オリンパスマレーシアのアンバサダーのロビン・ウォン氏のブログにオリンパス OM-Dシリーズのカメラの使用に関する5つのヒントが掲載されています。
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内容を抜粋
OKボタンを使ったショートカット
OKボタンは、OM-Dカメラでは過小評価されており、使用率が低いボタンです。
このボタンは様々な状況で機能する便利なショートカットボタンです。
例えば、露出補正時にOKボタンを押し続けると、露出補正値を0に戻すことができます。
これは、AFターゲットエリアの選択、画面上での移動、OKボタンを押したまま画面の中央に戻すなど、他のいくつかの機能にも適用できます。 ハイライトとシャドウのコントロール、写真の明るい部分と暗い部分を調整するトーンカーブ、OKボタンを押すと、カーブが再びデフォルトの位置に戻ります。
同様に、これはカラークリエーターを調整するときにも使用できます。
静音シャッターでシャッタースピードの限界を超える
E-M1・E-M5・E-M1Xシリーズではメカシャッターの限界は1/8000秒でE-M10シリーズは1/4000秒です。
これよりも上のシャッタースピードが必要な場合は静音シャッターを使用しましょう。
E-M1 Mark ⅡおよびE-M1Xの場合、メカシャッターよりも二段上の1/32000秒まで使用することが可能です。
これは、明るい日中に屋外でF1.2PROレンズを使用する場合に特に有効です。
二段上のシャッタースピードを得られることで、露出オーバーを防ぎつつ、被写界深度の浅い写真を撮影することができます。
画像再生時に即座に等倍表示を行う
画像再生時に即座に等倍表示を行うには事前にOM-Dカメラの設定を行う必要があります。
MENUの中にあるカスタムメニュー→再生拡大倍率設定→等倍表示で決定ボタンを押せば設定完了です。
C-AF時は連写Lを使用しましょう
C-AFまたはC-AF +追尾モードで連写撮影を行う場合、メカシャッターの場合は連写L(10FPS)、電子シャッターの場合は静音L(18fps)に設定してください。
逆にC-AFまたはC-AF +追尾モードで連写撮影を行う際、メカシャッターの場合は連写H(15fp)、電子シャッターの場合は静音H(60fps)には設定しないでください。
万が一、連写Hもしくは静音Hで連写撮影を行ってしまうと最初の一枚目写真にAFの位置が固定され、それ以降写真にはAFが追従されなくなります。
ちなみにS-AFで連写撮影を行う場合は、連写Hもしくは静音Hに設定しましょう。
スモールAFターゲットモードを使用する
これは誰もが知っている常識ですが、スモールAFターゲットモードを使用すれば、より正確なAFの精度を実現することができます。
スモールAFターゲットモードに変更する場合は、AFターゲットの位置の選択画面で、フロントダイヤルを回していくと、スモールAFターゲットモードに切り替わります。
E-M1やE-M5 Mark IIなどの古いOM-Dカメラを使用している方は、AFターゲットの位置の選択画面でINFOボタンを押してから、ターゲットモードを切り替えることができます。
最後に
今回の記事の内容はこちらの動画でも詳しく解説しています。