こんにちは、E-M-Wです。
これまで私はマイクロフォーサーズ規格のミラーレス一眼カメラを愛用してきましたが、この度初めてフルサイズセンサーを搭載したミラーレス一眼を購入しました。
それが今回ご紹介するPanasonic LUMIX S5 標準ズームKレンズキットです。
Contents
Panasonic LUMIX S5 開封
これがPanasonic LUMIX S5 標準ズームKレンズキットのパッケージです。
私が最後にミラーレス一眼カメラを購入したのは、OLYMPUS E-M1 Mark Ⅱ ボディ以来なので、約3年10ヶ月振りの新しいミラーレス一眼カメラになります。
久々のカメラの新調ということでパッケージを見ているだけでワクワクが止まりません。
パッケージはレンズキットということもあり、幅約28cm×高さ約15cm×奥行約14cmと少々大きめです。
これは余談ですが、私はカメラやレンズのパッケージはちゃんと残しておくタイプです。
別に使い道はこれといってないんですが、かっこいいパッケージを見ると捨てるのが惜しくなっちゃうんですよね。
そのため、家の押入れは空のパッケージだらけです。(笑)
ただし、残しているパッケージのほとんどはキャッシュバックキャンペーン等に応募したためにバーコードが切り取られている状態ですが・・・(苦笑)
ちなみにこのLUMIX S5もキャッシュバックキャンペーンがあり、同様にバーコードが切り取られる運命にあります。
大事に箱も保管したいので、できることなら今後はバーコードを切り取らないキャンペーンを行ってほしいものですね。
Panasonic LUMIX S5の付属品
話が大きく逸れましたが、開封作業に戻ります。
上の写真はPanasonic LUMIX S5 標準ズームKレンズキットの同梱品になります。
- LUMIX S5 ボディ(ボディキャップ・バッテリーグリップ接点カバー・ホットシューカバー付属)
- LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 レンズ(レンズキャップ・レンズリアキャップ付属)
- レンズフード
- バッテリーパック DMW-BLK22
- バッテリーチャージャー
- ACアダプター
- USBケーブル
- ショルダーストラップ
- 取扱説明書
カメラを使用するために必要最低限のアクセサリーは同梱されていますが、個人的には小型でバウンスできるフラッシュが同梱されているとなお良かったのにな〜と思います。
Panasonic LUMIX S5 外観
では、ここからはLUMIX S5のボディをじっくり眺めましょう。
ボディの大きさは、幅が約13.26mm・高さが約97.1mm・奥行が約81.9mmで重さは本体のみで約630gと他のPanasonicのフルサイズミラーレス一眼カメラと比べるととてもコンパクトなボディに仕上がっています。
上の写真は、右からS5・S1・S1H
このように並べてみるとこれまでのPanasonicのフルサイズミラーレス機と比べてこのS5がどれだけコンパクトに仕上がっているかよく分かりますね。
ちなみにボディの重さはS1が約899g ,S1Hは約1052gだそうです。
次は上から見た図です。
それにしてもカッコいいですね(笑)
兄弟機のS1・S1Hに搭載されていたステータスLCDはコストダウンと設置スペースの関係で削除されていますが、私は背面液晶で確認するので特に問題ありません。
ステータスLCDは削除されましたが、シャッターボタンの手前のISO・WB・露出補正ボタンは健在です。
そして、これらのボタンはファインダーをのぞいたままでも誤操作しないように真ん中のWBボタンに出っ張りがついて、指触でどのボタンを押しているかわかるようになっています。
S1系統と比べるとコストダウンされている機種ですが前後ダイヤルもドライブモードダイヤルもついており、操作性はS1系統に全く劣っていません。
次は背面です。
皆さんご存知かもしれませんが、S5のEVF(ファインダー)は画素数約236万ドット・倍率約0.74倍で、同じPanasonicのS1・S1R・S1Hや同時期に販売されている他社のミラーレス一眼カメラよりもスペックが少し劣っています。
ただ、実際にファインダーを覗いてみると、他のカメラと比べて極端に見えづらいなんてことはなく、むしろ思っていたよりも自然な見え方で好感触です。(そうは言っても、流石にS1の576万ドットEVFの方が見やすかったです。)
背面液晶はバリアングル・3.0型 ・約184万ドットでこちらもS1・S1R・S1Hのモニターにはスペックは劣りますが、他社の同クラスのミラーレス一眼カメラと比べると上位のスペックです。
S5は静止画だけでなく動画撮影にも長けたカメラなので、このような見やすい背面液晶が搭載されているのは嬉しい限りですね。
既に他機種で体験済の方はご存知だと思いますが、ジョイスティックによるAFターゲットの移動操作が想像以上に快適ですね。ただ斜め入力に対応していないのが少し残念な所です。
まだ購入してから日が浅いので完全に使いこなしているわけではありませんが、Panasonicのミラーレス機は操作が非常に分かりやすいと感じました、初期設定でもそこそこ快適に扱えますね。
ただカスタマイズ性も非常高いのでこれからさらに自分好みにカスタムしていこうと思います。
向かって右側サイドにはMIC端子・ヘッドホン端子・HDMI端子・USB 端子があります。
USB充電に対応しており、本体に直接PCやモバイルバッテリーでの充電可能です。
ただし、USB PD(Power Delivery)に未対応のなのは残念なところです。
ちなみに別売りのバッテリーチャージャー「DMW-BTC15」はPD対応なので、これを使えば、バッテリーの充電のみ高速充電が可能です。
向かって左側サイドにはSDカードスロットがあるのですが、こちらはダブルSDカードスロットを採用しており、同時に二枚のSDカードを差し込むことが可能です。
スロット1はUHS-2 対応、スロット2はUHS-1対応となっています。
ちなみに私はスロット1を静止画保存用、スロット2は動画を保存用に設定しています。
キットレンズ LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6を装着
今回、私が購入したのはPanasonic LUMIX S5 標準ズームKレンズキットです。
ちなみにS5 が対応するのはLマウントと呼ばれる規格で、Panasonicの他にSIGMA・Laicaが協賛しています。
このLマウントにはハイクオリティーなレンズが多くラインアップされていますが、それゆえ大きく重いレンズばかりなのです。
そんな中、この付属しているズームレンズはLUMIX S 20-60mm F3.5-5.6で、このレンズS5のコンパクトなボディーに見事にマッチする大きさ重さに仕上がっています。
そして安価なレンズでありながら、防塵防滴・耐低温設計で、しかも最大撮影倍率0.43倍とマクロ性能も折り紙つきです。
まさにS5のために作られたレンズといっても過言ではないですね。(もちろん、他のLマウント規格のカメラでも使用できます。)
そして、このレンズの一番の特徴はワイド側の焦点距離です。
カメラに付属するキットレンズの焦点距離はワイド側は24mmや28mm(35mm版換算値)が一般的です。
しかし、LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6はワイド側が20mmから始まっているため、狭い室内や複数人を動画撮影する際に非常に重宝します。
もちろん静止画でも広い風景を撮影する際にも有利です。
そもそもキットレンズは他のレンズを購入すると全く使わなくなりがちですが、この絶妙なスペックのLUMIX S 20-60mm F3.5-5.6に限って他のレンズを購入しても便利なレンズとしていつまでも使うことになりそうです。