【ウォーターエンハンサーAI・トワイライトエンハンサー】Luminar Neo 1.19.0 アップデートの詳細

Luminar Neo バージョン1.19.0が間も無くリリースされます。

この記事ではリリース前のベータ版を実際に使用して、新機能や変更点を詳しく紹介していきます。

Luminar Neo 公式サイトリンク

Luminar Neoの機能や使い方・最新情報・割引購入方法まで全てがわかる解説記事

Luminar Neo 1.19.0の主な変更点

ウォーターエンハンサー AI

ウォーターエンハンサー AIは水面の視覚的効果を調整および強化するツール。

水面の色合いを濁った水の色を青・緑に変更し綺麗な色の変えたり、水面の明るさ・コントラストの調整もスライダーを動かすだけの簡単操作でできるのが特徴です。

Luminar Neoにはスカイエンハンサー AIとスカイ AIの空を補正するツールは以前からありましたが、水面を補正するツールは今回が初登場です。

ウォーターエンハンサー AIのツールパネルです。

写真内の水面の範囲は人工知能が自動的に認識するので基本的にはスライダーを動かすだけで補正できますが、写真によっては水面の範囲を100%の精度で認識できない場合があり、ブラシツールを使って自分で水面の範囲をマスキングすることも可能です。

スライダーを動かすと補正前・補正後(ウォーターエンハンサー AI)に変化します

トワイライトエンハンサー AI

トワイライトエンハンサー AI はブルーアワーとゴールデンアワーの幻想的な雰囲気を再現するツール。

あらかじめ用意されている「Mauve・Golden･Blue･Emerald ･blue」の５種類のプリセットを使えば夕暮れ時の空を簡単により美しく変化させられます。
プリセットは適用量で効果の強さ・露出で明るさを調整し、自分好みに補正可能です。

補正前(オリジナル)

プリセット「Mauve」

プリセット「Golden」

プリセット「Blush」

プリセット「Emerald」

プリセット「Blue」

プリセットの調整だけでは物足りない場合はさらに高度で詳細な補正も可能です。
トワイライトエンハンサー AIでできる全ての補正をまとめてみました。

ルミノシティマスク

ルミノシティマスキングは新しいマスクの方法で明度でマスキングの範囲を指定できます。
Luminar 4以降搭載されなかった機能でしたがLuminar Neo バージョン1.19.0で遂に復活しました。

使い方はマスキングの中からルミノシティをクリック、ルミノシティマスキングパネルを表示させます。

Select Luminanceのバーはマスキングの範囲を表しており、初期状態は全ての範囲がマスキングされています。

右のバーを左に動かすと明るい部分のマスキングが除外されていきます。

左のバーを右に動かすと暗い部分のマスキングが除外されていきます。

バーをうごかすと矢印が表示されます。
右のバーの下の矢印を右に動かす、もしくは左のバーの下の矢印を左に動かすとマスキングの境界線の強度をなめらかにできます。

オブジェクト選択 AI

オブジェクト選択 AIはワンクリックで対象物をマスキングできる新しいマスク機能です。

Luminar Neoには似た機能の対象物を人工知能が認識しマスキングするマスク AIがありますが、オブジェクト選択の場合AI、人物の顔をクリックすると顔だけマスキングできたり、複数の人が写っている場合でも特定の人物をクリックすればその人だけがマスキングするといった詳細な範囲選択ができます。

オブジェクト選択 AIの使い方を動画で解説しています

その他変更点

Luminar Neo 1.19.0には新機能以外にも変更点がたくさんあるのでまとめて紹介します。

HDRマージにバッチ処理機能の追加

拡張機能「HDRマージ」にバッチ処理機能が追加され、最大で1000枚の写真を使ってHDR画像を同時に作成できるようになりました。

Dynamic BackgroundのON/OFF

アプリの動的背景を環境設定でオフにすることが可能になりました。

新しいカテゴリー「風景」を追加

補正ツールに新しいカテゴリー「風景」を追加されました。
風景のカテゴリーにはトワイライトエンハンサー AI・アトモスフィア AI・風景写真・ウォーターエンハンサーが収録されています。

新しいUI/UX

ユーザーインターフェースとユーザーエクスペリエンスを向上させるためにアプリのリブランディングと再設計がされています。

Luminar Neo 1.19.0 まとめ

今回のアップデートでは多くの新機能が追加されて、Luminar Neoがこれまで以上にパワーアップしましたね。

新機能の中でも個人的に気に入っているのはマスク機能のオブジェクト選択AIです。マスク AIよりも簡単で素早くマスキングできるのでこれからの編集作業で大いに役立ちそうです。

なお、今回の記事はベータ版を使用して作成したので製品版と異なる点があるかもしれませんがご了承ください。

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