こんにちは、E-M-Wです。
撮影中にうっかりレンズを触ってしまい、指紋がベッタリついてしまった。そんな経験ありませんか? そんな時ハンカチやティッシュで拭くのは絶対にやめてください、繊維でレンズに傷が入ってしまいます。
そんなことにならないためにも正しいレンズの清掃方法を紹介します。
正しいレンズの清掃方法
レンズの掃除に必要な物
クリーニングペーパー
まずは一番左にあるものがクリーニングペーパーです。 これを使ってレンズを掃除します。 今回使用するのは小津産業というメーカーのダスパークリーニングワイパーです。 これはOLYMPUSが行っている無料カメラクリーニングサービスというイベントで購入しました。
クリーニングペーパーにも種類があり、今回使うものはペーパーにレンズクリーナー液をつけて使うのですが、初めからペーパーにレンズクリーナー液がしみこんでいるタイプもあります。
レンズクリーナー液
左から二番目がレンズクリーナー液です、クリーニングペーパーにつけて汚れを落とします。 今回使用するのはOLYMPUS ハイパークリーン EE-3310です。 この液はカメラ以外にもスマートフォンやPC、メガネなどにも使用できます。
ブロアー
右から二番目がブロアーで、空気でゴミやホコリを飛ばすために使います、今回一番重要な道具かもしれません。 HAKUBA シリコン ブロアーを使用します。
レンズペン
右から一番目がHAKUBAのレンズペンです。 レンズペンについては後ほど紹介します。 ちなみに片面がブラシになっていて重宝します。
レンズの掃除方法
レンズの外観をブロアーで吹く
まずは外観についているゴミ、ホコリをブロアーでしっかりと飛ばします。 そして、残ったゴミ、ホコリはブラシやクリーニングクロスで取ります。
前玉の表面をブロアーで吹く
これでゴミやホコリを飛ばします。 この後クリーニングペーパーでレンズを拭くのですがその際にゴミが残っているとレンズの傷がつく恐れがあるのでしっかりとゴミを飛ばしてください。
この時点で特にレンズ表面に汚れや指紋がなければ、次のレンズを拭く行程は必要はありません。
クリーニングペーパーにレンズクリーナー液を染み込ませる
クリーニングペーパーが大きい場合は写真のように折りたたんでからレンズクリーナー液を染み込ませてください。 またクリーニングペーパーには裏表があるので、ツルツルの方でレンズを拭くようにしましょう。
そして必ずレンズクリーナー液を忘れないようにしてください。 液をつけず拭くとレンズの傷の原因になってしまいます。
前玉をクリーニングペーパーで拭く
優しくレンズ面を中央から外に広がるように円を描きながら拭いてください、拭き跡が残らないようにしましょう。
後玉をブロアーで吹く
こちらは汚れや指紋がつくことはないと思うで、ゴミ、ホコリを飛ばすだけで構いません。
後玉の周りをクリーニングペーパーで拭く
ここも結構汚れるのでクリーニングペーパーで拭いてください。
これでレンズ掃除は終了です。
レンズペンとは
掃除に必要な物で出てきたレンズペンについて紹介していきます。
HAKUBAから発売されている商品で、レンズ用、フィルター用、液晶モニター用、ファインダー用などの種類があります。 この写真のものはフィルター用になります。
使い方
使い方は簡単でまずブロアーでレンズ表面のゴミホコリを飛ばして、レンズペンでレンズ中央から外に向かって円を描きながら拭いていきます。 それだけでレンズが簡単にピカピカになります。
特に深い意味はないですが、自分は自宅でのレンズ清掃にはクリーニングペーパーとレンズクリーナー液を使い、出先でのレンズ清掃にはレンズペンを使っています。
まとめ
汚いままのレンズで撮影すると汚れやゴミが写真に写り込んだりします、そうならないように日々のメンテナンスを心がけてください。
レンズを綺麗にしたら次は、カメラボディを綺麗にしてあげましょう。