明るいが焦点距離は負けている
- 最短撮影距離・最大撮影倍率は互角。
- 12-40mm F2.8の方がレンズの長さは短いが、最大径は大きい。
- 重量が12-40mm F2.8の方が62g重い。
- 12-40mm F2.8にはレンズ内手振れ補正がない。
- 両レンズ共に防塵防滴・-10度の耐低温性能。
- 両レンズ共にフィルター径は62mm。
となっています。
最後に
今までマイクロフォーサーズのズームレンズのラインナップにはF2.8-4.0が存在しなかったため、新たな選択肢が増えるのは良いことですね。
あとは、このレンズが一体どんな描写をするのか期待です。