こんにちは、E-M-Wです。
私ごとですが、先日3年振りに新しいミラーレス一眼カメラのPanasonic LUMIX S5 標準ズームKレンズキットを購入しました。
デジタル一眼カメラを購入すると、いろいろなアクセサリー(周辺機器)が必要になってきますね。
今回は私がS5用に購入したレンズやカメラアクセサリー類やその他オススメのアクセサリー類やレンズとおすすめの現像ソフトをご紹介します。S5を購入した、もしくはこれから購入する方は是非参考にしてください。
LUMIX S5用に購入したレンズ・アクセサリー・周辺機器
LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S. レンズ
私が購入したLUMIX S5のレンズキットにはLUMIX S 20-60mm F3.5-5.6というズームレンズが付属しています。
このレンズは広角側が20mmから始まっているのが特徴で動画撮影などで非常に役に立つレンズで、しかもフルサイズのレンズにも関わらず非常に軽量・コンパクトです。
しかし、望遠側が60mmまでしかなくズームすればするほど、F値が暗くなってしまうのが欠点です。
そんな欠点を補うために新たに買い足したのが、このLUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.レンズです。
このレンズは焦点距離が24mmから105mmと幅広い撮影シーンをカバーすることができ、さらに最大撮影倍率が0.5倍とハーフマクロ撮影までこなせる優れもの。
それに加えて、LUMIX S5と組み合わせることで、ボディ内手ぶれ補正とレンズ内手振れ補正の合わせ技「Dual I.S.2」で6.5段分の手ぶれ補正効果も得ることが可能です。
ただし、レンズの重さは約680gと軽量なLUMIX S 20-60mm F3.5-5.6と比べると雲泥の差です。
LUMIX S5と組み合わせると約1.3kgと普段持ち歩くには少々重たいので、小旅行で荷物を少しでも軽くしたい時はLUMIX S 20-60mm F3.5-5.6を持っていき、撮影メインの旅行ではLUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.を持っていくなど使い分けようと思っています。
LUMIX S 50mm F1.8 レンズ
LUMIX S5のレンズキット付属のLUMIX S 20-60mm F3.5-5.6は広角域から標準域までカバーできる便利なレンズですが、ズームレンズゆえにF値が3.5から5.6であるため、このレンズで撮影していると背景をボカす際にはやや物足りなく感じていました。
そこで新たに購入したのが、このLUMIX S 50mm F1.8 レンズです。
名称 | LUMIX S 50mm F1.8 |
焦点距離 | 50mm |
開放F値 | F1.8 |
最短撮影距離 | 0.44m |
最大撮影倍率 | 0.15倍 |
レンズ構成 | 8群9枚 |
絞り羽枚数 | 9枚 |
フィルター径 | 67mm |
最大径×全長 | 73.6mm×82.0mm |
重さ | 300g |
防塵防滴 | あり |
付属品 | レンズフード・レンズキャップ・レンズリアキャップ |
このレンズは表を見ればわかる通り、非常にコンパクトで軽量なレンズに仕上がっています。
レンズキット付属のLUMIX S 20-60mm F3.5-5.6も非常にコンパクトで重量330gと軽量でしたが、LUMIX S 50mm F1.8は重量300gとさらに軽くなっています。
それでいて最小絞り値がF1.8となっており、十分にボケを楽しむことができます。
さらに防塵防滴・耐低温仕様にもなっており、S5との相性は抜群です。
それでいて価格は実売55000円前後と非常にリーズナブルで最初の単焦点レンズにおすすめです。
ちなみにLマウントでは50mm単焦点レンズは他にもLUMIX S PRO 50mm F1.4もラインナップされています。
こちらはproと銘打っているだけあり、描写性能やF値、最短撮影距離などの面においてLUMIX S 50mm F1.8を上回っていますが、レンズは非常に大きく重さも 価格も非常に高価になっています。
良いレンズですが、個人的にはLUMIX S5のコンパクトボディには少々不釣り合いなイメージです。
このレンズと組み合わせるのであれば、Panasonicの他のLマウントミラーレス一眼カメラと組み合わせた方がバランスよく扱えると思います。
とはいえ、レンズ交換式カメラはカメラボディとレンズの組み合わせを自由に変えるのが醍醐味なので、S5にあえてこのハイグレードなLUMIX S PRO 50mm F1.4を装着して使用するというのも、面白いかもしれませんね。
LUMIX S 85mm F1.8 レンズ
先ほど紹介したLUMIX S 50mm F1.8は標準域の単焦点レンズで非常に汎用性が高いですが、ポートレート撮影やもっと背景をぼかしたい方はLUMIX S 85mm F1.8 レンズがおすすめです。
名称 | LUMIX S 85mm F1.8 |
焦点距離 | 85mm |
開放F値 | F1.8 |
最短撮影距離 | 0.8m |
最大撮影倍率 | 0.13倍 |
レンズ構成 | 8群9枚 |
絞り羽枚数 | 9枚 |
フィルター径 | 67mm |
最大径×全長 | 73.6mm×82.0mm |
重さ | 355g |
防塵防滴 | あり |
付属品 | レンズフード・レンズキャップ・レンズリアキャップ |
50mm F1.8と最大径と全長、フィルター径が全く同じ寸法でレンズのデザインも全く同じになってます。(重量は50mm F1.8よりも55gだけ重い)
そのため、フィルターをLUMIX S 50mm F1.8と使いまわせるという特徴があり、また重心のバランスがほぼ同じため、動画撮影でジンバルを使用する際レンズを交換してもバランス調整を行わなくても良いというメリットもあります。
もちろん、防塵防滴・耐低温仕様などもLUMIX S 50mm F1.8と同様に備わっており、使い勝手も抜群です。
85mmはLマウントレンズでは他にSIGMA 85mm F1.4 DG DNも販売されています。
こちらは開放絞り値がF1.4とLUMIX S 85mm F1.8よりも優れていますが、重量は630gと重く、価格も約100000円前後と高価になっています。
保護フィルム
絶対に貼らないといけないものではありませんが、万が一購入したばかりのカメラの背面液晶に傷がついたら、精神衛生上よろしくないので、私はいつもカメラと同時に購入し、即貼るようにしています。
そんな小心者の私がPanasonic LUMIX S5用に購入した保護フィルムはこのHAKUBA デジタルカメラ液晶保護フィルムMarkII Panasonic LUMIX S5 / G100 専用 です。
ちなみに保護フィルム以外にも保護ガラスフィルムも販売されています。
ガラスフィルムの方は貼りやすく、衝撃に強く、光沢感があるのが特徴ですが、デメリットとしてタッチパネルの感度が鈍ることがあります。
どちらが良いとは一概には言えませんので、好みの方を選ぶと良いでしょう。
レンズプロテクトフィルター
私は標準ズームKレンズキットを購入したので、LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 レンズが付属されていました。
そのレンズの前玉を不慮の事故から守るために購入したのがこのKenko 67mm 撥水レンズフィルター PRO1D プロテクター NEO です。
プロテクトフィルターといっても、性能の違いなどで値段が変わり、どれを選んでいいか迷いがちですが、安すぎるものは反射率が高く画質の低下を招く可能性があるので避けたいところ。
しかし、だからといって破損する可能性のあるプロテクトフィルターにはあまりお金はかけたくないというところ。
このレンズフィルターは低価格ですが、撥水・防汚コーティングで水や汚れに強く、広角レンズでもけられを防げる薄型設計、そして、フレアやゴーストが発生しにくいマルチコーティングも施されています。
もちろん、もっと高性能なプロテクトフィルターもありますが、私はコストパフォーマンスを重視してこのフィルターを選びました。
SDカード
もちろん今まで使用していたSDカードでも使用できますが、S5は4K・6K動画撮影可能という事もあり、大容量・高速なSDカードを購入しました。
私がPanasonic LUMIX S5用に購入したのは、SanDisk Extreme PRO SDXC 64GB UHS-IIとSanDisk Extreme PRO SDXC 256GB UHS-Ⅰ 256GBの2枚です。
64GBの方はスロット1で静止画用、256GBの方はスロット2で動画用で使用しています。
予備バッテリー
S5は純正バッテリーDMW-BLK221つで静止画枚、動画時間録画可能です。
当然、これだけだと旅先などで一日中撮影することは出来ませんね。
一日中撮影するのであれば、最低予備バッテリー2,3個は欲しいところ。
ただ、しばらく旅行の予定はないのでひとまず1つだけ注文しました。
ちなみに注文はしましたが、在庫切れのため2020年12月現在まだ届いていません(涙)
追記
2020年12月20日にようやく到着しました。
外部マイク
私はこれまで静止画しか撮ってこなかったのですが、S5は静止画だけでなく、動画撮影にも適したミラーレス一眼カメラと言うことで動画撮影にもチャレンジしたいと言う意欲が湧いてきて、勢いで外部マイクも同時に購入しちゃいました。
私がPanasonic LUMIX S5用に購入したのは、このRODE VideoMic GO と言うマイクです。
当然初めてのマイク購入と言うことで、全く知識はありませんでしたので、ステレオ・モノラルの違いや指向性など様々な要素があって悩みましたが、私の用途は子供の撮影なので、このモノラルで単一指向性のものを選びました。
高価なものではありませんが、内蔵マイクでの撮影と比べると遠くの音もはっきりと綺麗に録音することができ、とても満足です。
今の所はこのマイクで満足していますが、いつかはPanasonic純正のステレオガンマイクロホン DMW-MS2に買い替えたいと思っています。
SMALLRIG コールドシュー互換ハンドル
LUMIX S5での動画撮影をさらに快適に行うためにこのSMALLRIG コールドシュー互換ハンドルを購入しました。
デジタル一眼カメラで動画撮影を行わない方にとって初めて見る周辺機器かもしれませんね、かくいう私も今回購入するまでこのような周辺機器が存在することを知りませんでした。
取り付け方法は簡単でカメラ軍幹部のアクセサリーシューにこのように取り付けます。
私の場合、さらにハンドルのアクセサリーシュー部分にマイクを取り付けます。
このハンドルを取り付けることによって、手持ち動画撮影時にカメラのグリップを持って構える以外に、ハンドルを握って構えることが可能になります。
このハンドルを握って構えることができることによって、カメラのグリップを持って構えるよりも、ローアングルでの動画撮影が遥かに容易に行うことができます。
小さい子供や犬猫など小動物や低い位置に咲いた植物などの動画撮影する際におすすめです。
ちなみに私が購入したタイプは、カメラのアクセサリーシューに直接取り付けるコールドシューハンドルですが、それ以外にもNATO型ハンドル・Arri対応ハンドルタイプもラインナップされています。
それらはカメラに直接取り付けるのではなく、カメラ本体にカメラケージと呼ばれる周辺機器を取り付けてそのゲージのNATOレールや1/4インチネジ穴に取り付けて使用するのでLUMIX S5に直接取り付けることはできないのでご注意ください。
ドライボックス
私がミラーレス一眼カメラを購入したのはこのLUMIX S5が初めてではないので、もちろんドライボックスは所有しており、使用していましたが、これまで使用していたマイクロフォーサーズマウントのカメラと比べるとボディもレンズも大きいため、以前のドライボックスでは器材が収まりきらなくなり急遽購入しました。
今回購入したのはナカバヤシ キャパティ ドライボックス 27Lです。
本体の外寸が幅306mm×奥行き486mm×高さ270mmと大容量なので、たくさんの器材が収納できます。
本当は憧れの防湿庫が欲しかったのですが、我が家にはそんな代物設置するスペースがないので、今はドライボックスで我慢です。
LUMIX S5用にオススメのアクセサリー・周辺機器
カメラストラップ
カメラを購入したら、ネックストラップが付属してきますが、メーカーのロゴがデカデカと入っていて個人的には悪目立ちするので使いません。
私が愛用しているのはPeak Design(ピークデザイン)のグリップストラップ CLUTCH(クラッチ)とネックストラップ SLEDE LITE(スライドライト)です。
2種類のストラップを使い分けてるなんて付け替えが面倒くさそうだと思われるかも知れませんが、ご安心を。
Peak Designはアンカーと言う構造を利用することで簡単にストラップを付け替えることが出来ます。
そのため、一つのストラップを複数のカメラに使い回すこともでき非常に経済的です。
カメラバッグ
カメラを外に持ち出す際、日常で使っているバッグで構いませんが、使い勝手を考えると断然カメラバッグがおすすめです。
カメラバッグといってもショルダータイプやバックパックタイプ、トートタイプ、スリングタイプなどたくさんのバリエーションがありますが、私は断然バックパックタイプをお勧めします。
バックパックタイプはショルダーと違い、両肩で背負うので体への負担も少なく、またトートタイプと違い両手が自由に動かせる点が気に入っています。
ただバックパックタイプはカメラの出し入れの際、バッグをわざわざ下ろさないとできないというデメリットがあります。
しかし、このPeak DesignのEVERYDAY BACKPACKは、バックパックのサイドにジップがついているため、このようにバッグを下ろさなくてもカメラの出し入れが可能なのです。
モバイルバッテリー
S5はUSB充電に対応しているので、モバイルバッテリーによる充電や給電が可能です。
私はAnker PowerCore Speed 20000 PD とRAVPower モバイルバッテリー 10000mAh PD対応 29Wを使用しています。
しかし、残念ながらS5はPD(Power Delivery)に対応していないため充電スピードが遅く、電源をオフにした状態でないと充電はできません。
なお、電源をオンにした状態だと充電ではなく給電(バッテリーの消費を抑える)となります。
じゃあ、モバイルバッテリーなんていらないんじゃないか、と思われるかもしれませんが撮影地の移動中などバッグの中で充電できるので、結構役に立ちます。
バッテリーグリップ
バッテリーグリップ DMW-BGS5は縦位置で長時間撮影される方やせっかくのシャッターチャンスをバッテリー交換で逃したくない方は必須のアイテムですね。
S5ボディと同じレリーズボタン・ダイヤル・ジョイスティックを搭載しているので操作性も抜群。
ただ、少し高価なのが玉に瑕ですね。
おすすめの現像ソフト
ミラーレス一眼で撮影した写真の編集や、大量の写真を管理する際に役立つのがPCで使用できる現像ソフトです。
そんな現像ソフトの中でも私が愛用しているソフト2種類を紹介します。
Adobe Lightroom
現像ソフトの代表と言えば、このLightroomです。
Lightroomはかの有名なAdobe社が手がけるだけあり、現像ソフトとしても写真管理ソフトとしても使いやすさ・機能も全てにおいて痒い所に手が届く完璧なソフトに仕上げっています。
またプロアマ問わず多くの写真家が愛用しており、使い方などがインターネット上でも多く紹介され、関連書籍も数多くラインナップしているので、初心者にもおすすめです。
唯一の欠点は、サブスクリプション(定額制)を導入しているため、使用し続けるには永遠にお金を支払い続ければならない点ですが、その分定期的にアップデートが行われ、新しいデジタルカメラのサポートもすぐに行われ、不具合等にも素早く対応してくれます。
どの現像ソフトを使えばいいか迷っているのであれば、このLightroomを選べば間違い無いでしょう。
Skylum Luminar AI
今一番勢いがある現像ソフトといえば、このLuminar AIです。
写真管理機能に関しては多機能なLightroomと比べるとやや遅れをとりますが、写真編集機能に関してはLightroomにはない革新的な機能が数多く収録されています。
Luminarが特に力を入れているのがAIを用いた写真編集機能で、一つのスライダーを動かすだけの簡単操作で、写真の明るさや色合い、コントラストなどを一瞬でより最適になるよう仕上げてくれます。
またこのソフトはLightroomとは異なり、買い切りのソフトなので一度購入すれば、半永久的に使用することができます。
定額制のソフトに抵抗がある方はLuminar AIをおすすめします。
Luminar AIについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
最後に
Panasonic LUMIX S5のおすすめアクセサリー・レンズを購入もしくは見つけ次第随時更新していきます。