こんにちは、E-M-Wです。
今回は奈良県のならまちにある、ならまち格子の家に行ってきました。
ならまち格子の家とは
江戸時代末期から明治時代の伝統的な町家をモデルに建てられたのがこのならまち格子の家です。
レトロな雰囲気ですが、建物自体はとても綺麗です。 それもそのはず、この建物は1992年に建てられたらしいので築年数は26年ほどだそうです。
ちなみにこの格子の家は中を見学することもできます、しかも見学料は無料です。
ならまち格子の家の中に入って見ました
せっかくなので中に入ってみることにしました。
入り口にはスタッフの方はいて、こちらの質問にも丁寧に答えてくれました。
中は自由に見学でき、すべて写真撮影がOKだそうです。
ただし、三脚の使用は畳の傷が行くため控えてほしいとのこと。
入ってすぐにあるのがこのみせの間です、立派な鹿の屏風が飾られています。 本物の鹿を見たい方は近くにある奈良公園に行ってくださいね。
このみせの間は格子から美しい日差しが差し込むようになっており、個人的にとても気に入りました。
この格子は日差しを取り込むだけでなく、通気性や外から仲が見えるため防犯性にも一役買っているそうです。
こちらは中の間です、この奥に見えるのが箱階段と呼ばれるものです。
この箱階段とはただの階段ではなく、なんと階段が引き出しになっていて収納スペースになっています。 空間を無駄なく使おうという昔の知恵を感じますね。
ちなみにこの階段は実際に登ることができ二階に行くことができます。
こちらは二階部分ですが、天井がとても低いですね。 この二階部分は「中二階」と呼ばれ、江戸から明治にかけて建てられた町屋の特徴で物置などに使われるそうです。
こちらは中庭です、こんな中庭を眺めながらくつろぐなんて暮らしに憧れますね。 ちなみにこの先には離れと蔵があります。
ならまち格子の家の感想
この格子の家は年配の方は懐かしく感じ、町屋を知らない若い人たちにとっては新鮮に感じると思います。
この日は休日でしたが、比較的空いており中をゆっくりと写真を撮りながら回ることができました。
また中はフォトジェニックなポイントがたくさんあり、インスタ映えすること間違いなしです。
これだけ楽しめて無料なので、奈良に行った際は是非立ち寄って見てください。
アクセス
近鉄奈良駅から徒歩約20分・JR奈良駅から徒歩約20分です、専用の駐車場はないので必ず歩いていきましょう。
営業時間は、9:00〜17:00で、毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)、祝日の翌平日、年末年始(12月26日~翌年1月5日)が定休日になっています。