こんにちは、E-M-Wです。
今秋発売予定のLuminar 4に新たなツールが搭載されます。
その名もAI Structure(AI ストラクチャー)ツールです。
(超重要)2020/11/2追記
Skylumのご厚意により、2020年末発売予定のLuminar AI β版をお借りすることができました。
Luminar AIをすでに先行予約された方も迷っている方も是非こちらの記事を参考にしてみてください。
Luminar AI先行予約についてはこちらの記事で解説しています。
プロモーションコードの使い方を詳しく知りたい方はこちらへ
AIStructure(AIストラクチャー)ツールとは
Luminarには縁取り(ストラクチャ)というツールがあります。
この縁取り(ストラクチャ)は画像の細部と輪郭と明瞭度を調整し、質感を高めることができるツールで、写真をHDR風の画像に仕上げたいときや細部をより強調したい際に重宝します。
上の写真のスライダーを右に動かすと縁取り(ストラクチャ)の適用量を70に設定した画像に変化します。
とても便利な効果で、様々な種類の写真編集で使用するツールなのですが、写真に人物が写り込んでいる場合、肌にディテールが追加されて人物が不自然な仕上がりにしまいます。
また、縁取り(ストラクチャ)ツールは、画像にノイズやハロー効果をもたらしてしまいます。
このような仕上がりを防ぐには、これまでは人物や効果を適用させたくない場所にマスキングを施す必要がありました。
では、同じ写真に今回新たに搭載されるAIストラクチャツールを使って補正してみましょう。
使い方は、縁取り(ストラクチャ)ツールと同じで、量のスライダーを右に動かすことで、画像の輪郭を強調し、左に動かすと逆に輪郭が曖昧になって平坦になります。
増強は画像全体のディテールの強さを調整するのに使用します。
上の写真のスライダーを右に動かすとAIStructure(AIストラクチャー)の適用量を100に設定した画像に変化します。
結果は一目瞭然ですね、縁取り(ストラクチャ)ツールと違い、写真全体に効果を適用するのではなく、AIが人を自動的に認識し、必要な部分のみを補正してくれるので、自然に仕上がります。
このようにAI Structure(AIストラクチャー)は、人物と風景を撮影した写真に対して、絶大な効果を発揮します。
以下のAI Structureを使用した作例もご覧ください。
こちらの動画でも解説しています。
なぜこのようなことが可能なのか
公式の解説によると、
Luminar 4のAIストラクチャは、人やその顔、肌、さらには空、建物などのオブジェクトを自動的に識別し、写真全体ではなく、一部をより知的に修正します。
それは、決して広くないそうした領域にディテールと明瞭度を加え、ストラクチャを高め、はるかにきれいな画像を作り出します。
これは、写真全体にストラクチャを追加する代わりに、選択的に行うことを意味します。
つまり、ユー ザーはエフェクトをマスキングしたり、ブラッシュアウトしたりする必要がなくなります。さらにユーザーは、特別な「ストラクチャ・ブースト・テクノロジー」制御を使用し、一歩踏み込んで、クリエイ ティブな外観の非常にきめ細かい写真を作成することもできます。
と書かれています。
最後に
これまでにもLuminarには、人工知能が写真全体の露出等を自動で補正してくれるアクセント AIフィルター、人工知能が空の部分を自動で補正してくれるAI スカイエンハンスフィルターなど、人工知能を用いた写真補正ツールがあり、どれも素晴らしい効果を発揮しています。
これらの人工知能を用いたツール同様に、AIストラクチャも写真をより美しく、さらに写真編集にかかる時間を大幅に短縮し、私たちの写真編集の大きな力になってくれるでしょう。
このAIストラクチャが追加されるLuminar 4が今から楽しみですね。
Luminar 4の先行予約はこちらから
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