こんにちは、E-M-Wです。
Lightroom CC モバイル版(iOS)がバージョン3.2.0がリリースされ、様々な新機能が追加されました。
今回は、新たに追加された機能を解説して行きます。
カメラプロファイルが使用可能になった
デスクトップ版Lightroom Classic CCでは、使用可能だったカメラプロファイルがLightroom CC モバイル版(iOS)でも使用可能になりました。
Adobe RAW
これまで、モバイル版Lightroom CCで読み込んだRAWデータにはAdobe standardという標準的なプロファイルが自動的に適用され、変更することはできませんでした。
それが、今回のアップデートで新たに6種類追加され自分で選択することが可能になったのです。 (RAWデータにのみ適用可能)
追加された6種類の内容は、
- カラー
- モノクローム
- ポートレート
- ランドスケープ
- ニュートラル
- ビビッド
です。
ちなみにカラーはスタンダードに変わる新しいデフォルトのプロファイルで、様々な写真に適用できる万能なプロファイルになっています。
Creativeプロファイル
アート・モダン・ビンテージ・白黒の4種類のグループがあり、Adobe RAWと違い、RAWデータ以外にも適用することができるプロファイルです。
さらにこのプロファイルは画面下にあるスライダーを動かすことによって効果の強弱を変更することができます。
upright
uprightとは「直立」という意味で、Lightroomではこの機能を使うことによって、歪んでいるものをまっすぐにする機能のことです。
主に撮影した建築物などの歪みの補正に使用します。
デスクトップ版のLightroomでは以前から使用できましたが、モバイル版でも今回のアップデートで遂に使用できるようになりました。
uprightは、
- ガイド付き
- 自動
- レベル
- 垂直
- フル
が使用できます。
また、スライダーを動かすことで手動で、
- ゆがみ
- 垂直方向
- 水平方向
- 回転
- 縦横比
- 拡大・縮小
- Xオフセット
- Yオフセット
を調整することもできます。
粒子
写真に粒子を追加することができる機能です。
フィルム風写真やビンテージ風写真に仕上げるときに使います。
粒子の量・粒子のサイズ・粒子の粗さをパラメーターで調整することができます。
左利き用編集モード
一般の項目に左利き用編集という項目が新たに追加されています。
この項目のトグルをオンにすると、
このように通常右側にあった編集項目が左側に移動しています。
自分は右利きのため便利さはあまりわかりませんでしたが、左利きの人には恐らく嬉しい機能なのでしょうね。
最後に
今回のLightroom CC モバイル版のアップデートは使える機能が満載ですね。
自分は現在、デスクトップ版のLightroom Classic CCをメインで使用していますが、モバイル版のLightroom CCがメインに置き換わる日もそう遠くないのかもしれませんね。