こんにちは、E-M-Wです。
現在OLYMPUSから様々なミラーレス一眼カメラが発売されています、そして、それらは機種によって使える機能などが異なります。
今回は2018年3月現在OLYMPUSオンライショップで取り扱われている機種を対象にそれぞれの特徴を紹介していきます。
今回紹介するカメラ
OLYMPUSのミラーレス一眼はPENシリーズとOM-Dシリーズの2種類に分類できます。
PENシリーズは、
- PEN Lite E-PL8
- PEN Lite E-PL9
- PEN-F
の3機種のラインナップです。
OM-Dシリーズは、
- E-M1 Mark Ⅱ
- E-M10 Mark Ⅱ
- E-M10 Mark Ⅲ
- E-M5 Mark Ⅱ
の4機種のラインナップになっています。
今回はPENシリーズを紹介していきます。
2018年3月15日追記
E-PL8とE-PL9を追加しました
E-PL8
PENシリーズの初心者向けのモデルで、2016年11月18日発売されました。カラーがブラック、ブラウン、ホワイトの3色展開です。
サイズは幅114.9mm高さ67mm奥行き38.4mmで重量が357g(バッテリー、メモリーカード込み)でオリンパスのミラーレス一眼カメラの中では最軽量です。
このE-PL8はこのようなおしゃれな外観しており、女性にとても人気の機種です。
カラーリングも定番のブラックだけでなく、女性好みのブラウンとホワイトもラインナップされています。
ちなみに知り合いの一般女性(スマートフォン以外のカメラを持っていない女性)数人にブラック、ブラウン、ホワイトのどれが好みか聞いたところ、一番人気はホワイトでした。
手ぶれ補正
3軸 VCM手ぶれ補正で、3.5段分の補正効果があります。
女性に嬉しい自撮りモードを搭載
そして、このE-PL8の最大の特徴が自撮りモードです。 自撮りモードとはこの写真のように背面モニターを前に向けることができ、前に向いた背面モニターで確認しながら自撮りする機能です。
スマートフォンでも自撮りは可能ですが、このカメラを使用すればより綺麗な自撮り写真を撮ることができるので、自撮り撮影が好きな方にはこのカメラは絶対にお勧めです。
こんな方にお勧め
- オートモードでお手軽に撮影したい
- 自撮りを多用する
- コンパクトで軽いカメラが欲しい方
E-PL9
先ほど紹介したE-PL8の後継モデルで、2018年3月9日に発売されました。
ラーがブラック、ブラウン、ホワイトの3色展開です。
サイズは幅117.1mm高さ68mm奥行き39mmで重量が380g(バッテリー、メモリーカード込み)でE-PL8と比べるとわずかに大きくなっていますが、誤差の範囲だと思います。
画素数や手ぶれ補正の効果、自撮りモード、軽量コンパクトなボディなどE-PL8と共通点が多くありますが、E-PL9には新たに様々な便利な機能が追加されています。
スマートフォンと簡単シェア
これまでのオリンパスのミラーレス一眼カメラはWiFiを使い、スマートフォンと接続し写真を転送することが可能でしたが、E-PL9では新たにBluetoothでの転送も可能になりました。
そして、写真をスマートフォンへ転送するのも簡単になりました。 これまでは写真を転送する際はカメラとスマートフォンの両方を操作する必要がありましたが、E-PL9はカバンにカメラが入ったままでもスマートフォンアプリだけの操作で写真を転送することができるようになりました。
また事前に指定しておいた写真をカメラを使っていない間に自動的に転送する「シェア予約」などにも対応しています。
4K動画が撮影可能
オリンパスのカメラで4K動画が撮影できるのはE-M1 Mark ⅡとE-M10 Mark ⅢとE-PL9の3機種です。
静音シャッター
E-PL8には搭載されていなかった静音シャッターがE-PL9でついに搭載されることになりました。
この機能を使えばコンサートやレストランなどシャッター音が迷惑になる場面でも気兼ねなく写真を撮影することができます。
アドバンストフォトモード
E-M10 Mark Ⅲに搭載されたアドバンストフォトモードが追加されました。
これまでのOLYMPUSのカメラはメニューの項目が複雑で初心者の人はなかなか使いたい機能の項目たどりつくことができませんでしたが、モードダイヤルをAP(アドバンストドトモード)にセットすればライブコンポジット・ライブタイム・多重露出・HDR・静音シャッター・パノラマ撮影・デジタルシフト・AEブラケット・フォーカスブラケットの各種モードに簡単にアクセスすることができます。
シーンモード
こちらもE-M10 Mark Ⅲと同様に、シーンモードがリニューアルされ、初心者でもわかりやすく使いやすくなっています。
使い方はまず6つの大まかなテーマを選択します。 今回は人を撮るを選択します。
すると上の写真のように細かな設定を選択することができます。
この場合はポートレート・ビューティー・風景&人物・夜景&人物・キッズから使用するシーンを選びます。
こんな方にお勧め
- 初心者でも簡単に扱えるカメラが欲しい方
- 自撮りを多用する
- コンパクトで軽いカメラが欲しい方
PEN-F
OLYMPUSのカメラ事業80周年を記念して作られたモデルで、2016年2月26日に発売されました。 カラーはブラック、シルバーの2色展開です。
サイズは幅124.8mm高さ72.1mm奥行き37.3mmで重量が427g(バッテリー、メモリーカード込み)です。
このカメラは、OLYMPUSから1963年に発売されたハーフ判カメラのPEN-Fのデザインを取り入れているため、レトロで高級感のある雰囲気のカメラに仕上がっています。
しかし、レトロな雰囲気とは裏腹に、中身は最新の機能がふんだんに詰まったカメラになっています。
画素数
2030万画素で、これは現在のOLYMPUSのカメラの最高クラスの画素数を誇っています。
手ぶれ補正
5段分の補正効果がある5軸VCM手ぶれ補正を搭載しています。
OLYMPUSの機種ではOM-D E-M1 Mark Ⅱが最強の手ぶれ補正を搭載していますが、それに次いでトップクラスの性能を誇っています。
モノクロ/カラープロファイルコントロール
全てのオリンパス機の中でPEN-Fだけの特徴として、モノクロ/カラープロファイルコントロールという機能があり、ボディ前面のクリエイティブダイヤルを操作することで使用できます。
使い方としては撮影中に写真の色合いや彩度やコントラストを細かく調整したり、モノクロ写真も細かく調整して自分好みの仕上がりにすることができます。
EVF
ミラーレス一眼のPENシリーズでは、初めてEVFが採用されました、上の写真の左上についており、このようなスタイルをレンジファインダーと呼びます。
EVFの性能は236万ドットでファインダー倍率が35mm換算で0.62倍です。これはE-M10 Mark Ⅱに採用されているものと同じで、残念ながらE-M1 Mark ⅡやE-M5 Mark Ⅱのものより少し倍率が低くなっています。
バリアングルモニター
バリアングルモニターを採用しており、チルトモニター以上に自由な構図で撮影することができます。 ちなみにOLYMPUSのカメラでバリアングルモニターを採用しているのはこの機種とE-M5 Mark ⅡとE-M1 Mark Ⅱの3機種です。
50Mハイレゾショット
ハイレゾショットとは、0.5ピクセル単位でセンサーをずらして8回撮影した画像を元に高解像度の写真を作り出す機能です。 2000万画素のPEN-Fでこのハイレゾショットを行うとなんと5000万画素相当の写真を撮ることができます。
E-M5 Mark Ⅱにもこの機能が搭載されていますが、1605万画素のE-M5 Mark Ⅱで行うと4000万画素相当の写真を撮ることができPEN-Fには少し及びません。
2018年3月追記
オリンパスのフラグシップモデルであるOM-D E-M1 Mark Ⅱにも同等の性能を持つハイレゾショットが搭載されています。
こんな方にお勧め
- ハーフ判のPEN-Fが好きだった方、レトロデザインが好きな方
- モノクロ撮影を多用する
- レンジファインダースタイルが好きな方
最後に
オリンパスのOM-Dシリーズについてはこちらの記事を参考にしてみてください
パナソニックのミラーレス一眼カメラについてはこちらの記事を参考にしてみてください