Panasonic LUMIX S5 ⅡとS5ⅡXでの写真・動画撮影をより快適にする周辺機器・アクセサリー・レンズをご紹介します。
LUMIX S5 Ⅱにおすすめの基本周辺機器
まずはLUMIX S5 Ⅱ(S5ⅡX)を使用する上で必要な基本の周辺機器をご紹介します。
SDカード
撮影した写真のデータや動画のデータを保存するのに必要です。
私はProGrade Digital (プログレードデジタル) SDXC UHS-II V60 GOLDを使用しています。
このSDカードはスピードクラスがUHS-II で読込250MB/s 書込130MB/sのスペックがあり、LUMIX S5 Ⅱでの連写撮影も4K動画撮影も快適に行うことができます。
容量は128GB・256GB・512GBの3種類があり、撮影枚数は上の表を参考にして下さい。
値段は上がりますが、さらに高速なSDカードが必要な方は、ProGrade Digital (プログレードデジタル) SDXC UHS-II V90 COBALTやSanDisk (サンディスク) SDXC Class10 UHS-II V90がオススメです。
保護フィルム
背面液晶を傷から守るために保護フィルムの装着をオススメします。
私はKeoko 液晶保護フィルム LUMIX S5 Ⅱ用を使用しています。
ちなみに保護フィルム以外にも保護ガラスも発売されており、ガラスの方が透明感があり、本来の液晶の美しさを損なわず保護することができます。
予備バッテリー
LUMIX S5 ⅡのバッテリーはDMW-BLK22が対応しており、一つのバッテリーで可能な撮影枚数は約370枚、4K30Pの動画を撮影できる時間は約100分となっています。
一つだけだと半日の撮影でもバッテリー容量を使い切ってしまう可能性があるので予備バッテリは必須だといえます。
充電器
LUMIX S5 Ⅱに充電器が付属されていません。なので、充電するにはカメラ本体にバッテリーを入れ、カメラ本体とUSBケーブルと電源プラグを接続する必要があります。
この充電方法はとても不便なので、複数のバッテリーを運用する方は充電器の購入は必須だと言えます。
Amazonなどでは互換性のバッテリーや充電器が販売されていますが、安全性と信頼性を考慮して純正のDMW-BTC15を購入することをオススメします。
モバイルバッテリー
LUMIX S5 ⅡはモバイルバッテリーによるUSB充電に対応しています。
例えば、屋外での撮影の合間にモバイルバッテリーを使って充電すれば、バッテリーの消費を抑えながら撮影することができます。
モバイルバッテリーはスマートフォン用を使用すれば問題ありませんが、できれば、USB Power Delivery対応のモバイルバッテリーの使用をオススメします。
ちなみに私が愛用しているのはCIO SMARTCOBY Pro 30Wです。
PD対応で10000mAhのバッテリー容量でありながら軽量コンパクトなので荷物にならず持ち運びが苦になりません。
また日本のメーカーから発売されている商品なので安全性も抜群です。
レンズプロテクトフィルター
必須ではありませんが私はレンズに傷がつかないようにプロテクトフィルターを必ず使用しています。 フィルターを購入する費用はかかりますが、レンズの傷を修理することを考えると安く済みます。
ちなみにレンズフィルターは安すぎるものを使用するとレンズ本来の描写力を発揮できない恐れがあります。
私はKenko レンズフィルター PRO1D NEOを使用してその品質に満足していますが、さらに上のクオリティーを求めるのであれば、特殊なコーティングを施してある高級なレンズフィルターをオススメします。
ブロアー
ブロアーはレンズについた埃やボディについたゴミを除去するために使用します。 持っていないのであれば、一つは持っておくことをオススメします。
レンズペン
レンズについた指紋や汚れをきれいに取ることができるカメラクリーニングアイテムです。
使い方はまずレンズの埃やゴミをブロアーで吹き、その後にレンズペンを使って汚れを取り除きます。
なお、レンズフィルターをつけない方はレンズ用のレンズペンをレンズフィルターをつける方はフィルター用のレンズペンを使用します。
カメラストラップ
カメラストラップは撮影中にカメラを落とさないようにするために使用するアクセサリーです。
首からぶら下げるネックストラップやグリップに取り付けるグリップストラップなどがあります。
私のおすすめのストラップはカメラ周辺機器の人気ブランドPeak Designから販売されているスライド・スライドライト・クラッチです。
Peak Design(ピークデザイン)のCLUTCH(クラッチ)・CAPTURE(キャプチャー)・PRO PAD(プロパッド)の購入レビュー
続きを見る
ストラップの長さを素早く調整できる、Peak Design(ピークデザイン)のSLEDE LITE(スライドライト)購入レビュー
続きを見る
カメラバッグ
LUMIX S5 Ⅱを外に持ち運ぶ際はカメラバッグの使用をオススメします。
カメラバッグは一般的なバッグよりも頑丈で機材をしっかりと守ってくれます。
またバッグ内が仕切られているのでバッグの中で機材がぐちゃぐちゃなんてこともなく、カメラを素早く出し入れすることもできます。
私のおすすめはカメラストラップ同様、Peak Designのカメラバッグになります。
カメラバッグの種類はバックパック・ショルダー・トート・スリングと豊富なので機材の量や撮影の用途によって好みのバッグをチョイスできます。
EVERYDAY BACKPACK とEVERYDAY BACKPACK ZIP 比較レビュー|Peak Design(ピークデザイン)
続きを見る
LUMIX S5 Ⅱにおすすめの動画撮影周辺機器
LUMIX S5 Ⅱで動画撮影を本格的に始めたい方にオススメの周辺機器をご紹介します。
外付けマイク
外付けマイクは動画撮影を本格的に始める方だけでなく、時々動画撮影をする方にも是非おすすめです。
カメラにも内部マイクは一応ついていますが外付けのマイクで撮影した動画と音質を比べると雲泥の差です。
私はRODE VideoMic GOやVideoMicroを使用しています。
カメラケージ
カメラケージは動画撮影に必要な周辺機器を取り付けることができるアクセサリーです。
外付けマイクやハンドル、外部モニターなどが拡張可能です。
私はSmallRig Black Mambaカメラケージを愛用しています。
外付けモニター
LUMIX S5 Ⅱにも背面モニターが搭載されていますが、動画撮影時はもっと大きな画面を備えたモニターを使用した方がよりピントの確認がしやすくなります、また高輝度のモデルを使用すれば日中の眩しい屋外でもとても見やすくなります。
私はATOMOS SHINOBIを愛用しており、5.2インチの液晶で1000nitの高輝度でとても使いやすく満足しています。
ちなみにATOMOSのモニターは他にも多数リリースされており、人気モデルのNINJA Vはレコーディング機能を搭載しており、ProRes RAWによる外部録画が可能になります。
ATOMOS SHNOBIもNINJA Vのどちらも本体を購入してもバッテリーが付属していないのでご注意ください。
バッテリーと充電器は単体で購入するとかなり高額なので、バッテリー以外にも様々な周辺機器がセットになったATOMOS 5" Accessory Kitを同時購入することをオススメします。
モニターマウント
外付けモニターをこのSmallRigのモニターマウントに取り付ければ、モニターを様々な角度に調整することができます。
例えばローアングル撮影時やハイアングル撮影、さらに自撮り撮影にも対応しています。
HDMIケーブル
LUMIX S5 Ⅱで外部モニターを使用するにはHDMIケーブルが必要となります。
おすすめはATOMOS純正のHDMIケーブルです。このケーブルはカール加工がされているのその伸縮性で余ったケーブルが邪魔になりません。
ただし、HDMIケーブルにしては割高なのでコストパフォーマンスを求めるのであれば、SmallRigのHDMIケーブルがおすすめです。
ハンドル
トップハンドルをLUMIX S5 Ⅱ上部に取り付けることでカメラを上から持つことができ、腕への負担の軽減やローアングル撮影にとても役立ちます。
またハンドルにはアクセサリーシューやネジ穴が多数取り付けられており、外部モニターなどの周辺機器をさらに取り付けることができます。
トップハンドル以外にもカメラ横に取り付けるサイドハンドルもおすすめです。
外付けSSD(S5ⅡXユーザーのみ)
LUMIX S5ⅡXはSSD記録が可能です。
【LUMIX S5ⅡX レビュー 】良い点・デメリットやお勧めアクセサリーを紹介| Panasonic S5Ⅱとの違い
続きを見る
SSD記録を行えば、SDカードでは記録できないProRes動画や高ビットレートでのALL-Intra撮影が可能です。
外部SSDを使用する場合はSSD用ホルダーの使用をお勧めします。
LUMIX S5 Ⅱにおすすめの交換レンズ
LUMIX S5 Ⅱは焦点距離の異なるレンズを交換することで様々なシチュエーションの撮影に対応でき、またF値の異なるレンズに交換することで被写体の背景を大きくぼかすことができます。
LUMIX S5 Ⅱはボディ単体・レンズキット・ダブルレンズキットの3種類のバリエーションで販売されていますが、付属のレンズだけでは物足りなくなったら、新たに交換レンズを購入することをオススメします。
LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.
LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.は24mmから105mmの広い焦点距離を持ちF4の明るさを持った万能レンズ。
最大撮影倍率も5倍でマクロ撮影も可能、さらにレンズ内手ぶれ補正「Dual I.S. 2」を搭載しており、LUMIX S5 Ⅱの手ぶれ補正と組み合わせると6.5段分の補正効果を得ることができます。
どのようなシーンでも汎用的に使えるので、レンズ交換があまりできないシーンではとても活躍します。
LUMIX S 35mm F1.8
LUMIX S 35mm F1.8は焦点距離35mmの単焦点レンズ。 LUMIX S5 Ⅱのダブルレンズキットに付属している50mm F1.8よりも広角なのでテーブルフォトなどの撮影にはこちらのレンズの方が扱いやすいです。
LUMIX S 85mm F1.8
LUMIX S 85mm F1.8は焦点距離85mmの単焦点レンズ。こちらはポートレートに最適な焦点距離で他の単焦点レンズよりも背景を大きくぼかすことができます。
LUMIX S 14-28mm F4-5.6 MACRO
LUMIX S 14-28mm F4-5.6 MACROは軽量コンパクトは広角ズームレンズ。ワイド端14mmはLUMIX Sシリーズの中では最も広角なレンズで、最大撮影倍率が0.5倍のハーフマクロ撮影も可能です。
LUMIX S 70-300mm F4.5-5.6 MACRO O.I.S.
LUMIX S 70-300mm F4.5-5.6 MACRO O.I.S.はテレ端300mmまで撮影可能な望遠ズームレンズ。 ズームレンズでありながら最大撮影倍率0.5倍のマクロ撮影が可能。レンズ内手ぶれ補正「Dual I.S. 2」も搭載しており、手持ちでのマクロ撮影も簡単に行えます。
SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN
SIGMA 28-70mm F2.8 DG DNはLマウントアライアンスのSIGMAからリリースされている大口径標準ズームレンズ。 開放F2.8の明るさで28mmから70mmのズーム領域を持っているにも関わらず、重さはなんと470g!
しかも、価格も一般的なF2.8ズームレンズと比べて非常に割安になっています。
SIGMA 16-28mm F2.8 DG DN
SIGMA 16-28mm F2.8 DG DNはLマウントアライアンスのSIGMAからリリースされている大口径広角ズームレンズ。このレンズもF2.8の明るさを持っているにも関わらず450gの軽さで価格も一般的なF2.8広角ズームレンズよりも少し安く購入できます。