こんにちは、E-M-Wです。
2018年10月18日にパナソニックからコンパクトデジタルカメラのLUMIX DC-LX100M2が発売されます。
今回は LX100M2と旧型のLX100の2機種を比較したいと思います。
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LX100M2とLX100のスペック比較表
LX100M2 | LX100 | |
画素数 | 有効画素数1700万画素/総画素数2177万画素 | 有効画素数12080万画素/総画素数1684万画素 |
センサーサイズ | 4/3型 | 4/3型 |
ローパスフィルター | なし | あり |
レンズ焦点距離(35mm版換算値) | 24-75mm 3.1倍ズーム | 24-75mm 3.1倍ズーム |
レンズ構成 | 8郡11枚 | 8郡11枚 |
フィルター径 | 43mm | 43mm |
絞り | F1.7-2.8(ワイド端)F1.7-16(テレ端)F2.8-16 | F1.7-2.8(ワイド端)F1.7-16(テレ端)F2.8-16 |
動画撮影 | 4K(30P/24P) FHD(60P/30P) HD(30P) | 4K(30P/24P) FHD(60P/30P/24P) HD(30P) VGA(30P) |
EVF | 約276万ドットのカラー液晶,視野率約1.39倍(35mm版換算:約0.7倍) | 約276万ドットのカラー液晶,視野率約1.39倍(35mm版換算:約0.7倍) |
iso感度 | 100〜25600(拡張ISO100) | 100〜25600(拡張ISO100) |
フォーカスポイント | 49点 | 49点 |
手ぶれ補正 | あり | あり |
シャッタースピード | 静止画(メカシャッター)60-1/4000秒, 静止画(電子シャッター)1-1/16000秒,タイム撮影 最大約30分,動画(AVCHD、FHD24p/MP4、4K24p)1/25-1/16000秒,動画(AVCHD、FHD24p/MP4、4K24p以外)1/2-1/16000秒 | 静止画(メカシャッター)60-1/4000秒, 静止画(電子シャッター)1-1/16000秒,タイム撮影 最大約120秒,動画(AVCHD、FHD24p/MP4、4K24p)1/25-1/16000秒,動画(AVCHD、FHD24p/MP4、4K24p以外)1/2-1/16000秒 |
連写性能 | 高速(H): 約11コマ/秒(AFS時) / 約5.5コマ/秒(AFC時) 中速(M): 約7コマ/秒(AFS時) / 約5.5コマ/秒(AFC時)(ライブビュー時) 低速(L): 約2コマ/秒(ライブビュー時) | 高速(H): 約11コマ/秒(AFS時) / 約6.5コマ/秒(AFC時) 中速(M): 約7コマ/秒(AFS時) / 約6.5コマ/秒(AFC時)(ライブビュー時) 低速(L): 約2コマ/秒(ライブビュー時) |
4Kフォト | あり | あり |
背面モニター | 3.0型/約124万ドット/静電式タッチパネル | 3.0型/約92万ドット |
内臓フラッシュ | なし | なし |
Wi-Fi | あり | あり |
Bluetooth | あり | なし |
USB充電 | 可能 | 不可能 |
静止画撮影可能数 | モニター時 約340枚/ファインダー時 約270枚 | モニター時 約350枚/ファインダー時 約320枚 |
動画連続撮影可能時間 | モニター時 最大90分/ファインダー時 最大80分 | 記載なし |
本体サイズ | 115.0mm(幅)×66.2mm(高さ)×64.2mm(奥行き) | 114.8mm(幅)×66.2mm(高さ)×55.5mm(奥行き) |
重さ | 約392g(本体、バッテリー、メモリーカード含む) | 約393g(本体、バッテリー、メモリーカード含む) |
カラー | ブラック | ブラック,シルバー |
では、このスペック表の気になる部分や新機能などを簡単に解説していきます。
画素数
センサーサイズはLX100同様4/3型センサーを使用していますが、画素数はLX100M2になり、有効画素数1700万画素と総画素数2177万画素と大幅に向上しています。
更にLX100M2はローパスフィルターレスになったので、画質は更にシャープになっています。
背面液晶
LX100M2の背面液晶はLX100よりも高精細になっています。
そして、待望のタッチモニターにも対応しています。
これにより、パナソニックのミラーレス一眼カメラに搭載され好評を得ているタッチパッドAF機能などが使用可能になりました。
ちなみにタッチパッドAFとはファインダーを覗きながら、モニターをタッチしてAFポイントを移動させることのできる機能です。
フォーカスセレクト、フォーカス合成
撮影後にピントの位置を選択することのできるフォーカスセレクト機能と複数のピント位置の写真を合成することにより広い範囲にピントの合った写真を作成できるフォーカス合成機能が追加されました。
ファンクションボタンが10個になった
LX100には3個しかなかったファンクションボタンが一気に10個に増えました。
ちなみに5個のファンクションボタンが物理ボタンで残りの5つはタッチモニターに表示されているタッチボタンという内訳になっています。
モノクロームの種類や粒子感が選択できるようになった
LX100M2はモノクロ撮影機能が強化されています。
通常の「モノクローム」以外にも「L.モノクローム」と「L.モノクロームD」というモードが追加されています。
そして、モノクロ写真の質感を調整することのできる「粒状」モードの新たに追加されています。
粒子感を強弱3段階から選択することができます。
外観
LX100はブラックとシルバーの2色展開でしたが、LX100M2はブラックのみの展開です。
形やサイズほとんど変わりませんが、LX100M2はグリップが少しだけ深くなり握りやすくなっています。
2020/2/6 追記
LX100M2ユーザー様から「グリップ部の深さを測定したらLX100は4.90㎜、LX100M2は4.30㎜で実際にはLX100の方がグリップが深く、LX100の方がグリップのホールド感は良い」と言うご指摘をいただきました。
LX100ユーザーの方でLX100M2への買い替えを検討している方は一度店頭で触って確認することをおすすめします。
4Kフォトのモードが多彩
通常の4kフォトモード以外にも4K連写(S/S)と4Kプリ連写が追加されました。
4K連写(S/S)はシャッターボタンを押すと撮影が開始され、もう一度押すと終了するというモードです。
4Kプリ連写はシャッターを押した瞬間の前後約1秒を連写撮影し、その約2秒間分の60コマの中から写真を選択することができるモードです。
LX100M2はLX100から買い換えるべきか?
LX100が発売してから約4年が経ちました。
その四年間でパナソニックのミラーレス一眼カメラやコンパクトデジタルカメラには様々な機能が追加されています。
それらの多彩な機能も追加され、画像処理エンジン及びセンサーの性能も向上しているのでLX100からLX100M2に買い換えるのは良い選択だと思います。
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