こんにちは、E-M-Wです。
2017/05/08にOLYMPUSがマイクロフォーサーズデジタル一眼カメラのOM-D E-M1 Mark Ⅱ・OM-D E-M5 Mark Ⅱ・PEN-FとM.ZUIKO DIGITAL レンズのED 300mm F4.0 IS PRO・ED 12-100mm F4.0 IS PROのファームウェアアップデートを公開しました。
Contents
ファームウェアアップデートの内容
E-M1 Mark Ⅱ Ver1.2の内容
- EVFの色再現性を改善。
- ハイレゾショット/フォーカスブラケット/深度合成にて、他社製フラッシュが発光しない現象を修正。
- EVFを使った撮影の際、背面モニタに撮影確認画面が表示されない現象を修正。
- 電源OFF時にAFターゲットのHome位置が保持されない現象を改善。
- 電池残量表示の安定性を向上。
- レンズのISがONの場合の静音連写性能を改善。
- プロフォト株式会社製のフラッシュコントローラーに対応。
E-M5 Mark Ⅱ Ver3.0の内容
- プロフォト株式会社製のフラッシュコントローラーに対応。
- カメラの設定のバックアップが可能になりました。
- ハイライト&シャドウコントロール時の中間階調の補正が可能になりました。
- AFターゲットの位置とスポット測光の範囲が連動できるようになりました。
(注意)ファームウェアをアップデートするとカメラの設定がリセットされます。
PEN-F Ver2.0の内容
- プロフォト株式会社製のフラッシュコントローラーに対応しました。
- カメラの設定のバックアップが可能になりました。
- アートフィルターモードでサンプル画像を見ながらタッチ操作でアートフィルターを選択できるようになりました。
- ISOオート設定時、ISO感度を上げるシャッター速度の最低速値の設定が可能になりました。
- AFタッチパットの操作性を向上しました。
(注意)ファームウェアをアップデートするとカメラの設定がリセットされます。
ED 12-100mm F4.0 IS PRO Ver 1.1の内容
- E-M1 Mark IIで使用時、レンズのISがONの場合の静音連写性能を改善しました。
- E-M1/ E-M5 Mark II で使用時、シンクロ手ぶれ補正の性能を改善しました。
ED 300mm F4.0 IS PRO ver1.2の内容
- E-M1 Mark IIで使用時、レンズのISがONの場合の静音連写性能を改善しました。
ファームウェアアップデートの方法
ファームウェアアップデートの詳しい方法はこちらの記事を参考にしてみてください。
E-M1 Mark Ⅱ Ver1.2の感想
実はE-M1 Mark ⅡのEVFには重大な問題がありました。 それは、EVFの色味が緑がかっている問題です。
ミラーレス一眼カメラにとってEVFはとても重要です、それなのに実際の被写体とEVFとで見え方が違うのは死活問題です。
この問題は自分だけでなく、多くのE-M1 Mark Ⅱユーザーや、E-M1 Mark Ⅱを購入するか迷っていたユーザーを悩ませることになりました。
そんなEVF問題も今回のVer1.2にアップデートすることで解決することができました。
上の写真はファームウェアアップデート前のE-M1 Mark Ⅱのファインダーを写した画像です。 全体的に緑がかっています。
上の写真はファームウェアアップデート後(Ver1.2)のE-M1 Mark Ⅱのファインダーを写した画像です。 緑っぽさはなくなり自然な色味になりました。
背面液晶と比べても色味もほぼ一緒で満足です。
正直な所、EVFの色味はハードウェアの問題で修正不可能だと思っていたので、このようにファームウェアアップデートで改善されたのは、驚きと喜びでいっぱいです。
ユーザーの声を聞いて、今回のように修正してくれたOLYMPUSには本当に感謝です。
EVF問題でE-M1 Mark Ⅱの購入を悩んでいた方もこれで安心して買えますね。
そして、これから購入する人達のためにもOLYMPUSプラザや家電量販店の試遊機は、すべてVer1.2にアップデートしたものを置いてほしいと思います。
最後に
今回のアップデートはE-M1 Mark Ⅱユーザーだけでなく、E-M5 Mark ⅡとPEN-Fユーザーも嬉しいアップデートでしたね。 特にE-M5 Mark ⅡとPEN-Fにもマイセットバックアップが追加されたのは驚きですね。
マイセットバックアップの使い方についてはこちらの記事を参考にしてみてください。