こんにちは、E-M-Wです。
2016年9月19日に開発が発表され話題を呼んだ、Panasonicのミラーレス一眼カメラ「LUMIX GH5」が正式発表(海外のみで日本ではまだ正式発表されていない)されました。
ちなみに先代機の「GH4」は2014年4月24日に発売され、世界初の4K動画が撮影できるミラーレス一眼カメラとして話題になりました。
では、「GH4」から約3年の時を経てリリースされる「GH5」はどれだけ進化したのか比較してみましょう。
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GH4とGH5のスペック比較
まずは簡単なスペック表で比較してみましょう。
GH5 | GH4 | |
画素数 | 2030万画素 | 1605万画素 |
背面液晶 | 3.2型/約162万ドット | 3.0型/約104万ドット |
EVF | 約368万ドット、ファインダー倍率 0.76倍 | 約236万ドット、ファインダー倍率 0.67倍 |
SDカードスロット | ダブルカードスロット/UHS-2対応 | シングルカードスロット/UHS-1対応 |
連写性能 | AF-C連写(動体追従)9コマ、AF-S連写(フォーカス固定)12コマ | AF-C連写(動体追従)4.2コマ、AF-S連写(フォーカス固定)5コマ |
フォーカスポイント | 225点 | 49点 |
手振れ補正 | 5軸手振れ補正・Dual I.S.2 対応 | なし |
動画 | 4096×2160(24p), 3840×2160(60p/50p/30p/25p/24p), 1920×(60p/50p/30p/25p/24p) | 4096×2160(24p), 3840×2160(30p/24p) ,1920×1080(60p/30p/24p) ,1280×720(30p) ,640×480(25p) |
撮影可能枚数 | 410枚 | 530枚 |
本体サイズ | 幅139×高さ98×奥行き87 | 幅132.9×高さ93.4×奥行き83.9 |
重量 | 約725g(バッテリー、メモリーカード含む) | 約560g(バッテリー、メモリーカード含む) |
GH4と比較すると、動画性能も写真性能もどちらも飛躍的に向上しているのがわかります。
注目すべき点はEVFが368万ドットとなり、これはライカSLの440万ドットのEVFに次いでミラーレス一眼カメラでは2番目(2017年1月現在)の画素数を誇ります。
そして、GHシリーズ待望のボディ内手振れ補正を採用し、さらにボディとレンズの手振れ補正を組み合わせることで強力な手振れ補正を行う「Dual I.S.2」を使用することができます。
また、GHシリーズといえば動画性能が他者のデジタル一眼とは一線を画していますが、GH5では60Pの4K動画を撮影することが可能です。
GH4で注目された機能である4Kフォトもパワーアップしています。 ちなみに4Kフォトとは4K動画から静止画を切り出す機能です。
GH4の4Kフォトを使うと最高秒間30コマ/秒から約800万画素の静止画を切り出すことができましたが、GH5では最高秒間60コマ/秒から約800万画素の静止画を切り出すことができるようにパワーアップしています。
さらに必見すべきはGH5から新たに追加された6Kフォトです。 これは、最高秒間30コマ/秒から約1800万画素の静止画を切り出すことができる機能です。 今まで4Kフォトの800万画素の静止画では不満があった人には待望の機能ですね。
ただ、スペックアップの代償として撮影可能枚数が減っていることと、本体サイズ・重量ともにアップしているのは少し残念ですね。
そして、気になる値段と発売日ですが3月下旬発売でボディ単体で1999ドル程度で、日本円に換算すると2017年1月現在で1ドル=115円前後なので約23万円ほどになります。 これは、同じマイクロフォーサーズ機でOLYMPUSのフラグシップ機のOM-D E-M1 Mark Ⅱと同価格ぐらいですね。
最後に
発売までまだ時間はあるので今後の情報に期待したいですね。