43rumorsによると
パナソニックのプレスリリース
パナソニック、高速ワイドアングルライカズームレンズの開発を発表
- プロフェッショナルLEICA DG 10-25mmズームレンズ
- (35mm版換算値:20〜50mm)世界初のフルレンジF1.7ワイドズームレンズ(2018年9月25日現在)
- 究極の写真/ビデオのハイブリッドデジタル交換レンズを目指した
- 一定の絞りでズーム時の被写界深度を確保
2018-09-25 ドイツ・ケルン - パナソニックは、ライカDG VARIO-SUMMILUX 10-25mm / F1.7ワイドズームデジタル交換レンズ(35mmカメラ換算:20-50mm)を開発中であることを発表しました。 マイクロフォーサーズ(MFT)システム用の世界初のF1.7通しの広角ズームレンズです。
マイクロフォーサーズシステムの標準を最大限に活用した新しいライカDG VARIO-SUMMILUX 10-25mm / F1.7レンズは、明るくてコンパクトです。
この大口径レンズはズーム全域でのF1.7で、このスペックが市場に導入されるのは初めてになります。
シームレスな絞り制御を提供するクリックレスな絞りリングを搭載した新しいライカDG VARIO-SUMMILUX 10-25mm / F1.7レンズは、究極のフォト/ビデオハイブリッドデジタル交換レンズを目指しています。
VARIO-SUMMILUXのズーム範囲は10-25mmです。
広角から始まり、人間の視覚の自然な視点に到達します。
プロフェッショナルレベルでの録画だけでなく、写真撮影も完全にサポートするように設計されています。
このレンズは開発の発表がされただけで、価格と発売時期についての情報はまだありません。
ちなみにこのレンズは77mmの大口径のフィルター径です。
と書かれています。
パナソニックはマイクロフォーサーズを捨てていなかった
今回のパナソニックの発表会はパナソニック発のフルサイズミラーレス一眼カメラのS1とS1Rが発表されました。
マイクロフォーサーズユーザーの自分としてはパナソニックがフルサイズミラーレスを発表するのは嬉しいことですが、同時にマイクロフォーサーズという規格を捨てるのではないかという不安もありました。
しかし、そんな不安を払拭するようなマイクロフォーサーズ専用レンズが発表されました。
それがLaica DG VARIO-SUMMILUX 10-25mm F1.7レンズです。
35mm版換算で20-50mmのズームレンズにも関わらず、絞りがF1.7の通しというめちゃくちゃなスペックのレンズです。
このレンズは一本で20mm 24mm 28mm 35mm 50mm の単焦点レンズ5本分の役割を果たすことになります。
このスペックだと流石にレンズの大きさはかなり大きくなりそうですね。
フィルター径77mmでこれはLEICA DG ELMARIT 200mm F2.8やM.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PROと同じサイズになっています。
価格も恐らく高価で20万円前後はするのではないかと予想しています。
現在、カメラ業界は各社フルサイズミラーレス一眼カメラをリリースし、しのぎを削り合っていますが、このレンズを見てマイクロフォーサーズもまだまだいけると確信しました。
このスペックはマイクロフォーサーズだからこそできたと思うので、これからもフルサイズに負けないようなマイクロフォーサーズ専用レンズをパナソニックには開発してもらいたいですね。
もちろん、オリンパスにも期待しています。