こんにちは、E-M-Wです。
先日FUJIFILMのミラーレス機であるX-T1の後継機であるX-T2が発表されました。
E-M1ユーザーの自分でも、このX-T2には気になります。 なぜ気になるかというとX-T2の先代機であるX-T1とE-M1は性能的にライバル機と感じていたからです。
そんなXT-1の後継機であるX-T2は間違いなく、E-M1の後継機であるE-M1 Mark Ⅱのライバル機になることでしょう。
Contents
スペック表で簡単に比較
品番 | X-T2 | X-T1 | E-M1 |
画素数 | 2430万画素 | 1630画素 | 1628画素 |
撮像素子 | APS-C | APS-C | 4/3型 |
iso感度 | ISO200~12800 拡張感度ISO100/25600/51200 | ISO200~6400 拡張感度ISO100/12800/25600/51200 | ISO200~6400 拡張感度ISO100/12800/25600 |
ボディ内手振れ補正 | なし | なし | 4段分 |
シャッタースピード | メカニカルシャッター 30秒~1/8000 電子シャッター30秒~1/32000秒 | メカニカルシャッター 30秒~1/4000 電子シャッター30秒~1/32000秒 | メカニカルシャッター 30秒~1/8000 電子シャッター30秒~1/16000秒 |
連写 | メカシャッター 8.0コマ/秒 (VPB-XT2装着時)11コマ/秒 | メカシャッター 8.0コマ/秒 | メカシャッター 10コマ/秒 |
フォーカスエリア | シングルAF 91エリア/325エリア | シングルAF 49エリア | シングルAF 81エリア |
ファインダー | 約236万ドット(視野率約100%) ファインダー倍率:0.77倍 | 約236万ドット(視野率約100%) ファインダー倍率:0.77倍 | 約236万ドット(視野率約100%) ファインダー倍率:0.74倍 |
液晶モニター | 3.0型 約104万ドット | 3.0型 約104万ドット | 3.0型 約104万ドット 静電容量方式タッチパネル |
動画 | 4K 3840×2160 29.97p/25p/24p/23.98p Full HD 59.94p/50p/29.97p/25p/24p/23.98p HD 1280×720 59.94p/50p/29.97p/25p/24p/23.98p | Full HD 1920×1080 60p/50p/30p/25p/24p HD 1280×720 60p/50p/30p/25p/24p | 1920x1080(FHD)/30p、25p、24p 1280x720(HD)/30p、25p、24p |
寸法 | (幅)132.5mm×(高さ)91.8mm×(奥行き)49.2mm | (幅)129.0mm×(高さ)89.8mm×(奥行き)46.7mm | (幅)130.4mm×(高さ)93.5mm×(奥行き)63.1mm |
重量 | 約507g(付属バッテリー、メモリーカード含む) | 約440g(付属バッテリー、メモリーカード含む) | 約497g(付属バッテリー、メモリーカード含む) |
X-T2の特徴
画素数
FUJIFILMのフラグシップ機であるX-Pro2と同じ2430万画素です。
画像処理エンジンの向上
画像処理エンジンがX-T1の「EXR Processor II」からX-T2は「X-Processor Pro」になったことで従来の約4倍の処理速度に進化しました。 その結果、起動時間0.5秒→0.3秒、撮影間隔0.5秒→0.17秒、シャッタータイムラグ0.05秒→0.045秒と性能がアップしています。
4K動画が撮影可能
写真の性能アップもさることながら、動画撮影能力も向上しついに4K動画も撮影可能になりました。
3Dチルト
通常のチルトモニターは横位置でしか使用できませんが、この3Dチルトは縦位置でも使用することができます。
デュアルカードスロット
SDカードを2枚差すことのできるデュアルカードスロットに対応しました。これにより一枚目のSDカードの容量がいっぱいになったら次のSDカードに記録する「連続記録」、2枚のSDカードに同じ画像を保存する「バックアップ」、スロット1にRAWを保存、スロット2にJPEGを保存する「振り分け」、スロット1に画像を保存、スロット2に動画を保存する「動画保存」の4種類の記録方式を選択することができます。
パワーブースターグリップ「VPB-XT2」
このバッテリーグリップもすごい進化を遂げています。 まずバッテリーを2個収納することができ、長時間の撮影(1000枚)が可能となっています。そして、グリップにACアダプターを取り付けることで充電することもできます。
さらにXT-2には「ブーストモード」という機能があり、このパワーブースターグリップを装着して使用することで、AF速度 0.08秒→0.06秒、EVFフレームレート 60fps→100fps、撮影間隔 0.19秒→0.17秒、シャッタータイムラグ 0.05 秒→0.045 秒、ブラックアウト時間 130msec→114msec、高速連写 8 コマ/秒→11コマ/秒と大幅に性能がアップします。
最後に
素晴らしい進化を遂げたX-T2はFUJIFILMユーザーのみならず、他のカメラユーザーも注目していることでしょう。 発売は2016年9月を予定で今から楽しみですね。