今回は、新たに導入した写真編集ソフトのDxO PureRAWの特徴や使い方・無料体験版の導入方法・購入方法等を詳しく解説していきます。
DxO セール情報
DxO Labsのブラックフライデーセール開催中、新規ユーザーもアップグレードも全てのソフト対象で最大50%OFFの超特価!!
セール期間:2024年11月22日から12月2日まで まもなく終了!!
\DxO公式サイト/
Contents
DxO PureRAWとは
DxO PureRAWはDxO Labsから発売されているRAWファイル専用ノイズ除去・光学補正ソフトです。
同社のDxO PhotoLabに搭載されている最高性能のノイズ除去機能「DxO DeepPRIME XD」と優秀なレンズ補正を行える「DxO モジュール」の二つのテクノロジーにより完璧なRAWファイルを得られます。
macOS・WindowsのOSに対応しており、日本語にも最適化されています。
現在、最新バージョンのPureRAW 3は公式サイトで通常価格14900円で好評発売中です。(2023/3現在)
また旧PureRAWを使用しているユーザーは8900円でPureRAW 3にアップグレード可能です。
\20%OFFセール開催中/
DeepPRIME XD2・リアルタイムプレビュー・ノイズ除去設定など新機能を搭載しバージョンアップしたDxO PureRAW 4を登場しました。
詳しくはDxO PureRAW 4の新機能&使い方の記事をご覧ください。
DxO PureRAW 4の新機能&使い方【DeepPRIME XD2・リアルタイムプレビュー・ノイズ除去設定】
続きを見る
DxO PureRAW 3の新機能
PureRAW 3の新機能
- 最高画質を実現するノイズ除去「DeepPrime XD」を搭載
- 詳細な光学補正設定が可能に
- バッチ処理を管理「キューシステム」
- 出力形式で「TIFF」が選択可能に
最高画質を実現するノイズ除去「DeepPrime XD」を搭載
DxO PureRAW 3には最高のノイズ除去機能であるDeepPrime XD新たに搭載されました。
このDeepPrime XDは同社のPhotoLab 6に既に搭載済みの機能でこれまでのDeepPrimeノイズ除去と比較するとノイズ除去の効果を軽減せずにディテールは保持すできる夢のような機能です。
詳細な光学補正設定が可能に
ノイズ除去処理の設定がこれまでよりも詳細に行えるようになりました。
旧PureRAWで可能な光学補正設定は全体レンズシャープネスとレンズ歪み補正の2種類のみでしたが、PureRAW 3ではレンズシャープネスの強さ・ヴィネット・色収差・歪曲収差の4つの設定を行えます。
バッチ処理を管理「キューシステム」
PureRAW 3にはバッチ処理を管理するキューという機能が搭載されています。
キュー機能では処理する画像にバッチを追加したり・キューの順序を変更するなどの管理・削除ができます。
出力形式で「TIFF」が選択可能に
従来のPureRAWは画像出力方式がDNG・JPGから選択出来ましたが、PureRAW 3は新たにTIFF(8bit・8bit圧縮・16bit)が選択可能です。
DxO PureRAWの特徴
DxO PureRAWには以下のような特徴があります。
RAWファイルの画像ノイズを驚くほど美しく除去
DxO PureRAWのノイズ除去効果は他社の写真編集ソフトに搭載されているノイズ除去とは比べものにならないほど強力です。
それは他社の写真編集ソフトとは異なり、PureRAWだけがノイズ除去を行うために3つの要素を用いているからです。
- 1つ目は、撮影されたカメラボディのデータ
- 2つ目は、撮影されたレンズのデータ
- そして、3つ目は15年以上にわたり解析した何百万以上の画像から得たデータ
それらを組み合わせたDxO独自のAIによるノイズ除去はノイズを美しく除去するだけではなく、同時にデモザイキング処理を行うことでディテールはしっかりと保持してくれます。
最高レベルのレンズ補正が可能
DxO PureRAWと言えば、強力なノイズ除去機能が取り沙汰されていますが、実はもう一つ優れた点があります。
それはヴィネット・レンズシャープネス・倍率色収差・ディストーション等の光学補正機能です。
PureRAWはデジタルカメラのセンサー性能やレンズの性能を測定しレビューするサイト「DxOMark」で解析された6万以上のデータを用いて光学補正を行うのでどのソフトよりも正確に補正し欠点のない完璧な写真に変換できます。
30日間の無料体験版あり
DxO PureRAWは全ての機能を30日間無料で試せる体験版を公式サイトからダウンロードできます。
試用するにはメールアドレスや簡単な入力が必要になりますがクレジットカード等は一切必要ないので気軽に試せます。
無料体験版のダウンロードからインストール等導入方法については後述で解説しています。
DxO PureRAW 3の無料版の入手方法
DxO PureRAWの無料体験版ページには以下のリンクからアクセスできます。
\20%OFFセール開催中/
このページにアクセスしたら、メールアドレス欄に自身のメールアドレスを入力します。
次に画面に表示されている計算式の答えの数字を入力します。
入力し終えたら、無料トライアルを開始をクリックします。
通常はこれでPureRAWの無料体験版のダウンロードが開始されます。
もし、ダウンロードが開始されない場合は、先ほど入力したアドレス宛に送られてきたメールに記載されているPureRAWのMAC・Windowsのどちらかのリンクをクリックすることで無料体験版のダウンロードできます。
PCにダウンロードしたDxO PureRAW 3のファイルをクリックし開きます。
PureRAWのインストーラーとアンインストーラーのアイコンが表示されるので、PureRAWのインストーラーのアイコンをクリックします。
1,続けるをクリック
2,使用許諾契約をよく読み、続けるをクリック
3スタンドアローン版以外にコンポネートとして使用する場合、Lightroom・ファインダー(Mac)の横にチェックを入れ、続けるをクリック
4,インストールをクリック
5,ファイナライズが完了後、DxO PureRAWを今すぐ起動する場合チェックを入れて、続けるをクリック
DxO PureRAWを起動させたら、このようなウィンドウが表示されるので、一番上のデモ版を試用するをクリックします。
これでDxO PureRAWの無料体験版が30日間使用可能になります。
DxO PureRAW 3 セール情報
DxO PureRAW 3をお得に購入するなら年に数回開催されるセール期間中の購入がおすすめです!
DxO セール情報
DxO Labsのブラックフライデーセール開催中、新規ユーザーもアップグレードも全てのソフト対象で最大50%OFFの超特価!!
セール期間:2024年11月22日から12月2日まで まもなく終了!!
\DxO公式サイト/
現在ブラックフライデーセールが開催中です
【2024年】写真・動画編集ソフトのブラックフライデー情報|随時更新中
続きを見る
DxO PureRAW 3 の価格と購入方法
DxO PureRAWはDxO Labsの公式サイトで14900円で販売されています。
購入の手順
DxO PureRAW 3公式サイトにアクセスしたら、購入するをクリックします。
旧バージョンのPureRAWを持っている場合、アップグレードをクリックすると8900円でPureRAW 3にバージョンアップが可能です。
支払い画面に移動したら、まずDxOマイアカウントの作成を行うために
- メールアドレス
- パスワード
- 確認のためにパスワードを再度入力
- 名前と苗字
- 国名と県名
- 住所(市町村名以降)
- 郵便番号・市町村名
を入力します。
ちなみに既にDxOアカウントを作成している場合は、ログインしてから支払い画面にアクセスすることで、マイアカウント作成をスキップできます。
画面右の販売に関する利用規約に同意しますにチェックを入れ,支払いに進むをクリックします。
支払い方法を選択し、支払いに必要な情報を入力し、完了後ライセンス認証コードの書いたメールが送られてきます。
DxO PureRAWを起動させて、上のウィンドウが表示されたら、ライセンス認証コードを入力し、ライセンスを認証させれば、製品版として使用可能です。
ちなみに購入したPureRAWは合計3台までのPCにインストールし使用可能です。
DxO PureRAWの使い方
DxO PureRAWを起動させて、補正処理を行う画像を読み込みます。
対応しているファイル形式は以下の通りです。
- デジタルカメラメーカーの一般的なRAWファイル(PureRAW 2から富士フィルムのX-transセンサーも可能)
- デジダルカメラで撮影された際のオリジナルのDNGファイル
- DxOがサポートするRAWファイルから生み出されたDNGファイル・Adobeソフトで変換されたDNGファイル(圧縮DNGやAdobeソフトの写真の結合で生み出されたDNGファイルを除く)
読み込む画像の選択方法は、画像ファイルを画面にドラッグ&ドロップする方法と処理する画像を追加と書かれている部分をクリックし、PCのフォルダ内の画像を選択する方法の2種類があります。
ちなみに読み込む画像は1枚だけでなく複数枚選択可能です。
画像を読み込むとDxO 光学モジュールのウィンドウが表示されます。
DxO 光学モジュールとは撮影時のカメラボディとレンズの組み合わせに対して最適な光学補正を行うために必要なデータになります。
ウィンドウ下中央の選択対象をダウンロードをクリックし、ダウンロードを行い、ウィンドウ下右の保存をクリックします。
ちなみにこの光学モジュールは一度ダウンロードすると次回から同じのカメラボディとレンズの組み合わせの写真で補正を行う場合はダウンロードの必要はなくなります。(別のカメラボディとレンズの組み合わせの場合はそれに対応する新しい光学モジュールをダウンロードし保存する必要があります。)
画像が読み込まれたら、ノイズ除去・光学補正処理を行う画像をクリックし、指定し、画面左上の画像を処理をクリックします。
画像処理の方法を指定するウィンドウが表示されます。
DxO PureRAW 3の処理設定は以下の通りです。
DxO PureRAW 3の処理設定
- ノイズ除去の方法
- DxO光学補正
- 出力形式
- 出力先フォルダ
- エクスポート
ノイズ除去の種類は、HQ(高画質)・ PRIME・Deep PRIME・Deep PRIME XDの4種類があり、順にノイズ除去の効果が高くなりますが、ノイズ除去の効果と比例して処理に時間がかかります。
DxO光学補正の項目ではレンズシャープネス・ヴィネット・色収差・歪曲収差の4種類の光学補正の効果をON・OFFできます。
またシャープネスに関してはソフト・標準・強・ハードの4段階の強さで選択出来ます。
出力形式はエクスポート時の画像の拡張子をDNG・JPG・TIFFの3種類から指定できます。
拡張子にチェックを入れるとエクスポート時のファイルサイズの目安を確認することができます。
さらに3種類の拡張子全てにチェックを入れることで、3種類の拡張子の画像を一気にエクスポートすることもできます。
出力先はエクスポート時の画像の保存場所を元画像があるフォルダ内にDxOフォルダを作成し保存するか、自身で指定したカスタムフォルダに保存するか選択ができます。
エクスポートはPureRAWでノイズ除去処理を行なった画像を他の写真編集ソフトにエクスポートするための項目です。
Adobe LightroomやPhotoshopだけでなく、ソフトウェアを選択することでLuminar Neoなど他の写真編集ソフトにもエクスポートが可能です。
最後に右下の処理するをクリックすると、ノイズ除去・光学補正処理が開始されます。
このウィンドウが表示されれば、ノイズ除去・光学補正処理が完了します。
処理結果を表示をクリックすると、処理前と処理後の画像を比較ができます。
ここにエクスポートはAdobe Lightroom・Lightroom Classic・Photoshop・Photoshop Elements・カスタムソフトウェアのいずれかに画像をエクスポートができます。
ちなみにカスタムソフトウェアを選択すると、アプリケーションフォルダが開き、その中から任意のアプリを選択ができます。
私は試しにLuminar Neoを選択し、エクスポートしてみましたが無事できました。
PureRAW 3 プラグイン機能の使い方
DxO PureRAW 3はプラグインとしても使用できるようになりました。
プラグインとして使用できるのは、Adobe Lightroom ClassicとmacOS FinderとWindows エクスプローラです。
Lightroom Classicでの使い方
Lightroom Classicでプラグインとして使用する場合、画面上のツールバーのファイル→プラグインエクストラ→PureRAW3をクリックします。
その後通常のPureRAW 3の使い方と同様にノイズ除去・光学補正処理の方法などを設定ができます。
macOS Finderでの使い方
macOS Finderの場合画像を選択し、右クリックでウィンドウを表示させ、クイックアクションから、
- DxO PureRAW 3:次を使用してDNGに処理
- DxO PureRAW 3:次を使用してJPEGに処理
- DxO PureRAW 3:次を使用してDNG・ JPEGに処理
- DxO PureRAW 3:スタンドアロン版の設定で処理する
のいずれかを選択します。
DxO PureRAWのノイズ除去効果
DxO PureRAWを使用すると一体どれだけのノイズ除去効果が得られるのか試してみました。
サンプルはフルサイズミラーレス一眼カメラのPanasonic LUMIX S5+LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.を使い、iso6400で撮影した写真になります。
この写真にDxO PureRAWのノイズ除去で一番効果の高いDeep PRIMEを適用してみます。
上の画像はiso6400のオリジナルの画像
上の画像はiso6400でDeep PRIMEを適用した画像
フルサイズセンサー搭載機でもiso6400で撮影するとざらざらしたノイズ感はどうして出てしまいますが、PureRAWのノイズ除去を使用するとノイズはクリアになっているにもかかわらず、文字などのディテールはしっかりと残した理想的な画像になりました。
また、今回のテストでは同じ画像を異なるiso感度で撮影しており、PureRAWのノイズ除去を使用した画像と他のiso感度の画像を比べてみたところ、iso400で撮影した画像にはノイズ量・シャープネスで僅かに劣りますが、iso800で撮影した画像と比べると明らかにPureRAWのノイズ除去を施した画像の方が優っている結果になりました。
この驚きのノイズ除去効果をぜひみなさんお試しください。
\20%OFFセール開催中/
DxO PureRAWの注意点
ノイズ除去・光学補正処理以外の調整や処理はできない
DxO PureRAWはあくまでノイズ除去・光学補正処理専用ソフトのため、露出・コントラスト・色などの調整や編集を行えません。
これらの編集を行うために別途写真編集ソフトが必要になります。
ノイズ除去・光学補正処理の設定項目が少ない
DxO PureRAWのノイズ除去・光学補正処理はほとんど自動で行われ、変更できる設定項目はノイズ除去の種類を3段階から設定、光学補正は歪み補正の有無、レンズシャープネス補正の有無、出力形式をDNG・Jpegのいずれかに指定、だけです。
ちなみにPureRAWと同じノイズ除去・光学補正処理が使用できる写真編集ソフトのDxO PhotoLabの場合、ノイズ除去の種類の選択以外に効果の強さを調整、レンズシャープネス・ヴィネット補正・倍率色収差補正・ディストーション補正の有無や詳細な設定など、さまざまな多くの設定を柔軟に行えます。
RAWデータしか使用できない
DxO PureRAWはRAWデータ専用のソフトウェアのため、残念ながらJPEGやPNGやTIFFなど他のファイル形式の画像に対して使用するできません。
JPEGやPNGやTIFFなどの画像メインでノイズ除去を行いたい方には、他社製品になりますがTopaz DeNoise AIの使用をお勧めします。
DxO PureRAW のソフトウェア試用要件
必要なPCのスペック | Mac | Windows |
CPU(最低) | Intel core i5以上 | Intel Core i2以上 |
CPU(推奨) | Apple silicon,Intel Core i7 第4世代以上 | Intel Core i7第4世代以上,AMD Ryzen |
RAM | 8GB以上RAM(16GB以上推奨) | 8GBのRAM(16GB以上推奨) |
GPU | Apple silicon搭載機種または、AMD Radeon Pro580X以上 | NVIDIA GeForce8・ATI Radeon HD2000・Intel HD Graphics2000以上 |
空き容量 | 4GB以上の空き容量 | 4GB以上の空き容量 |
OS | macOS10.15.7,11,12 | Windows10バージョン1903以上,Windows 11 |
写真編集ソフト関連記事
- DxO FilmPack 7 レビュー|特徴・使い方・無料体験版・購入方法を解説 2021年12月28日
- DxO PhotoLab 6 レビュー|セール情報・無料体験版・価格・使い方を解説【ELITE版】 2021年11月6日
- Luminar Neoとは|価格・主な機能や使い方・最新情報を徹底解説【2024年版】 2021年9月10日
- おすすめ写真編集ソフト12選|セール情報・クーポン・無料体験版付き 2021年8月22日
- 「ポートレートボケ AI」が追加 | Luminar AI バージョン 1.4 アップデート情報 2021年7月27日