こんにちは、E-M-Wです。
私ごとですがこの度、人生初の海外旅行に行くことが決定しました。
初めての海外旅行ということでとても楽しみなのですが、海外に行くには準備が色々と必要です。
今回は、海外旅行保険について解説していきます。
Contents
海外旅行保険とは
海外旅行保険とは、海外旅行中に起きた病気や怪我の治療費、携行品(カメラやスマートフォンなど)が破損・盗難された、ホテルの備品を誤って壊したなどを補償してくれる保険です。
海外旅行保険の補償項目
海外旅行保険で、補償される主な項目はこのようになっています。
- 傷害死亡 海外旅行中の事故による怪我が原因で死亡した場合の補償
- 傷害後遺症 海外旅行中の事故による怪我が原因で体に後遺症が生じた場合の補償
- 疾病死亡 海外旅行中に疾病で死亡した場合の補償
- 傷害治療・疾病治療 海外旅行中に発病した病気や怪我が原因で治療を受けた場合の補償
- 救援者費用 海外旅行中に病気や怪我で入院した時に、日本から家族などが現地に向かう費用の補償
- 携行品損害 海外旅行中に携行品が盗難・破損した場合の補償
- 個人賠償責任 海外旅行中に偶然の事故によって他人を怪我させたり、他人の物を壊したりしたことによって損害を与え、損害賠償を負った場合の補償
海外旅行保険の加入方法
海外旅行を旅行代理店などで申し込む際、旅行代理店の方が海外旅行保険を勧めてくるのですが、保険料が結構高い物を勧められるのであまりお勧めしません。
インターネットで個人的に調べて加入したほうが安く加入することができます。
ただし、インターネットで加入する海外旅行保険は保険料の支払い方法が、クレジットカード払い一択の場合が多くなっています。
ちなみに、自分が旅行代理店で勧められたプランは、保険期間7日で二人分合計で約17000円でしたが、自分でインターネットで調べて加入した海外旅行保険は二人で約8000円ほどで済みました。
クレジットカードの海外旅行保険
クレジットカードをお持ちの方はご存知だと思いますが、クレジットカードには海外旅行保険が付帯されています。
例えば、三井住友VISAカードクラシックAというカードを例に挙げると、
- 傷害死亡・後遺障害 1500万円
- 傷害治療・疾病治療費用 100万円
- 救援者費用 150万円
- 個人賠償費用 2500万円
- 携行品損害 20万円
の補償を受けることができます。
自動付帯と利用付帯
クレジットカードに海外旅行保険が付帯されていても、自動付帯と利用付帯の二種類があるので注意してください。
自動付帯の物はそのカードを持っているだけで保険が適用されますが、利用付帯のものはただ持っているだけでは保険が適用されません。
利用付帯のものは条件を満たした場合、補償が適用されます。
利用付帯の条件
カードによって多少異なる場合もありますが、一般的には、
- 搭乗する公共交通上用具
- 参加する募集型企画旅行
の代金を利用付帯のクレジットカードで支払うことで利用付帯が適用されます。
わかりやすく説明すると、1.は自宅から空港まで向かう移動手段に電車・バス・タクシーなどを利用し、その料金を一部でもクレジットカードで支払えば適用されるという意味です。
2.は旅行代理店で旅行代金をクレジットカードで支払えば、適用されるということです。
クレジットカードの保険との併用
実はクレジットカードに付帯されている海外旅行保険だけでは、一番重要な傷害・疾病治療費用の補償金額が物足りません。
先ほど説明した三井住友VISAカードクラシックAでは傷害治療・疾病治療費用が100万円になっていますが、海外は医療費が高いので病気や怪我で入院したら100万円では足りないです。 例えば、ハワイ旅行中に盲腸で入院し治療を受けた場合、なんと200万円以上治療費がかかってしまいます。
個人的にお勧めの方法は、クレジットカードの海外旅行保険と保険会社の海外旅行保険を併用する方法です。
保険会社の海外旅行保険にはフリープラン・カスタマイズプランなどという名称のプランが存在します。 このプランは自分で補償金額を選択することができます。
これで、クレジットカードで足りない分の補償金額を補うことができるのです。
今回の旅行にはクレジットカードの海外旅行保険とたびほと言う海外旅行保険のカスタマイズプランを併用しました。
三井住友VISAカードクラシックA | たびほ カスタマイズプラン | 合計 | |
傷害死亡・後遺障害 | 1500万円 | なし | 1500万円 |
傷害治療費用 | 100万円 | 3000万円 | 3100万円 |
疾病治療費用 | 100万円 | 3000万円 | 3100万円 |
救援者費用 | 150万円 | 1000万円 | 1150万円 |
個人賠償責任 | 2500万円 | 1億円 | 1億2500万円 |
携行品損害 | 20万円 | なし | 20万円 |
上の表はクレジットカードに付帯されている海外旅行保険とたびほのカスタマイズプランに加入した物を合わせた補償額の内訳です。
傷害・疾病治療費用や救援者費用はクレジットカード分では足りないので、保険会社のプランで補い、傷害死亡・後遺障害や携行品損害はクレジットカード分で問題ないので補いませんでした。
ちなみに、今回たびほのカスタマイズプランでかかった保険料は2380円で、保険会社の通常のプランより安くで済ますことができました。
最後に
国内旅行でもトラブルや事故に巻き込まれる可能性はありますが、海外旅行の方が想定外のトラブルや事故に巻き込まれる可能性があるので、安心して海外旅行を満喫するためにも海外旅行保険には必ず加入しましょう。