Quantum HDR Engineで進化した、Aurora HDR 2019レビュー - E-M-Wonderful

Quantum HDR Engineで進化した、Aurora HDR 2019レビュー

   

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こんにちは、E-M-Wです。

2018年10月4日、SkylumからHDR画像合成用アプリケーションのAurora HDR2019がリリースされました。

今回は、Aurora HDR 2019がどれだけ進化したのか、Aurora HDR 2018と比較してみましょう。

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Aurora HDR 2019の新機能・変更点

AI機能を持ったQuantum HDR Engineを搭載

今回のアップデートで一番のポイントはAI機能を持ったQuantum HDR Engineという新たなHDRエンジンを搭載したことです。

AIが被写体を分析し、高品質で自然なHDR画像を生成してくれるそうです。

では、2018と2019を使って同じ写真をHDR合成して、どれだけの違いがあるのか比較してみましょう。

5枚の写真からHDR画像を作成し比較

今回はこちらの5枚の露出の異なる写真を使ってHDR画像を作成します。

自動アライメント補正をオン、ゴースト軽減量を中、色収差軽減をオンで設定しています。

まずはAurora HDR 2018を使ってHDR画像を作成してみました。

こちらの画像はHDR合成以外の編集は一切行っていません。

ちなみに今回使用したPCはiMac 4K Retina 21.5インチ 3.4GHz Intel Core5のモデルで、16MB×5枚のRAWデータからHDR画像作成にかかった時間は約38秒でした。

続いてAurora HDR 2019を使ってHDR画像を作成してみました。

こちらの画像もHDR合成以外の編集は一切行っていません。

先ほど同様に時間を計ったところHDR画像作成にかかった時間は約33秒でした。

Aurora HDR 2019の方がHDR合成にかかる時間は早くなったようです。

そして、同じ写真からHDR写真を作成したにも関わらず、これだけの違った仕上がりになりました。

2018で作成した写真の方はここから露出やコントラストや彩度などの補正を行う必要がありますが、2019で作成した方の写真はこのままでも十分な仕上がりになっています。

またこの写真の比較では分かりにくいですが、2019で作成した写真の方がシャープに仕上がっており、それにも関わらずノイズは明らかに減少しているのです。

Quantum HDR Engineおそるべし。

1枚の写真からHDR写真を作成

HDRは複数の露出の異なる写真を合成するのが基本ですか、Aurora HDRでは一枚の写真から作り出すこともできます。

先ほどと同じように2018・2019を使って、こちらの一枚の写真からHDR画像を作成します。

上はAurora HDR 2018を使ってHDR画像を作成した写真です。

上はAurora HDR 2019を使ってHDR画像を作成した写真です。

Aurora HDR 2019で作成したHDR画像が、天井の暗い部分・外の明るい部分も明らかにディテールが豊富に仕上がっています。

そして、シャープさでもノイズの少なさでも2019で作成した方が優秀です。

自分は1枚の写真からHDR画像を作成することに関してあまり効果を期待していなかったのですが、まさかここまでシャドウとハイライトのディテールを引き出せるとは思ってもみませんでした。

もちろん複数の写真を使ったHDRと比べると劣りますが、これなら十分実用的な機能と言えるでしょう。

Aurora HDRプリセット

Aurora HDRといえば、豊富なプリセットが用意され、簡単にHDR画像を印象的に仕上げることができます。

2019では、プリセットの名称がAurora HDRプリセットに変わりました。

そして、収録されているプリセットのカテゴリーは、

  • Essentials
  • Landscape
  • Architecture
  • Dramatic
  • Artistic
  • Trey Ratcliff Looks
  • Serge Ramelli Looks
  • Randy Van Duinen Looks

8種類で、合計85個のプリセットがはじめから使用できます。

もちろん2018同様、自分でプリセットを作成することも、既存のプリセットを自分の手で編集して保存することも、新たなプリセットパックをインポートすることも可能です。

HDR補正フィルター

Aurora HDR2018では、HDRベーシックフィルターパネルにHDR補正フィルターと

HDR画像構造フィルターパネルというのもがありましたが、

Aurora HDR 2019ではそれらを統合してHDR補正フィルターパネルが新たに追加されています。

LUTマッピングフィルターが追加

LuminarではおなじみLUTマッピングフィルターがついにAurora HDRにも追加されました。

LUTマッピングフィルターについて知らない人もおられると思うので簡単に説明しましょう。

LUTマッピングフィルターを使用するとインスタグラムなどで使用できるフィルターのように写真全体の色調や色合いを簡単変える事ができます。

使用できるLUTは

  • Nolbe
  • Glorious
  • Risky
  • Calm
  • Spartan
  • Forgotten
  • クール
  • Inca
  • 温かみ
  • Classic
  • Impressive

の11種類です。

 

 

スライダーを右に動かすとLUTマッピングフィルターのクールを適用した画像に変化します。

 

フィルターの効果を弱めたい、もしくは強めたい場合は適用量で調整することもできます。

ちなみにAurora HDRプリセットのようにSkylumの公式サイトなどから新しいLUTファイルをダウンロードして使用することができます。

調整可能なグラデーションフィルター

2018のトップ&ボトムフィルターが調整可能なグラデーションフィルターにリニューアルされました。

これまでは露出・コントラスト・自然彩度・温かみを調整することができたが、2019からはそれに加えて、ハイライト・シャドーの調整項目が追加されています。

最後に

自分はAurora HDR 2018を購入して半年ほどしか経っていないのでアップデートを少し迷いましたが、Aurora HDR 2019はこれまで以上の高品質なHDR画像を作成可能なり大変満足しています。

Aurora HDR 2018ユーザーの中には自分のように迷っている方もいると思いますが、アップデートする価値は十分にあると思います。

進化したAurora HDR 2019でハイクオリティなHDR画像を是非体感してください。

 

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