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【DxO PhotoLab 7 レビュー】新機能や使い方・無料体験版の入手方法を解説| ELITE・ESSENTIAL

DxO PhotoLab 7とは

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DxO PhotoLab 7とはRAW現像写真管理が可能な写真編集ソフトで、高性能なノイズ除去・高精度なレンズ補正・カラーグレーディングなどの豊富な機能を備えています。

発売日は2023年9月28日、開発元はフランスの拠点とするDxO Labsです。

フル機能版のELITEと廉価版のESSENTIALが公式サイトで販売されており、一度購入すれば永続的に使用できます。

この記事ではDxO PhotoLab 7を実際に使用し、機能や使い方を詳しくレビューしてきます。

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この記事は製品版のDxO PhotoLab 7を実際に使用して書いています。

DxOのソフトは他にもPureRAWFilmPackNik CollectionViewPointがリリースされています。

DxO PhotoLab 7の価格

DxO PhotoLab 7の価格はELITE版が25900円・ESSENTIAL版が16500円で公式サイトで販売されており購入したライセンスは一生涯使用可能ソフトウェアアップデートも無料で可能です。

DxO PhotoLab 5 またはPhotoLab 6を持っているユーザーはアップグレード価格でDxO PhotoLab 7にバージョンアップが可能です。

DxO PhotoLab 7には30日間の無料体験版があるので、購入前に動作速度や機能の使い勝手を試してみることをおすすめします。

DxO PhotoLab 7の価格

  • ELITE版 価格:25900円
  • ESSENTIAL版 価格:16500円
  • ELITE版 アップグレード価格:11900円
  • ESSENTIAL版 アップグレード価格:9500円

\20%OFFセール開催中/

PhotoLab 7 公式サイト

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DxO PhotoLab 7の機能

DxO PhotoLab 7の新機能やおすすめの機能を解説していきます。

LUT グレーディング

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DxO PhotoLab 7はLUT グレーディング機能が追加されました。

LUTはプリセットが17種類が付属されており効果を適用すると色調を一瞬で変換し、初心者でもプロのような出来栄えの写真を作成でます。

またお気に入りのLUTをインポートして使用したり、LUT色域の指定・LUTの強さの調整も可能です。(.cube形式のLUTがインポート可能)
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LUT グレーディングの使い方

  • LUT ファイル:付属のLUTもしくはLUTをインポート
  • LUT 色域: LUTインポート時の色域を指定
  • 強さ:効果の強さを調整

カラー/モノクロレンダリング

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カラー/モノクロレンダリングはカラープロファイルを適用し写真のベースの色合いを変更する機能ですが、DxO PhotoLab 7では機能の追加やインターフェースの改善で使い勝手が向上しています。

カラー写真からモノクロ写真への変換がワンクリックで可能でジェネリックレンダリングに新しいDxOスタイルが追加されています。

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追加されたDxOスタイル

  • カラー:DxO-鮮やか・DxO-ビビット・DxO-ナチュラル・DxO-ポートレート1・DxO-ポートレート2・DxO-ポートレート3
  • モノクロ:ニュートラルなモノクロ・DxO-モノクロ(色褪せた)・DxO-モノクロ(バランス)・DxO-モノクロ(強い)

カラーキャリブレーションツール

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DxO PhotoLab 7にはカラーキャリブレーションツールが搭載され、別のソフトウェアを使用しなくても出力される色の調整が簡単にできるようになりました。

Datacolor・Calibriteのカラーチャートを撮影した写真を表示し、チャートの範囲を指定してプロファイルを作成をクリックして保存するだけの直感的でわかりやすい使い方になっています。

部分補正(U Point テクノロジー)

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DxO PhotoLab 7では部分補正機能をより使いやすいようにインターフェースが改善されています。

編集ツールに部分補正専用パレットを追加したことでスムーズな切り替えが可能になり操作も簡単で使いやすくなっています。
新たに部分補正機能でもカラーホイールを使ったHSL補正も可能になっています。

DxOノイズ除去テクノロジー

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DxO PhotoLab 7には最高峰の画像ノイズ低減機能「DxOノイズ除去テクノロジー」が搭載されています。

DxOノイズ除去テクノロジーの特徴は色を正確に変換する「デモザイク」と高感度時に発生するざらつきを除去する「ノイズ低減」を同時に行うことで自然なディテールを損なうことなく自然にノイズを除去します。

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DxOノイズ除去テクノロジーの使い方は写真のノイズ量の合わせて、「高画質・PRIME・DeepPRIME・DeepPRIME XD」の4種類のレベルから選択します。

高画質はすべてのファイル形式で使用可能ですがPRIME・DeepPRIME・DeepPRIME XDは対応するRAWのみ使用可能です。

また、高度な調整を行うことでより最適なノイズ除去効果を得ることもできます。

DxOノイズ除去テクノロジーの高度な調整項目

  • 輝度ノイズ・カラーノイズ(高画質・PRIMEのみ)・低周波(高画質・PRIMEのみ)・デッドピクセル・メイスノイズ

DxO 光学モジュール

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DxO 光学モジュールはカメラとレンズのプロファイルを使用して光学性能の欠点を自動的に補正する機能で、500機種以上のカメラと60000種類以上のレンズのデータに対応しています。

対応するデジタルカメラ・レンズのリスト

ツールバーのDxO 光学モジュール→ インストールされていない DxO 光学モジュールのダウンロードをクリックし、必要なカメラ・レンズのデータを読み込めば自動的に光学補正が行われます。(ダウンロードにはインターネットの接続が必要)

DxO 光学モジュールの補正内容

  • シャープネス:解像度補正
  • ディストーション:歪曲収差補正
  • 収差:色収差補正
  • ヴィネット:周辺光量落ち補正

 

ELITE版・ESSENTIAL版の違いを比較

DxO PhotoLab 7ELITE版ESSENTIAL版
価格25600円16500円
ライセンス数3台2台
RAW現像
フォトライブラリ
DxO 光学モジュール
LUTグレーディング×
カラー/モノクロレンダリング
カラーチャンネルミキサー
モノクロチャンネルミキサー×
部分補正
部分補正のHSLカラーホイール×
輝度マスク
DxO ワイド色域
ソフト校正モード×
カラーキャリブレーションツール×
ノイズ除去(高品質)
ノイズ除去( PRIME, DeepPRIME , DeepPRIME XD)×
X-Trans RAW ファイル形式の対応×
パース補正ツール×
DxO Clearview Plus×
モワレ除去ツール×
ReTouchツール
ウォーターマーク作成×
Exif・IPTCの閲覧
Exif・IPTCの編集×
DCP・CC プロファイルの読込と適用×

DxO PhotoLab 7にはELITE版とESSENTIAL版の2種類が存在しますが、ELITE版にはすべての機能が搭載されているのに対し、ESSENTIAL版は一部機能が省略されています。

ELITE版にはカラーキャリブレーションツールなど初心者には不要な機能も多くありますが、強力なノイズ除去の「DeepPRIME , DeepPRIME XD」や新機能のLUTグレーディングが使えることを考えると絶対にELITE版がおすすめです。

また富士フィルム独自のX-Trans RAWファイルのRAW現像を行う場合はELITE版が必須となります。

ちなみにESSENTIAL版を購入後、公式サイトでELITE版に有償でアップグレードを行うこともできます。

DxO PhotoLab 7のレビュー

DxO PhotoLab 7を実際に使用して感じたことをレビューします。

私が個人的に気に入ったのは新たに追加されたカラーレンダリングのDxOスタイルとLUT グレーディング機能です。

カラーレンダリングのDxOスタイルにはポートレート用が3種類も用意されており、いずれかを選択するだけで素早く簡単に自然な肌の色合いを再現できるのでおすすめです。

LUT グレーディング機能は単体で使用するだけでも良いですが、カラーレンダリングと組み合わせることで更に創造的な色表現が可能になります。
ただ用意されているLUTファイルが17種類しかなく少し物足りないので今後のアップデートで追加されることを期待しています。

部分補正機能に関してはこれまでが特殊な仕様でかなり使いにくかったですが、DxO PhotoLab 7では直感的に使えるようになりようやく実用的になったと言えます。

PhotoLabといえば正確な光学補正と優れたノイズ除去機能が売りでしたがDxO PhotoLab 7はLUTサポートやカラーレンダリング・モノクロエフェクトの追加などこれまで以上に色の補正機能を強化しており、正確な色を再現する必要のある商品写真の編集や印象的な色合いを表現するシネマティックな写真の編集など幅広い用途に対応した写真編集ソフトに進化しています。

DxO PhotoLab 7の使い方

DxO PhotoLab 7の使い方をフォトライブラリと設定に分けて解説します。

フォトライブラリの使いかた

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左上のフォトライブラリをクリックすると、写真管理画面に切り替わります。

フォトライブラリの左の参照ブラウザパネルにはPC内の写真や接続している外部ストレージにアクセス可能で、ブラウザ内の写真を仮想コピーによるプロジェクトとしてまとめることも可能です。

検索機能を使用すれば参照ブラウザの写真を検索ができ、ソートフィルタリングでの表示が可能です。

ソート・フィルタリングの項目

  • ソート:ファイル名・画像の追加順序・画像形式 (RAW/RGB) ファイル形式・ファイルサイズ・作成日・画像サイズ・カメラ本体・レンズ・カラーラベル・ランク付け・ISO 感度
  • フィルタリング:RAW 画像・RGB 画像・色域・DxO PhotoLabで作成されたorされていない・ノイズ処理の種類・処理の状態・光学モジュールの状態・フィルタリングの条件・ソフト校正されたorされていない・カラーラベル・レーティング

画面中央のプレビューパネルでは写真の比較・拡大などでき、画面右の情報パネルにはヒストグラム・メタデータ・キーワードの表示ができます。

設定の使い方(写真編集)

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画面右上の設定をクリックすると写真編集画面に切り替わります。

右のパネルにはヒストグラム・履歴が表示されており、プレビューパネル上部のコマンドバーには拡大・比較・クロップ・ホワイトバランスなどのツールがあります。

画面左のツールパネルは初心者用のDxO スタンダードと上級者用のDxOアドバンスがありツールバーのワークスペースから変更可能です。

ツールパネルでは40種以上の補正ツールが使用可能です。

PhotoLab 7で使える補正ツール

  • ライト:露光・DxO Smart Lighting・選択的トーン補正・DxO Clear View Plus・コントラスト・トーンカーブ・ヴィネット
  • カラー:作業色域・ホワイトバランス・カラー/モノクロレンダリング・LUT グレーディング・ HSL・チャンネルミキサー・ソフト校正
  • ディテール:DxO Denoising Technologies・レンズシャープネスの補正・倍率色収差・Retouch・アンスシャープマスク・モワレ・赤目補正
  • ジオメトリ:焦点距離・撮影距離・水平・クロップ・ディストーション・パース補正・ボリューム歪像・ReShape
  • 透かしと効果:Instant Watermarking・ミニチュア効果・フィルタ・粒状感・クリエイティブヴィネット・ブラー・フレーム・テクスチャ・光漏れ
  • 部分補正:コントロールポイント・コントロールライン・段階フィルタ・明度マスク・自動マスク・ブラシ・消しゴム

 

DxO PhotoLab 7のセール・クーポン情報

DxO 公式サイトで不定期に開催されるセールやクーポンを使用すれば、PhotoLab 7が割引価格で購入可能です。

現在、開催中のセール・配布中のクーポンはこちらです。

DxO セール情報

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DxO Labsのブラックフライデーセール開催中、新規ユーザーもアップグレードも全てのソフト対象で最大50%OFFの超特価!!

セール期間:2024年11月22日から12月2日まで まもなく終了!!

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DxO PhotoLab 7の購入方法

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DxO PhotoLab 7の購入方法を説明します。

DxO PhotoLab 7の購入手順

  • DxO PhotoLab 7の公式サイトにアクセスし、購入するをクリック
  • メールアドレス・氏名・住所等の支払い情報を入力し、支払いに進むをクリック
  • 支払い方法をクレジットカード・PayPalから選択し、支払いを完了させる。
  • 支払い完了後に送られてくるライセンス認証コードを確認
  • DxO PhotoLab 7を起動させ、コードを入力し、ライセンス認証をクリックで製品版が使用可能になる

DxO PhotoLab 7の無料体験版

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DxO PhotoLab 7には30日間の無料体験版あり、公式サイトでダウンロード可能です。

DxO PhotoLab 7の無料体験版のダウンロード手順

  • DxO PhotoLab 7の無料体験版ページにアクセス
  • メールアドレスを入力し、無料トライアル開始をクリックするとダウンロードが開始されます。
  • ダウンロードしたPhotoLab 7のdmgファイルを開き、DxO PhotoLab 7のアイコンをダブルクリック
  • インストーラーが起動するので、説明に従いながら進んでいき、インストールをクリック
  • PhotoLab 7のアプリを開き、体験デモ版を試すをクリック。

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無料体験版は起動するたびにこのウィンドウが表示され、31日間のカウントダウンが終了すると使用できなくなります。

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DxO PhotoLab 7のLightroom Classic プラグインの使い方

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DxO PhotoLab 7はAdobe Lightroom Classicのプラグインとして使うことができます。

Lightroomのファイル→プラグインエクストラ→DxO PhotoLab 7に転送の手順を行います。

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DxO PhotoLab 7で編集後エクスポートをクリックしエクスポート設定を行いLightroom Classicに転送可能です。

DxO PhotoLab 7に必要なPCの性能

DxO PhotoLab 7はmacOSとWindowsに対応しています。

mac最低限のPCの性能推奨するPCの性能
OSのバージョンmacOS 12.6.8 /MontereymacOS 12.0 /Monterey,macOS 13.0/Ventura
CPUすべてのCPUIntel CPU (6 コア以上) ・ Apple Silicon
RAMメモリ8GB16GB
ストレージの空き容量4GB6GB
GPUすべてのGPUAMD RadeonTM Pro 5700以上(Intel CPUの場合)

 

Windows最低限のPCの性能推奨するPCの性能
OSのバージョンWindows 10 バージョン20H2Windows 10 バージョン20H2以上
CPUSSE 4.1に対応するCPUIntel CPU (6 コア以上) ・AMD RYZEN(8コア以上)
RAMメモリ8GB16GB
ストレージの空き容量4GB6GB
GPUすべてのGPUAMD Radeon RX 6600,NVIDIA RTX 2060 以上

 

DxO PhotoLab 7がサポートするファイル形式

DxO PhotoLab 7がサポートするファイル形式をまとめました。

サポートするファイル形式

  • DxO PhotoLab 7で開けるファイル:RAW・ネイティブDNG・リニアDNG・Adobe DNG・TIFF(8/16ビット)・JPEG・PNG・DxO ONEのJPEG/DNG/SuperRAW
  • DxO PhotoLab 7でエクスポートできるファイル:TIFF(8/16ビット)・JPEG・リニアDNG

HIEFファイルは非対応です。 

DxO PhotoLab 7のよくある質問

DxO PhotoLab 7の関する質問をまとめています。

DxO PhotoLab 7のライセンス数は?

DxO PhotoLab 7のライセンス数はMac・Windows問わず、ELITEが3台・ESSENTIALが2台のPCで使用可能です。

また使用中のライセンスを削除し古いPCから新しいPCにライセンスを移行することもできます。

DxO PhotoLab 7とPhotoLab 6の違いは?

DxO PhotoLab 7とPhotoLab 6の違いを比較してみます。

DxO PhotoLab 7DxO PhotoLab 6
LUT グレーディングあり-
カラー/モノクロレンダリングDxOスタイル 9種類追加-
カラーキャリブレーションツールあり-
部分補正部分補正専用パレット・カラーホイールあり部分補正専用パレット・カラーホイールなし
ELITE Edition25900円23900円
ESSENTIAL Edition16500円14900円

 

 

  • この記事を書いた人
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E-M-W

関西を拠点に活動するブロガー・写真家。2013年から本格的にカメラ撮影を開始し、2016年にE-M-Wonderfulを立ち上げる。撮影だけでなく写真・動画編集が大好きでたくさんのアプリを所有し最新の情報を発信しています。

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