MIRRORLESS COMPARISONにE-M1 Mark ⅡのVer3.0による野鳥撮影のレビューが掲載されています。
レビュー内容を抜粋
- 鳥が枝の後ろを一瞬横切っても新しいバージョンでは追跡をし続けた
- 鳥は非常に早く動いており、焦点距離の変化が非常に激しく、急に自分の近くを飛んできた場合、以前のバージョンでは焦点が合っていないことがよくあったが、新しいバージョンではピントの合ったシャープな結果が多くえられた。
- 鳥が画面内で小さく見えている場合、背景に焦点があったりする可能性が高いが、Ver3.0のE-M1 Mark Ⅱはそのような風景の中に小さく見えている鳥を追跡の精度がよくなった
- E-M1Xから受け継いだ5×5ターゲットは鳥の撮影では最も良い設定です。 Allターゲットよりも信頼性が高い。
- 他のミラーレス一眼カメラとE-M1 Mark ⅡのVer3.0のAFの正確さを独自の方法で比較した結果です。ソニー α9 :ピントが完全にあっている 80%/ややピントが甘い 95% 、E-M1X :ピントが完全にあっている 74%/ややピントが甘い 91%、 富士X-T3:ピントが完全にあっている 70%/ややピントが甘い 87%、 E-M1 II(Ver3.0):ピントが完全にあっている 62%/ややピントが甘い 82% 、E-M1 II(Ver2.3以下):ピントが完全にあっている 50%/ややピントが甘い 75%
- この通りVer3.0ではAFの精度は向上しているが、二つの画像処理エンジンを有しているE-M1Xには劣ります。
- E-M1 Mark ⅡのAFの問題は背景によって動作がどのように変化するかです。青空が背景の方がカメラにとって良いと思うだろうが、私はしばしば反対の結果を得ました。
- 空が背景の場合はC-AF単独よりもC-AF +TRの方が優れた選択だが、鳥が青空からごちゃごちゃした背景に移動をすると、設定をその場で変更することは困難になります。 基本的にはどのタイプのシーンを優先するか選択をする必要がありますが、他のカメラではこの問題に悩まされていないので、これはE-M1 Mark ⅡのAFシステムの弱点だと思います。
- 新しいVerでは動画のAF性能も改善しています。動画撮影時、常に位相差検出が使用されるようになり、AFの速度が劇的に向上しています。
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