こんにちは、E-M-Wです。
今回は奈良県にある奈良町にぎわいの家にいってきました。
奈良町にぎわいの家とは
にぎわいの家は1917年(大正6年)に建てられた町屋(表屋造)です。
もともと古美術商の住居として使われていた町屋ですが、現在は奈良市が所有し運営しています。
国の登録有形文化財に登録されている大変貴重な建物ですが、無料で中を見学することができます。
奈良町にぎわいの家の中に入ってみました
無料で入れるので実際に中を見学してみました。
まずは入り口にスタッフの方がいたので見学の注意事項を聞いてみました。
自由に見学でき写真撮影も全てOKですが、三脚を使用しての撮影は畳に傷がつくので控えてほしいとの事。
そして、館内の展示物には触れないようにする事、さらにリュックを背負ったまま見学すると襖などにぶつけてしまう可能性があるので手に持って移動してほしいと言われました。
このにぎわいの家には上の写真のような立派な部屋がなんと9室もあります。
それもそのはず、この家の元々の持ち主は古美術商で大変裕福だったそうです。
こちらの床の間には立派な鎧兜の飾りが鎮座しています。
一体おいくらぐらいするんでしょうね。
この鎧兜の飾られている床の間には紙相撲の土俵と力士の人形が置かれていて子供達が楽しそうに遊んでいました。
この日はゴールデンウィークだったのでもしかしたら何かイベントが行われていたのかもしれませんね。
自分も童心に帰って遊びたかったですが、残念ながら一人で訪れたので遊ぶことはできませんでした。
大きい屋敷だけあって中庭もとても立派ですね。
秋に訪れると綺麗な紅葉が見れそうですね。
とても長い長い渡り廊下です。
これだけ長いと雑巾掛けも大変そうですね。
これは廊下の窓からの景色です。
格子越しに見える新緑がとても綺麗でした。
大きなお屋敷だけあって、こんな立派な離れもあります。
奈良町にぎわいの家の感想
このにぎわいの家は大正6年に建てられた町屋で築100年ですが、しっかりと管理されていて中は想像以上に綺麗です。
奈良町には格子の家という同じように無料で見学できる有名な町屋がありますが、広さではにぎわいの家の方が上です。
そして、にぎわいの家同様に空いているのでゆっくり見学することができます。
館内はフォトジェニックなポイントがたくさんあるので、自分のように写真撮影が好きな方にはオススメのスポットです。
アクセス
近鉄奈良駅から徒歩約13分・JR奈良駅から徒歩約20分です。専用の駐車場はないので公共交通機関を利用して行きましょう。
開館時間は9:00〜17:00で、毎週水曜日が定休日です。(水曜日が祝日の場合は開館時間・休館時間が変わる場合があります。)