パナソニック S1HとS1とS2Rを比較してみました - E-M-Wonderful

パナソニック S1HとS1とS2Rを比較してみました

   

こんにちは、E-M-Wです。

2019年9月25日にパナソニックからフルサイズミラーレス一眼カメラのLUMIX S1Hが発売されます。

今回は、同じくパナソニックのフルサイズミラーレス一眼カメラのS1とS1Rと比較してみます。




パナソニック S1とS2RとS1Hのスペック比較表

S1HS1S1R
画素数 2420万画素2420万画素4730万画素
記録メディアSDメモリーカード,SDHCメモリーカード,SDXCメモリーカーXQDカード,SDメモリーカード, SDHCメモリーカード,SDXCメモリーカードXQDカード,SDメモリーカー,SDHCメモリーカード,SDXCメモリーカード
ファインダー有機EL(OLED) LVF,約576万ドット,倍率:約0.78倍有機EL(OLED) LVF,約576万ドット,倍率:約0.78倍有機EL(OLED) LVF,約576万ドット,倍率:約0.78倍
背面液晶チルトフリーアングル機構, 233万ドット,静電容量方式タッチパネル3軸チルト式,210万ドット,静電容量方式タッチパネル3軸チルト式,210万ドット,静電容量方式タッチパネル
手ぶれ補正効果B.I.S.:6段,Dual I.S. 2:6.5段B.I.S.:6段,Dual I.S. 2:6.5段B.I.S.:6段,Dual I.S. 2:6.5段
iso感度iso100〜51200(拡張iso感度50,102400,204800)iso100〜51200(拡張iso感度50,102400,204800)iso100〜25600(拡張iso感度50,51200)
連写性能 [メカシャッター]高速H(AFS/MF時)約9コマ/秒、高速H(AFC時)約6コマ/秒 [電子シャッター]高速H(AFS/MF時)約9コマ/秒、高速H(AFC時) 約5コマ/秒[メカシャッター]高速H(AFS/MF時)約9コマ/秒、高速H(AFC時)約6コマ/秒 [電子シャッター]高速H(AFS/MF時)約9コマ/秒、高速H(AFC時) 約5コマ/秒[メカシャッター]高速H(AFS/MF時)約9コマ/秒、高速H(AFC時)約6コマ/秒 [電子シャッター]高速H(AFS/MF時)約9コマ/秒、高速H(AFC時) 約5コマ/秒
最大撮影コマ数RAW連写 60枚以上,RAW+JPEG連写 70枚以上 RAW連写 90枚以上,RAW+JPEG連写 60枚以上 RAW連写 40枚以上,RAW+JPEG連写 35枚以上
Log プリインストール済み 別売のアップグレードソフトウェアキーで可能なし
動画フォーマットMOV:H.264/MPEG-4 AVC、H.265/HEVC
MP4:H.264/MPEG-4 AVC、H265/HEVC
AVCHD Progressive / AVCHD
MP4:H.264/MPEG-4 AVC / MP4 HEVC:H265/HEVC / AVCHD Progressive / AVCHDMP4:H.264/MPEG-4 AVC / AVCHD Progressive / AVCHD
動画  [3:2 6K]24P,[3:2 5.4K]30P,[16:9 5.9K]30P~24P[C4K]60P~24P,[4K]60P~24P,[4:3 アナモ4K]48P~24P,[FHD]120p~24P,[4K]60P~24P,[FHD]60P~24P[4K]60P~24P,[FHD]60P~24P
シャッター速度[メカシャッター] 1/8000~30分,
[電子シャッター] 1/8000~60秒,[電子先幕]1/2000~30分,[動画]1/25~1/16,000秒[メカシャッター] 1/8000~30分,
[電子シャッター] 1/8000~60秒,[電子先幕]1/2000~30分,[動画]1/25~1/16,000秒[メカシャッター] 1/8000~30分,
[電子シャッター] 1/16000~60秒,[電子先幕]1/2000~30分,[動画]1/25~1/16,000秒
ステータスLcd ありありあり
インターフェース USB3.1 Type-C,HDMI Type A,リモート端子 2.5mm,外部マイク端子 3.5mm,ヘッドホン端子 3.5mm,フラッシュシンクロ端子USB3.1 Type-C,HDMI Type A,リモート端子 2.5mm,外部マイク端子 3.5mm,ヘッドホン端子 3.5mm,フラッシュシンクロ端子USB3.1 Type-C,HDMI Type A,リモート端子 2.5mm,外部マイク端子 3.5mm,ヘッドホン端子 3.5mm,フラッシュシンクロ端子
wi-fi、Bluetooth  wi-fi,Bluetooth対応 wi-fi,Bluetooth対応 wi-fi,Bluetooth対応
USB充電 ありありあり
防塵防滴、耐低温機能ありありあり
静止画撮影可能枚数  [モニター時]SDHCメモリーカード使用時、約400枚,[ファインダー時]SDHCメモリーカード使用時、約380枚,[省電力ファインダー撮影設定時]SDHCメモリーカード使用時、約1150枚[モニター時]SDHCメモリーカード使用時、約400枚,[ファインダー時]SDHCメモリーカード使用時、約380枚,[省電力ファインダー撮影設定時]SDHCメモリーカード使用時、約1150枚 [モニター時]SDHCメモリーカード使用時、約380枚,[ファインダー時]SDHCメモリーカード使用時、約360枚,[省電力ファインダー撮影設定時]SDHCメモリーカード使用時、約1150枚
動画連続撮影可能時間 [モニター時]約160分,[ファインダー時]約160分[モニター時]約150分,[ファインダー時]約140分 [モニター時]約150分,[ファインダー時]約140分
本体サイズ 約151.0(幅)×約114.2(高さ)×約110.4(奥行き)約148.9(幅)×約110(高さ)×約96.7(奥行き)約148.9(幅)×約110(高さ)×約96.7(奥行き)
重さ 約1164g(バッテリーおよび SD カードを含む) 約1017g(バッテリーおよび SD カードを含む) 約1016g(バッテリーおよび SD カードを含む)

本体サイズ

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上の写真は右からS1H・S1・S1Rです。

大きさはS1Hが一番大きく、S1・S1Rは全く同じ大きさになっています。

S1・S1Rはミラーレス一眼カメラとしては大きくて重量級という扱いですが、S1Hはそれよりもさらに大きく重くなっています。

S1HとS1・S1Rを比較するとこれだけ大きさに違いがあるのにはちゃんとした意味があります。

S1Hは動画撮影に特化したフルサイズミラーレス一眼カメラです。

そして、動画撮影時は写真撮影時よりもCPUに負荷がかかるため、本体内部がひどい発熱を起こします。

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出典:パナソニック

そんな熱対策として、S1Hの内部には熱を逃すための放熱ファンが内蔵されており、そのスペースの関係でS1・S1Rよりも大きく重くなっているというわけです。

ちなみに2019年9月現在発売されているデジタル一眼カメラで放熱ファンを内蔵しているのはこのS1Hのみです。

ダブルカードスロット

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出典:パナソニック

今回比較しているS1H・S1・S1Rの3機種はダブルカードスロットを採用しています。

ただし、S1HはSDカードを2枚差せるダブルスロットに対し、S1・S1RはXQDとSDを差せるダブルスロットになっています。

この仕様の違いもおそらくS1Hが動画撮影に特化したミラーレス一眼カメラであるためだと考えられます。

XQDカードの方がSDカードよりも書き込みの速度は優れていますが、動画撮影時は書き込み速度の条件を満たしていれば、SDカードを使っても特に問題がないためです。 またSDカードの方が安価なのでユーザーにはその方がメリットになります。

ただ、S1Rのように超高画素の静止画を扱う場合は、転送速度が速いXQDカードの方が良いと思います。

画質

画素数では4730万画素を誇るS1Rが圧倒的です。

またS1・S1Rの2機種はローパスフィルターレスに対し、S1Hはローパスフィルターありなので解像感ではS1・S1Rに軍配が上がります。

ただし、このローパスフィルターあるということは、モアレの発生を防いでくれるということなので、動画撮影に特化したS1Hにとっては最良の選択だと言えます。

また、S1Hにはパナソニックのプロフェッショナル用のビデオカメラやGH5Sなどに採用されているデュアルネイティブISOという技術が用いられています。

このデュアルネイティブISOという技術のおかげでS1Hは高感度時でノイズを抑えた美しい描写を得ることができます。

手ぶれ補正

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出典:パナソニック

S1H・S1・S1Rは5軸ボディ内手ぶれ補正で6段分の補正効果を持ち、さらにレンズ内手ぶれ補正対応のレンズと組み合わせることで機能する「Dual I.S. 2」を用いれば、なんと6.5段分の補正効果を得ることができます。(S1・S1Rはファームウェアアップデートを行う必要があります。)

これは2019年9月現在発売されているフルサイズミラーレス一眼カメラでは最高の手ぶれ補正効果を持っていることになります。

背面液晶

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出典:パナソニック

S1・S1Rの背面液晶は約210万ドットの3軸チルト式モニターを採用しています。

3軸チルト式モニターはこれまでのチルト式とは違い、縦位置に構えた状態でもモニターを見やすい、縦位置でもローアングル撮影が可能というメリットがあります。

しかし、この3軸式はヒンジ部が複雑な構造になっているため耐久性の問題があり、またバリアングル式と違い、自撮り撮影ができない等のデメリットがあります。

もちろんバリアングル式でも背面液晶を展開し、回転させるとカメラ横のポートに差し込んだHDMIケーブル・USBケーブル等と干渉するというデメリットも存在します。

S1Hではそんなチルト式とバリアングル式の二つの良いところを合わせたチルトフリーアングル式という新たな機構を搭載しています。

ステータスLCD

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出典:パナソニック

S1H・S1・S1Rの軍幹部にはステータスLCDと呼ばれる液晶画面がついており、撮影設定を即座に確認することができます。

S1HはS1・S1Rよりもボディの厚みがありますが、それを生かしてS1・S1Rよりも大きくてさらにモノクロ表示で見やすい1.8型のステータスLCDを採用しています。

動画性能

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出典:パナソニック

パナソニックのミラーレス一眼カメラは動画撮影に強いというのはマイクロフォーサーズ時代から言われてきたことですが、S1H・S1・S1Rの3機種も動画撮影機能に関しては、他社のフルサイズミラーレス一眼カメラと比較するとはるかに優っています。

2019年9月現在、4K 60Pの動画撮影を行うことができるフルサイズミラーレス一眼カメラはS1H・S1・S1Rの3機種のみです。

そして、S1H・S1・S1Rの中でもさらに動画撮影に特化しているのがS1Hです。

このS1HはS1・S1Rよりもさらに上の次元の動画撮影機能を持っており、6K 24P・5.4K 30P・5.9K 30P・C4K 60P・アナモルフィック4K 48Pまでも撮影可能になっています。

またそれ以外にもV-Log・4:2:2の10bitのカメラ内部記録などにも対応しています。(S1は別売アップグレードソフトウェアキー「DMW-SFU2」を購入すると、V-Log・4:2:2の10bitのカメラ内部記録などの機能を追加することができます。)

最後に

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S1Hはプロフェッショナル用のビデオカメラと同等の性能・機能・設定を持っているため動画撮影を本気で行う方に最適なミラーレス一眼カメラとなっています。

 

S1は動画撮影機能ではS1Hに劣っていますが、それでも一般のユーザーであれば十分な動画撮影機能を持っており、コストパフォーマンスにも優れており、写真も動画もどちらも撮影する方に最適なミラーレス一眼カメラとなっています。

S1Rは超高解像度を生かした高精細な風景写真の撮影や大きく引き伸ばして写真をプリントするなどの用途で使用する方にお勧めです。

 

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