Skylum公式ブログにSkylumのアジア成長部門の副部長にして500px創始者の一人でフォトグラファーであるEvgeny Tchebotarev氏による「冬の屋外での写真撮影のためのヒント」が掲載されています。
内容を抜粋
via: Skylum
撮影のための基本アドバイス
寒さからバッテリーを守る
- 低温状態では、使用していなくてもすぐにバッテリー切れを起こしてしまう
- 予備の電池をただたくさん持っていっても、暖かい場所に保管しないと役に立たない
- ジャケットの内ポケットに入れて体の熱に近づけたり、冬用のバッグを用いましょう
- さらにウールの靴下でバッテリーを追おうとさらに暖かく保つことができる
レンズの曇りを防ぐ
- メガネをかけた状態で寒い場所から暖かい場所に行くとメガネが曇ってしまうが、カメラのレンズでも同様のことが起こる
- これを避けるには、カメラバッグにカメラをしまっておくと良い
- 可能であれば、カメラバッグを外に置いておくとすぐに撮影することができます
カメラのドライに保つ
- 冬の撮影ではカメラを雨や雪から守るためのカバーが必要です
- プロフェッショナルなカバーは機材を湿気から守ります
- カメラカバーは高い物で100ドルもかかってしまうがカメラとレンズの価格に比べれば安いものである
カメラを素早く乾燥させる
- カメラカバーを使用せずにカメラが濡れてしまった場合は、暖かい場所で乾いたタオルで包み、数時間放置して乾かすのが良い
- 慌てて拭くと水分がカメラの内部に侵入し、電子部品を破壊する危険がある
- この方法は数時間かかり撮影時間が台無しになるが、カメラが壊れてしまうよりは良い
自分の身を大切に守る
- 寒さで手が凍っているとカメラを正しく扱えないし、足が濡れているとオーロラの美しさを感じることができません
- 冬の写真を撮るためには、自分の身をしっかり管理しましょう
写真撮影できる手袋を用意する
- 氷点下では手袋なしで撮影することは不可能だが、分厚すぎる手袋を使用すると、カメラの操作がうまくできなくなる
- 暖かい素材で手の平に特殊な素材を使いグリップ力のある写真撮影に特化したカメラグローブを使いましょう
暖かくする
- 冬の屋外での撮影で完璧な写真を撮影しようとすると、何時間もその場所にいなければならないため厳しい風・氷点下の気温・大雪に備える必要がある
- コート・手袋・帽子・防水ブーツはしっかりとしたものを購入し、自身を温かく保てば、撮影時間を多く取ることができる
技術的なアドバイス
明るい条件で撮影するときの露出補正
- 晴れた冬の日の雪の白さは、露出補正を+0.3もしくは+0.7に調整する必要があります
降雪の写真を撮る
- 降雪を撮影するには焦点距離が70mm以上の望遠レンズが必要だ
- 焦点距離200mm以上のレンズでF値を小さくし、速いシャッタースピード(1/400秒以上)で撮影するとさらに良くなる
- この設定で撮影するとレンズの前とフォーカスポイントの後ろに雪片が残りの部分よりも大きくなり、被写体は大きく、わずかにぼやけた雪片に囲されます。
ゴールデンアワーの風景を撮影する
- 冬のゴールデンアワーはとてもドラマティックな写真が撮れます、また吹雪の直後であればさらに壮観な写真が撮れます
冬のポートレート写真編集のアドバイス
- 冬の寒い中、ポートレート撮影を行うとモデルの鼻と耳が凍結して赤くなってしまう
- Luminar 4でこれを修正するには、「エッセンシャル」ツールの「カラー」フィルタを使用します
- 詳細をクリックし、赤もしくはオレンジの彩度を-5〜-10の範囲で調整します
- より詳細に編集するにはマスクツールを使用して選択範囲のみを補正します
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