こんにちは、E-M-Wです。
私がLuminar(ルミナー)に初めて出会ったのは2018年にリリースされた「Luminar 2018」でした。
これまでLightroomユーザーだった私にとって、Luminar 2018にはAIを用いた写真編集機能など今までに出会ったことのない機能がたくさんありとても感動しました。
そして、Luminar 2018は2019年にLuminar 3にバージョンアップし、今度は写真編集機能だけではなく、写真管理機能も追加され、更に便利になり私にとってなくてはならないソフトとなりました。
そんな、AIによる高度な写真編集機能と写真管理機能を搭載したLuminar 3の発売から約1年、待ちになったこの日が来ました。
Luminar 4の発売は11月18日ですが、今回先行入手することができました。
AIを用いた写真編集機能に更に磨きをかけ、UI(ユーザーインターフェース)を使いやすいように大幅に見直したLuminar 4の全てを解説していきます。
(超重要)2020/12/9追記
Luminar AIの正式な発売は2020年12月15日ですが、早期先行予約特典で発売日よりも一足早く、製品版のLuminar AIを入手することができました。
この記事では話題のAI写真編集ソフト Luminar AI の購入方法・インストール方法・使い方まで全てをご紹介します。
Contents
Luminar 4は今後どうなる?
2020/9/5追記
2020年9月3日、全く新しいルミナー、Luminar AIが2020年年末に発売されることが発表されました。
Luminar 4を最近購入したばかりの方は少し残念な気持ちだったり、これからLuminar 4を購入予定だった方は、どうすれば良いか迷っていると思います。
そんな方のためにLuminar 4の今後について、ご説明いたします。
Luminar 4のサポートは引き続き継続
開発元のSkylum社によるとLuminar AIが発売されてから1年間はLuminar 4のパフォーマンスのアップデートを継続的に行うことを発表しています。
また、発売から1年を過ぎても、お使いのPCがLuminar 4のシステム要件を満たしている限り何年でも使い続けることができます。
現在、Luminar 4が発売されていますが、同様にLuminar 3のサポートは継続的に行われており、この発表は信頼に値します。
なので、Luminar 4を最近購入したばかりの方や今すぐ購入したい方も、Luminar AI発売以降もLuminar 4を安心して使い続けられますのご安心ください。
Luminar 4の購入方法
Luminar 4の開発元である、Skylumの公式サイトの購入ページにアクセスします。
2020/9/6現在、公式サイトでは、
- Luminar 4単体
- Luminar 4+Luminar AI
- Luminar 4+Luminar AI+Aurora HDR
- Luminar 4アップグレード
の5パターンが販売されています。
PLUSエディション・MAXエディションで追加されるLuminar AIと言うのは2020年末にリリース予定の新しい写真編集ソフトで先行予約を行うことで11980円で購入できます。
「Aurora HDR」はLuminar 4と同じSkylum社からリリースされてるHDR画像合成ソフトです。
アップグレードはLuminar 3を購入しているユーザーが対象となっており、Luminar 3購入時のメールアドレスまたはアクティベーションコードが必要となります。
Luminar 4単体(1,2ライセンス) | Luminar 4+Luminar AI | Luminar 4+Luminar AI+Aurora HDR | Luminar 4アップグレード | |
定価 | 10560円,7800円 | 22540円 | 34520円 | 10560円 |
割引後の価格 | 10560円,7800円 | 16960円 | 25740円 | 9130円 |
プロモーションコード | コード使用で9560円,6800円で購入可能 | コード使用で15959円円で購入可能 | コード使用で24740円で購入可能 | コード使用で7304円で購入可能 |
購入リンク | 公式サイトで購入する | 公式サイトで購入する | 公式サイトで購入する | 公式サイトで購入する |
上の表は現在販売されているプランの定価、割引後の価格、プロモーションコード「EMW10」使用後の価格、購入ページの直接リンクをまとめています。
Luminar 4を割引購入できるプロモーションコードの使い方は購入の手順でご紹介します。
注文の手順
注文画面1
こちらが注文画面になります。プロモーションコードを入力をクリックします。
上の表でプロモーションコードが適用可能なプランを購入する場合、プロモーションコード入力欄に「EMW10」を入力することで1000円割引価格で購入することができます。
あとは支払い方法を選択、入力し、お支払いをクリックすれば、注文完了です。
注文画面2
先ほど説明した注文画面が表示されなく、こちらの注文画面が表示された場合は、以下の手順でご注文ください。
こちらが注文画面になります。
まずメールアドレスを入力します、この時入力したアドレスにLuminar 4の「アクティベートキー」が書かれたメールが送られてくるので間違えないように注意してください。
メールアドレスを入力したら、Skylumから商品の最新情報等をメールで受け取りたい場合、四角の部分にチェックを入れてください。
完了したら、次へ進むをクリックします。
お住いの国を選択し、次に進むをクリックします。
そして、忘れてはいけないのがクーポンコードです。
上の表でクーポンコード(プロモーションコード)が適用可能なプランを購入する場合、クーポンを追加するをクリックします。
クーポンコード入力欄にプロモーションコード「EMW10」もしくは「emw10」と入力し、クーポンを追加するをクリックします。
Luminar 4+Luminar AI+Aurora HDRは通常21940円で販売されていますが、クーポンを適用することにより1000円割引され、20940円になりました。
あとは、支払方法を選択し、必要な情報を入力し、支払いをすれば購入完了です。
お得なお知らせ
SKYLUMのLuminar 4・Aurora HDR 2019のソフトウェアを購入する際、プロモーションコードにEMW10と入力すると、1000円割引された価格でソフトウェアを購入することができます。
プロモーションコードの使い方を詳しく知りたい方はこちらへ
すべて入力が完了したら、お支払いをクリックして完了です。
2020/3/31 追記
4月中に公式サイトでLuminar 4を購入されるとSkylum社がその売り上げから5ドルを「WHOの新型コロナウイルス対策基金・GlobalGivingによるコロナウイルス救援基金・Heart to Heart International、および世界中の現地の慈善団体に寄付」するとの発表がありました。
2020/6/20 追記
4月に行われた、新型コロナウィルスと闘う世界中の慈善団体への寄付金はなんと「$118,515(約12660000円)」だったそうです、金額すごい!
Luminar 4のダウンロードとインストール
Luminar 4のダウンロード
Luminar 4を購入するとSkylumからメールが送られてきます。
メールにはLuminar 4のMac版のダウンロードリンクとウィンドウズ版のダウンロードリンクがあるので、自身のPCに合わせてダウンロードを行います。
私はMacを使用しているので、Mac版をダウンロードします。
ダウンロードが完了したら、PCに保存されている「Luminar 4 installer.app」を開きます。
2020/3/3追記
Luminar 4を注文したのにSkylumからメールが届かないと言うお問い合わせを何度かいただいたことがあります。
その原因として考えられるのは、
- お使いのメールソフトが誤って迷惑メールとして処理し、迷惑メールフォルダに格納されている
- 購入時のメールアドレスを誤入力している
このような原因が考えられます。
まずは迷惑メールフォルダを確認してみてください。
それでも見つからない場合は、Skylumの公式サポートにお問い合わせすることをお勧めします。
Luminar 4のインストール
ライセンス契約を読み、同意するをクリックします。
Mac版の場合、通常はLuminar 4をダウンロードするとApplicationフォルダに保存されますが、別の場所に保存したい場合は変化するをクリックし、保存先を指定します。
ほとんどの方はそのままの設定で大丈夫です。
またLuminar 4を保存するための必要な空き容量1.14GBを確保している必要があります。
Luminar 4を他の写真編集ソフトのプラグインとして使用する場合は、「Photoshop・Lightroom・Photoshop Elements・Aperture」の横のチェックボックスにチェックを入れます。
このプラグインの設定は後から行うことも可能です。
インストールが完了するまで待ちます。
この画面になったら、Luminar 4の試用版を起動させるためにメールアドレスを入力します。
メールアドレスに指定はありませんが、購入時のアドレスを入力しておくことをお勧めします。
Skylumからのメルマガを受け取りたい方はチェックを入れておきましょう。
ちなみにメルマガを登録しておくと、Luminar 4のアップデート情報やLuminar Looksの割引などLuminarに関するお得な情報がたくさん入手できるのでおすすめです。
アドレスを入力したら、Launch Luminar 4をクリックします。
これまでLuminarを使用していなかった新規のユーザーの場合はこれでLuminar 4のインストールが完了です。
Luminar 3からLuminar 4へのアップグレードの場合
Luminar 3を現在使用しているユーザーは試用版のアドレスを入力しLaunch Luminar 4をクリックすると、上の画面が表示されます。
Luminar 3で使用しているカタログを引き継ぐ場合は使用中のカタログを移行を選択し、新たにカタログを作成する場合は新しいカタログを作成を選択します。
カタログの移行が終了したら、Luminarの使用開始をクリックします。
Luminar 4のアクティベート
今の状態はLuminar 4を14日間のフリートライアルで使用している状態なので、製品版にアクティベートします。
画面上のツールバーの「Luminar 4」→「アクティベート」をクリックします。
アクティベートをクリックします。
Luminar 4購入時のメールアドレスと購入時のメールに記載されている20桁のアクティベーションコードを入力し、アクティベートをクリックします。
アクティベートができない問題
2019/11/21 追記
通常は、購入時のメールアドレスとアクティベーションキーを入力するとアクティベートが完了するのですが、私の場合アクティベートが失敗してできないという問題が起きました。
メールアドレスとアクティベーションキーを正しく入力しているのにも関わらず、「接続エラーです。しばらく時間をおいて再度お試しください。」と表示されるのです。
この表示の通りしばらく時間をおいて試しても、全く効果はなくアクティベートはできない状態が続きました。
色々と試したところ、無事アクティベートできたので、解決方法を掲載しておきます。
私のメールアドレスはGmailのエイリアス機能を使用しており、「○○○○○+○○○@gmail.com」といった感じで「+」という記号を使用していました。
どうやらその「+」に問題があったようで、半角の「+」を全角の「+」に変えてアドレスを入力したところアクティベートが成功しました。
私同様Gmailのエイリアス機能を使用していて、アクティベートできない方は一度お試しください。
Luminar 4のライブラリの使い方
Luminar 4といえば、写真編集機能に関してピックアップされることが多いのですが、写真管理機能もしっかりと用意されています。
これまでLuminar 3を使用していたユーザーはカタログを移行して使用していると思いますが、新規でLuminar 4を購入したユーザーはまずライブラリに写真を読み込みましょう。
画像入りのフォルダを追加する
画面上の「画像入りフォルダを追加」をクリックし、PC内の読み込ませたいフォルダを選択します。
画面右上のライブラリのタブをクリックすると、画面右がライブラリパネルに変化します。
先ほど読み込んだフォルダはこのように保存されています。
また読み込んだ写真を自動的に整理してくれます。
例えば、日付のバラバラの写真が入ったフォルダを読み込ん「年・月・日」と整理された状態で表示することもできます。
それ以外には、「お気に入りの写真・最近追加した写真・最近編集した写真」を表示することもできます。
アルバムを作成し、写真をまとめることも可能です。
フラグ・カラーラベル・レーティングをつける
写真に「フラグ・カラーラベル・レーティング」をつけて、管理やフィルタリングすることもできます。
画像に「フラグ・カラーラベル・レーティング」をつける方法は、上の画像のショートカットを使う・画面上のツールバーの「画像」から選択するなどの方法があります。
表示する写真を指定する
ライブラリの上に表示さえている「表示:全ての写真」をクリックすると、このようなウィンドウが表示されて「フラグ・カラーラベル・レーティング」から写真を絞り出して検索することができます。
「表示:並び替え」では、「撮影日時・編集日時・評価・選択・色ラベル・ファイル名・ファイルタイプ・ファイルサイズ」で並び替えることができ、順番を「昇順・降順」で変えることも出来ます。
Luminar 4の写真編集機能の使い方
Luminar 4には、基本的な写真編集機能はもちろん、他の写真編集ソフトにはないAIを用いた機能や写真をクリエイティブに仕上げる機能が数多く存在します。
写真を選択したら、画面右上の編集のタブをクリックすると編集パネルに変化します。
そして、編集パネルの右側にある8種類のアイコンをクリックすると各編集ツールに切り替わります。
レイヤー
一番上のアイコンは「レイヤー」ツールです。
このツールでは、
- 新規調整レイヤーの追加
- 新規画像レイヤーの追加
- 新規スタンプレイヤーの作成
- レイヤーの複製
- レイヤー変換
- 透明度の調整
- ブレンドモードの変更
- レイヤーごとのマスクの編集
等を行うことができます。
レイヤー機能を使えば、Lightroomではできないより高度な写真編集が可能になります。
Canvas(キャンバス)
「Canvas」ツールでは、「消去・コピー&スタンプ・レンズと角度補正・切り抜きと回転」の編集を行うことができます。
レンズと角度補正はレンズの収差や歪みを補正するための機能です。
なお、編集対象がRAWデータとjpeg等のファイルでは、使用できる機能が異なります。
RAWデータの場合、「自動歪み補正」と「色収差除去」が使えます。
「切り抜きと回転」「消去」「コピースタンプ」については、Luminar 3を使って解説している記事があるのでご覧ください。
エッセンシャル
「エッセンシャル」ツールには写真編集に必須の機能が収録されてます。
ライト
ライトは露出関連の基本的な調整ができるフィルターです。
上の画像は左がRAWデータを読み込んだ場合に表示されるツールで、右がjpegを読み込んだ場合に表示されるツールです。
「レンズとジオメトリ」同様、編集対象がRAWデータとjpeg等のファイルでは、使用できる編集ツールが異なります。
RAWデータとJPEG等ではどのように編集ツールが異なるかは、こちらの記事で詳しく解説しています。
AI 補正
Luminarを語る上で欠かせない機能がAI 補正機能ですAccent AIはスライダーを動かす、たったそれだけで見る見るうちに写真が美しく補正される編集フィルターです。
この驚きの効果の秘密は名前にもあるAIによるものです。
写真全体を解析し、露出・コントラスト・シャドウ・ハイライト・黒レベル・白レベル・トーン・彩度・明瞭度などの補正項目を自動で調整し、最高の写真に仕上げます。


上の写真のスライダーを右に動かすとAccent AIの数値を50に適用した写真に変化します。
この編集にかかった時間はわずか一瞬です。
Accent AIについては以下の記事で詳しく解説しています。
Accent AIは写真全体を自動的に補正するのに対し、「AI スカイエンハンサー」は
空の部分だけを自動的に補正してくれる機能です。


上の写真のスライダーを右に動かすとAI スカイエンハンサーの数値を50に適用した写真に変化します。
こちらも写真編集にかかった時間は一瞬です。
写真編集方法が全くわからない人はまずこれら機能を使って簡単に写真を仕上げましょう。
また、写真編集に慣れている方でも大量の写真は編集しなければならない時にこの機能で時間短縮できるのでオススメです。
AI ストラクチャ
この「AI ストラクチャ」は Luminar 4から新たに搭載されたAI編集機能です。
ディテールや明瞭度を高めるために用いるツールですが、AIと銘打っているのにはしっかりと理由があります。
この手のツールは建築物等の人工物に対しては使いやすいのですが、写真内に人物や顔などが写り込んでいるとそちらにも効果が適用され、不自然な仕上がりになってしまいます。
しかし、AI搭載のこの機能はディテールや明瞭度を高める必要がある場所とそうではない場所を認識し、自動的に人物部分にはわずかに処理を行うなどの補正を行なってくれます。


上の写真のスライダーを右に動かすとAI ストラクチャの数値を60に適用した写真に変化します。
カラー
「カラー」では、
- 全体の彩度を調整することのできる「彩度」
- 発色の弱い部分の彩度を重点的に補正する「自然な彩度」
- 色相を検出しスライダーを動かすだけで簡単に色かぶりをなくせる「色かぶり除去」
- 色味ごとに個別に「色相・彩度・輝度」を調整することのできる「HSL補正機能」
- 写真全体の色相を好きなように置き換えることができる「色相シフト」
などの補正を行うことができます。
白黒変換
「白黒変換」は、様々なパラメーター調整で細部までこだわった白黒写真を作成することができます。
ディテール調整
ディテール調整は、「細部のディテール・中間のディテール・全体のディテール」など部分的にディテールの補正を行なったり、「ディテール保護」で画像のハイライト部分が過度に防いだり、「ディテールマスキング」でディテールの量を制御したりすることができます。
ノイズ低減
「ノイズ低減」は、「輝度ノイズ」で全体的なノイズを除去することができ、「色ノイズの低減」は輝度ノイズでは除去できないカラーノイズを低減することができます。
ランドスケープ・エンハンサー
「ランドスケープ・エンハンサー」は、
- 写真から霧や靄を取り除いたり、窓ガラス越しの風景をはっきりさせることのできる「かすみ除去」
- 日の出や日の入り前に撮影したような暖かい太陽光の色味を写真に与えることのできる「ゴールデンアワー」
- 自然風景写真等の木々や葉っぱの色の部分の彩度を調整できる「緑樹の増強」
- 自然風景写真等の木々や葉っぱの色の部分の色合いを変化させる「葉色相」
などの補正を行うことができます。
ビネット
「ビネット」は、周辺部を暗くしたり明るくしたりして、被写体を際立たせることのできる効果です。
- 「題名を選択」はビネットの中心点を指定することができます。
- 「量」をプラスにすると周辺部が明るく、マイナスにすると暗くなります。
- 「サイズ」をプラスにすると効果範囲が広くなり、マイナスにすると効果範囲が狭くなります。
- 「丸み調整」は形状を変化させます。
- 「フェザー」は境界線の滑らかさを調整します。
- 「インナーライト」で中央部の明るさを調整します。
クリエイティブ
「クリエイティブ」ツールには写真を印象的で芸術的なものに変化させることのできる編集機能が収録されてます。
AI スカイ・リプレースメント
「AI スカイ・リプレースメント」はLuminar 4で追加された機能の中でも目玉機能です。
英語にすると「AI Sky Replacement」で直訳すると空を置き換えるといった意味になります。
Sky Replacementという編集方法自体はPhotoshopでも可能です。
ただし、それを手動で行うには、多くの時間と編集スキルが必要なため誰もができることではありませんでした。
ちなみに一応自分でもPhotoshopを使って手動で試したみたが、不自然な合成写真になってしまいました。
そんな手間とテクニックの必要な写真編集方法をこのAI スカイ・リプレースメントを使えば一瞬で可能になります。
百聞は一見にしかず、まずは実際に試してみましょう。
AI スカイ・リプレースメントの空のセレクションをクリックします。


- Blue Sky 1〜6
- Bright Sky 1〜3
- Dramatic Sky 1〜4
- Dramatic Sunset 1〜7
- Galaxy 1〜2
- Starry Night 1〜2
- Sunset 1〜4
- Sunset Cloud 1
の29種類の中から空を選択します。
上の写真のスライダーを右に動かすとAI スカイ・リプレースメント Blue Sky 2を適用した写真に変化します。
たったこれだけでわずか数秒で霞んだ空が印象的な空に変わりましたね、編集ソフトを使って簡単に編集した写真だとはなかなか気づかれないでしょう。
ただ、目の肥えた写真家がよく見ると、不自然に感じる箇所もあるかもしれません。
ただ、今回は空を単純に置き換えただけにすぎません。
AI スカイ・リプレースメントには、
- 地平線のブレンド
- 地平線の位置
- リライトシーン
- スカイグローバル
- ギャップを閉じる
- スカイローカル
- スカイデフォーカス
- スカイ反転
- 霧がかかった大気(Luminar 4.1.0で追加)
- 空の温度
- 空の露出
という多くの編集項目があり、それらを調整すれば単純に適用しただけよりのさらに自然な写真に仕上がります。
また空の画像を新たにLuminar Marketplaceでダウンロードしたり、自分でオリジナルの空を作成することもできるのでまだまだ多くの可能性を秘めています。
2019/11/24追記
こちらの記事ではAI スカイ・リプレースメントの機能から使い方まで全て解説しています。
AI 空の拡張(AI 拡張スカイ)
2020/3/22追記
「 AI 空の拡張」はLuminar 4.2で追加された新機能で、空に様々にオブジェクトを配置することができます。
例えば、何もない空に虹を掛けたり、月の見えない夜でも月を配置したりしてリアルな風景を作ることも、街に突然キリンを出現させたり、日本の空にオーロラを出現させるなど独創的な写真を作成することも可能です。
Luminarお得意のAIが空や前景を認識してくれるので誰でも簡単にオブジェクトを写真に自然な感じで配置することができます。
では、実際にAI 空の拡張を使ってみましょう。
2020/7/28追記
Luminar4.3から「AI 空の拡張」は「AI 拡張スカイ」と表示されています。
オブジェクトは
- Aurora(オーロラ) 1
- balloon(気球) 1
- Birds(鳥の群れ)1〜3
- Clouds(雲)1〜8
- Eagle(鷲)1
- Fireworks(花火)1〜3
- Giraffe(麒麟) 1
- Lightning(雷)1〜2
- Moon(月)1〜2
- Mountains(山々)1〜4
- Plane(飛行機)1〜2
- Planet(惑星)1〜4
- Rainbow(虹)1〜2
- space shuttle(スペースシャトル(バージョン3.4で追加))
の35種類の中から選択することができます。
今回はせっかくなので非現実的な写真を作成するためにあえてキリンを配置してみます。


上の写真のスライダーを右に動かすとAI 空の拡張のGiraffe(麒麟) 1を配置した写真に変化します。
とてもシュールな画像に仕上がりましたね。
ただ、シュールではありますが、キリンの足の部分をよく見てください合成されたキリンの足はしっかりと手前のビルに隠れるように配置されています。
オブジェクトを画像に自然な感じで配置させるにはこれまでの写真編集ソフトではマスクやレイヤーを駆使する必要があり、初心者ではなかなかうまくできなかったのですが、Luminar 4のAI 空の拡張を使えば、AIが空を認識しオブジェクトを自然な感じに配置してくれます。
更に今回はプリセットされているオブジェクトを使用しましたが、なんとこの機能自分で用意したオブジェクトでも同様に写真に合成することが可能なのです。
それ以外にもLuminar Marketplaceで販売されている空のオブジェクト(Sky Objects)を購入することでオブジェクトのバリエーションを増やすこともできます。
そして、配置したオブジェクトをより自然に合成するための編集項目も多数用意されています。
- 適用量
- 暖かさ
- リライト
- オブジェクトの配置
- マスクの改良
- ボケ
- オブジェクトの反転(バージョン3.4で追加)
「 AI 空の拡張」についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
太陽光線
「太陽光」は写真に太陽を追加することのできる機能です。
- 「適用量」は太陽光の大きさ。
- 「全体的な外観」は全体の明るさ
- 「太陽光線の長さ」は日差しの長さ
- 「透過率」は太陽が障害物を通過する量で、自然に仕上げることができる。
- 「太陽光線の数」は日差しの数
- 「 太陽の半径」は太陽の大きさ
- 「太陽白熱光の半径」は太陽の輝きの大きさ
- 「太陽白熱光の強さ」は太陽の輝きの量
- 「太陽の暖かさ」は太陽の色味
- 「太陽光線の暖かさ」は日差しの色味
を調整することができます。


上の写真のスライダーを右に動かすと太陽光線を適用した写真に変化します。
ドラマチック
彩度を下げてコントラストを上げた、「ブリーチバイパス」風の写真に仕上げることのできる機能です。
- 「量」は効果の適用量
- 「ローカルコントラスト」は画像の細部を中心にコントラストを調整します。
- 「明るさ」は細部の明るさを調整
- 「彩度」は彩度を調整


上の写真のスライダーを右に動かすとドラマチックの数値を50に適用した写真に変化します。
マット
「マット」は写真を古びた雰囲気に変化させることができます。
- 「適用量」は効果の適用量
- 「フェード」はフェードの適用量
- 「コントラスト」は明暗差
- 「彩度」は彩度の調整
- 「トーン:範囲」は写真のどの部分まで色がシフトするかの範囲
- 「トーン:色相」は写真がシフトする色相
- 「鮮明度」は鮮明度の調整


上の写真のスライダーを右に動かすとマットの数値を80に適用した写真に変化します。
神秘的
この「神秘的」はLuminar 3にあったラディエンスと同様の効果になります。
写真全体がふんわり・煌めくような写真に変化します。
- 「適用量」は効果の適用する量
- 「シャドウ」は暗い部分の調整
- 「滑らかさ」は効果の柔らかさの調整
- 「彩度」は色の濃さ
- 「暖かさ」は色相の変化


上の写真のスライダーを右に動かすとラディエンスの数値を80に適用した写真に変化します。
カラースタイル(LUT)
「カラースタイル(LUT)」はLuminar 3にあった「LUTマッピング」と「クロスプロセス」が統合された機能です。
ルックアップテーブルを利用して、写真の見た目を一瞬で変化させることができる機能です。
使用できるLUTは、「 Cinematic Toning」「クリエイティブ」「Portrait Toning」「Cross Processing」の4つのカテゴリーで合計41種類です。
また「新規LUTをダウンロード」・「カスタムLUTファイルを読み込む」機能があるのでさらにLUTを追加することができます。
カラースタイル(LUT)では、
- 「量」は LUTの適用量
- 「コントラスト」は明暗差
- 「彩度」は色の濃さ
調整することができます。


上の写真のスライダーを右に動かすとLUT(Palm Springs)を適用した写真に変化します。
テクスチャーオーバーレイ
「テクスチャーオーバーレイ」は別の画像やテクスチャーをレイヤーとして使用しブレンドする機能です。
「テクスチャーを読み込む」でPCのフォルダから画像を選択し、ブレンドモードや透明度・ズーム・テクスチャの上下左右の入れ替えなどを行い調整します。
またそれ以外にもテクスチャーの「明るさ」「コントラスト」「彩度」「色相」の調整も行うことができます。
グロー
「グロー」は、Luminar 3の「ソフトフォーカス」「ソフトグロー」が統合された機能です。
- ソフトフォーカスブライト
- ソフトフォーカス
- ソフトグロー
の中から使用するタイプを選択します。
「量」・「明るさ」・「滑らかさ」・「暖かさ」を調整することができます。
フィルムグレイン
「フィルムグレン」はLuminar 3の粒子に相当する機能で、粒子を写真に追加しザラついたフィルム調に仕上げることができます。
- 「量」は適用量
- 「サイズ」は粒子のサイズ
- 「ラフネス」は粒子の荒さ
霧
「霧」は写真の部分的にぼかし効果を与えて霧の効果を写真に与えます。
- 「タイプ」でライト・ダークを選択
- 「量」で適用量
ポートレート
「ポートレート」には人物写真の編集に最適な機能が多数収録されています。
AI スキン・エンハンサー
Luminar 4で新たに追加されたポートレート専用のAI編集ツールです。
ポートレート写真では肌の編集は必須です。
肌のシミやソバカスは通常スタンプツール等で補正したり、肌をなめらかにするにはレイヤーを複数枚使用し、ぼかすなどの編集工程が必要でしたが、「AI スキン・エンハンサー」は人の肌を認識してくれるので、肌をなめらかにする場合は「適用量」を動かすだけです。
「AI 肌のトラブル除去」にチェックを入れると自動的に肌のできものなどを消去してくれます。
2020/3/20 追記
最新バージョンのLuminar 4.2では新たに「光沢を除去」という項目が追加されました。この機能は肌のテカリを軽減することができるようになっています。
ポートレート・エンハンサー
Luminar 4で新たに追加されたポートレート専用編集ツールです。
この機能はAIとは名乗っていませんが、他のAI機能のように高度な認識機能で人物の顔部分を個別に強調・修正することができます。
2020/3/20 追記
最新バージョンのLuminar 4.2ではさらに顔認識機能が改善されました。これまで不可能だった、傾いた顔や明るすぎる顔、隠れてしまった部分、顔の向きなども認識し、補正することができるようになりました。
また、「スリムフェイス」補正はバージョン2.0となり、これまでアゴのラインのみを細く補正していましたが、顔全体を細くする補正に変更されています。
「ポートレート・エンハンサー」には12個の編集ツールが備わっています。
- 「フェイスライト」は顔の部分のみ明るくする機能です。
- 「赤目除去」はフラッシュでの撮影時に発生する赤目を修正します。
- 「アイホワイトニング」は白目部分をより白く補正します。
- 「アイエンハンサー」は黒目部分に輝きをもたせます。
- 「クマの除去」は目のくまを補正します。
- 「スリムフェイス2.0」は顔の輪郭をシャープに補正します。
- 「目を大きくする」はその名の通り目の大きさを大きくします。
- 「まゆげの改善」は眉毛を濃くします。
- 「リップの彩度」は唇の彩度を上げます。
- 「リップの赤み」は唇の色相を変化させます。
- 「リップを暗く」は唇の明るさを下げます。
- 「歯のホワイトニング」は歯を白く補正します。
ハイキー
「ハイキー」は被写体に対して露出オーバーのハイキー写真を再現するための編集ツールです。
ファッションや美容関係の写真に最適です。
- 「適用量」は効果の適用する量
- 「標準ハイキー」は画像全体に効果を及ぼします。
- 「ダイナミックハイキー」は肌の色合いを考慮して、効果が限定されます。
- 「黒レベル」は最も暗い部分のコントラストを維持します。
- 「グロー」はグロー効果を与えます。
- 「コントラスト」は明暗差を調整します。
- 「彩度」は色の濃さを調整します。
オートン効果
「オートン効果」はふんわりとぼかしたような雰囲気でありながら輪郭部分は強調するという独特な効果を写真に与えることができます。
ポートレートに収録されていますが、この技法は風景写真家のマイケル・オートン氏がフィルム写真で発明した現像技術でもともと風景写真に用いられていたそうなので、ポートレート以外の写真でも使用することをお勧めします。
- 「タイプ」はオートン効果の効果の種類をタイプ1・タイプ2で変更することができます。
- 「適用量」は効果の適用する量です。
- 「ソフト」は柔らかさを与えます。
- 「明るさ」は写真全体の明るさを上げることができます。
- 「コントラスト」は明暗差の調整
- 「彩度」は色の濃さ
こちらの記事ではLuminar 3を使ってオートン効果を解説しています。
プロフェッショナル
「プロフェッショナル」には使いこなせれば、ワンランク上の写真に仕上げることのできる高度な編集機能が収録されています。
高度なコントラスト
「高度なコントラスト」はハイライト・ミッドトーン・シャドウのコントラストを個別に調整することのできる機能です。
調整可能なグラデーション
「 調整可能なグラデーション」は画像のトップ・ボトム部分の「露出」・「コントラスト」・「シャドー」・「ハイライト」・「温かみ」・「自然な彩度」を個別に調整することができるフィルターです。
覆い焼き&焼き込み
「覆い焼き&焼き込み」はブラシを使用して、特定の部分だけを明るく・または暗くすることができる機能です。
色補正
「色補正」はLuminar 3にあった「ルミノシティ(ブリリアンス)・暖かさ(ぬくもり)」・「色コントラスト」・「色温度分割」・「色バランス」が統合された機能です。
写真フィルター
「カラーフィルター」はカメラのレンズに取り付けるカラーフィルターをシミュレートすることのできる機能です。
「適用量」・「色相」・「彩度」の編集項目があります。
スプリットトーニング
「スプリットトーニング」はハイライト・シャドウをそれぞれ別の色相・彩度にすることができる機能でビンテージフィルム調の写真に仕上げることができます。
その他のLuminar 4の機能
Luminar Looks
Luminar 4にはLuminar Looksというオススメの機能があります。
Luminar Looksというのは簡単に説明するとプリセット機能のことで、好みのLooksを写真に適用するだけで簡単に写真を芸術的に仕上げることができます。
画面上のLuminar プリセットをクリックすると、画面下にこのようにプリセットが表示されます。
画面下のLuminar プリセットと書かれた横をクリックすると保存されているプリセット集が表示され、別のプリセット集に変更することができます。
ちなみに大量のプリセット集が表示されていますが、これは私が集めたもので、初期状態では、「Essentia・Street・Landscape・Portrait・Lifestyle・Dramatic・Aerial」の七つのプリセット集がセットされています。
画面下にLooksが表示されるので写真に適用したいプリセットをクリックします。
2020/8/3追記
Luminar 4.3バージョンでは、Looks機能が更に使いやすくなりました。
これまでプリセットをクリックすることで写真が変化しましたが、バージョン4.3ではプリセットの上にカーソルを置くだけで、写真の変化がプレビューできるようになり、Looksの選択作業がより素早く行えるようになっています。
写真にプリセットが適用され、写真が一瞬で変化します。
画面右の編集パネルを見ると、「ライト・AI補正・カラー」の文字が白くなっています。
これは、この3種類の編集機能を使ったLooksであること示しています。
これらの機能をクリックするとどこをどうやって編集しているかわかるようになっています。
それらの効果を自分で調整したり、他の効果を足すなどLooks機能はいろいろな応用ができるのです。
またLuminar LooksはLuminar公式サイトの「Luminar Marketplace」で無料・有料でダウンロード可能です。
さらに自分で作成することもできるので写真編集の可能性が無限に広がります。
以下の記事ではLuminar Looksの使い方を解説しています。
プラグイン機能
Luminar 4にはプラグイン機能があり、他の写真編集ソフトと連携することができます。
もっともポピュラーなのはAdobeのLightroom Classic CCのライブラリに保存されている写真をLuminar 4で編集するという使い方です。
まずは画面上のツールバーの「Luminar 4」→「プラグインをインストール」をクリックします。
このようなウィンドが表示されるので、Luminar 4をプラグインとして使用したいソフトウェアの「インストール」をクリックします。
今回は「Adobe Lightroom Classic CC」を選択してみます。
これで準備完了です。
では実際にLightroom Classic CCに保存されている写真をLuminar 4で編集してみます。
Lightroom Classic CCに保存されている写真を選択し、右クリックでウィンドウを表示させます。
ウィンドウの「他のツールで編集」→「Luminar 4」をクリックします。
編集する写真の設定ウィンドウが表示されます。
まず編集の対象を、
- Lightroom調整でコピーを編集(Lightroomの調整を適用して編集)
- コピーを編集(Lightroomで未調整の元のファイルをコピーして編集)
- 元画像を編集(Lightroomで未調整の元のファイルを編集)
から選択します。
次にファイルオプションの項目で、
- ファイル形式(TIFF・JPEG・PSD)
- カラースペース(ProPhoto RGB・Adobe RGB・Display P3・sRGB)
- bit数(16bit・8bit)
- 解像度
- 圧縮(なし・ZIP)
の設定を行います。
設定が完了したら、編集をクリックします。
Luminar 4が起動し、Lightroomに保存されている写真を編集することができます。
編集が完了したら、画面左上の「適用」をクリックするとLightroomのライブラリに戻ります。
Lightroomの写真をLuminar 4で編集し、編集された写真はLightroomに保存されています。
フィルターマスク機能
Luminar 4には写真補正をより詳細にすることができる「フィルターマスク」機能が搭載されています。
フィルターマスクと言うのは補正フィルターの効果をブラシツール等で塗りつぶした部分のみに適用することができる機能です。


スライダーを右に動かすと、HSLフィルターで青の彩度上げた写真に変化します。
例えば、上の写真で空の部分の彩度を上げるため、カラーフィルターのHSLフィルター(色相・彩度・輝度を個別に編集できる)で青の彩度を上げてみました。
空の部分はより青くなりましたが、空以外にも同色の水の部分もより青くなってしまいました。
空だけに効果を適用したい場合、「フィルターマスク」の出番です。
マスクを編集をクリックして、「ブラシ・放射状マスク・グラディエントマスク・輝度」の4種類からマスキングの方法を選択します。
今回は一番基本の「ブラシ」を使用します。
ブラシツールが画面上に表示されるので、効果を適用したい部分をドラッグしながらブラシツールを動かして塗りつぶしていきます。
画面上の目のアイコンをクリックするとマスキングした部分が赤色で表示されるようになり、どこを塗ったかわかりやすくなります。効果を適用したい部分すべてをマスキングしたら、完了をクリックします。


スライダーを右に動かすと、マスク機能を使って空の部分のみに効果を適用した写真に変化します。
これで、空の部分のみ彩度を上げて、水の部分は彩度を上げない補正が完了しました。
このようにフィルターマスクを使えば、Luminarでできる写真編集の幅は更に広がります。
以下の記事ではマスク機能について詳しく解説しています。
その他Luminar 4に関する情報
Luminar 4のこれまでのアップデートの内容
Lumina 4はアップデートが頻繁に行われ、新機能の追加や様々な改善が行われます。
以下がこれまでに行われたアップデートの内容となります。
Luminar バージョン4.1.0
- AI スカイ リプレースメントの新しい調整項目「霧がかかった大気」
- 新しい消去ツールテクノロジー
- パフォーマンスと安定性の向上
- ポートレートエンハンサーツールの改善
- レイヤーに「調整」が追加
- Photoshop 2020の完全サポート
- 拡張ユーザーマニュアル
などの内容となっています。
Luminar バージョン4.1.1
- 言語の設定に「オランダ語」が追加
- 解析のためのデータ収集をオフにする項目が追加
などの内容となっています。
Luminar バージョン4.2
- 新機能「AI 空の拡張」
- ポートレートツールの改善(スリムフェイス2.0,光沢を除去)
- AIスカイ・リプレースメントのリライトシーン機能の改善
などの内容となっています。
Luminar バージョン4.3
- 写真検索機能の追加
- 安定性とパフォーマンスの向上
- Luminar Looksのプレビュー速度の向上
- クロップツールの改善
- AI 空の拡張機能の改善
- 追加したAI スカイリプレースメントとAI 空の拡張を保存するためのカスタムフォルダ
- 新しいカメラのサポート
- 新しいマスキングブラシワークフロー
- 言語の翻訳改善
などの内容になっています。
Luminar バージョン4.3.2
- macOS Big Surのサポート
などの内容になっています。
Luminar 4に対応するカメラ
Luminar 4は、「Canon・FUJIFILM・Nikon・OLYMPUS・Panasonic・PENTAX・RICOH・SONY・Leica」等のデジタル一眼レフ・ミラーレス一眼・コンパクトデジタルカメラに対応しています。
ちなみ、カメラだけでなく「Apple・Google・Samsung・Huawei」等のスマートフォンにも対応しています。
現在の最新バージョンのLuminar 4(バージョン4.3)に対応しているカメラは以下のリンクから確認することができます。
Luminar 4の動作環境
上の表はLuminar 4を使用するためのPCの最低限必要なスペックになります。
ただし、 Luminar 4は高機能な写真編集ソフトであるため、快適に動作させたい場合上に書かれているよりも高いスペックのPCをお勧めします。
例えば、Windows PCの場合以下のスペックを満たしていることが推奨されます。
- CPU:Intel Core i7の第7世代以降・AMD Ryzen7 第2世代以降
- GPU:dGPU(RAM 4GB以上)
- RAM:16GB以上
Macの場合の場合以下のスペックを満たしていることが推奨されます。
- CPU:Intel Core i7の第7世代以降・AMD Ryzen7 第2世代以降
- GPU:dGPU(RAM 4GB以上)
- RAM:16GB以上
Luminar 4 無料トライアルをダウンロード
今回私の記事を読んでLuminar 4の購入を悩んでいる方は、Skylumの公式サイトで配布されているLuminar 4の無料トライアル版をダウンロードしてぜひお試しください。
無料トライアル版は体験期間中、製品版と同じ機能を使用することができます。
上のリンクをクリックしていただき、Free Downloadもしくは無料ダウンロードと書かれたボタンをクリックするだけです。
最後に
Luminar 4には数多くの機能があり、最初は戸惑うかもしれませんが、AI機能などをうまく活用すれば写真を素早く簡単に最高の写真に編集することができます。
複雑で時間のかかる写真編集はLuminar 4に任せて、あなたは素敵な写真をたくさん撮ってください。
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