L-rumorsによると
シグマ社がLマウントシステムの拡張性を広げることのできるマウントアダプターを発表しました。
発売日未定・価格未定
対応マウント:SIGMA SA-L、CANON EF-L
- SIGMA SAマウント、SIGMA製キヤノンEFマウント用のレンズをLマウントシステムのカメラボディに使用することができるマウントアダプター
- これまで SIGMA SAマウント、SIGMA製キヤノンEFマウント用で発売されていた29本のレンズがLマウントカメラボディに装着することができる
- AF-Sモードに対応(AF-Cには非対応)
- MC-21に内蔵されたLEDの色と点灯の有無により、装着したレンズの対応・非対応の判別や、レンズファームウェアのアップデートが必要かどうかの判断が容易に行える
- これまでに発売されたレンズを使用する場合、MC-21本体に記録されたレンズ毎のデータを専用の制御プログラミで動作されることとでAF駆動や絞り制御などの最適化を図りました。
- 今後発売されるレンズを使用する場合は、周辺光量、倍率色収差、歪曲収差などのカメラ側の補正機能にも対応
- 三脚座を取り付けるために台座が装備されている
- レンズの種類、焦点距離、F値などの情報が撮影画像のExifデータに反映される
Lマウントシステムで使用できるレンズが一気に29本増えます
2019年3月下旬にパナソニックが初のフルサイズミラーレス一眼カメラのS1・S1Rを発売します。
しかし、パナソニックはフルサイズミラーレスを立ち上げたばかりなので、交換レンズのバリエーションがボディと同時発売予定の24-105mm F4・70-200mm F4・50mm F1.4の3本のレンズとライカSLマウントのレンズしかありません。
ライカSLマウントのレンズは一般的なレンズと比べ価格が飛び抜けた高いため、一般ユーザーが手軽に購入することができないので結局パナソニックの3本のレンズしか選択肢はありませんでした。
しかし、今回SIGMA MOUNT CONVERTER MC-21というマウントアダプターが発表され、これを使用すればこれまでシグマが発売したSAマウント、EFマウント用のレンズをS1・S1RのLマウントでも使用できます。
対応するレンズは29本もあるのでバリエーションは豊富です、広角もF2.8通しも高倍率ズームも超望遠ズームも様々な焦点距離の単焦点レンズも揃っています。
フルサイズミラーレス一眼カメラでは、ソニー・ニコン・キャノンに先行されていますが、このマウントアダプターが発売されれば、Lマウントシステムが一気に充実して他社に追いつき追い越すことができるかもしれませんね。