こんにちは、E-M-Wです。
Luminarシリーズ最新作である、Luminar Neo(ルミナー ネオ)が2022年2月17日に発売されました。
この記事ではLuminar Neoの購入方法・最新情報・新機能・使い方をレビューしていきます。
Contents
Luminar Neoとは
Luminar NeoはLuminarシリーズでお馴染みのSkylum社から2022年2月17日にリリースされた革新的なAI技術と柔軟なワークフローを兼ね備えた最新の写真編集ソフトです。
2016年に発売されたLuminarから7作目となる今作では、レイヤー機能の追加・Luminar Shareと呼ばれるモバイルアプリとの連携・ほこりや電線除去する機能・新たなAI編集機能の追加などこれまで以上の進化を遂げています。
価格は1ライセンス9580円〜で、macOS・ Windowsの両OSの対応しており、Lightroom Classic・Photoshop・macOSの写真アプリ・Microsoft photosのプラグインとして使用可能で、日本語に最適化されています。
\30日間返金保証/
バージョン1.0.6 リリース記念限定価格で販売中!!
Skylum製品をお持ちの場合、特別価格で購入可能!!
新着情報
- Luminar Neo バージョン1.0.6 リリース開始!!
- Luminar Neo バージョン1.0.5リリース開始!!
- Luminar Neo 無料体験版配布スタート
Luminar Neoの特徴
Luminar Neoの特徴
- AIを用いた写真編集機能を多数搭載
- 他の写真編集ソフトとは一線画すプリセット機能
- 購入後も無料アップデートで新機能が追加
- プラグイン機能でLightroom・Photoshopとの連携可能
AIを用いた写真編集機能を多数搭載
Luminar NeoにはAIを用いた写真編集機能が多数搭載されています。
それらの編集機能を使えば、初心者でも簡単に素早く高度な写真編集を行うことができます。
例えば、一番重宝するAI機能のアクセント AIツールを使えば、スライダーを動かすだけで写真の露出や彩度、コントラストを全て最適に編集することができます。
Luminar Neoには他にもさまざまなAI編集機能があり、例えばスカイ AIの場合、曇り空を一瞬で快晴の空に変化させたり、フェイス AIを使えば初心者には難しいポートレート写真の編集もスライダーを動かすだけで顔の大きさや目の大きさ、顔の明るさなど簡単に編集することができます。
他の写真編集ソフトとは一線画すプリセット機能
Luminar Neoにはプリセット機能とよばれるワンクリックで写真のイメージを変化させる機能が搭載されています。
もちろんただのプリセット機能であれば、他の写真編集ソフトにも搭載されているのでわざわざ紹介するほどではありませんが、Luminar Neoの場合他と比べ一味違います。
なんと、AIが最適なプリセットを提案してくれる機能が搭載されています。
購入後も無料アップデートで新機能が追加
Luminar Neoは購入後も頻繁に無料でのアップデートを行ってくれるのが特徴です。
不具合の修正や新しいカメラへの対応はもちろんのこと、新機能の追加なども無料で行ってくれるので、長く楽しむことができます。
プラグイン機能でLightroom・Photoshopとの連携可能
Luminar Neoは単体のソフトとして使用するだけでなくLightroom・Photoshopのプラグイン機能として使用することができ、これらのソフトと組み合わせることでよりクリエイティブな写真編集を行うことができます。
Luminar Neoの価格
Luminar NeoはSkylum公式サイトで購入することができます。
Skylum公式サイトで購入すると、30日間の返金保証と24時間年中無休の日本語によるテクニカルサポートを受けることができます。
これらの特典はあくまでSkylum公式サイトからの購入時しか適用されず、他の販売店からの購入では適用されませんのでご注意ください。
Luminar Neo セール情報
Luminar Neoが2ライセンスが2400円OFFの9580円で購入できるバージョン1.0.6 リリース記念限定セールが開催中!!
さらに、過去にSkylum社製品を購入したユーザーは特別価格6880円で購入可能!!

\5月19日まで!!/
Luminar Neo 1.0.6リリース記念セール開催中!!
Luminar Neo 新規ユーザーセール価格
Luminar Neo バージョン 1.0.6リリースを記念してLuminar Neoが特別価格で好評発売中です。
セール期間は5月19日まで!!
買い切り価格の場合、通常 11980円で販売されているLuminar Neo 2ライセンスプランが2400円OFFの9580円で購入可能です。
つまり、2ライセンス価格をこれまでの1ライセンスの価格で購入することが出来ます。
また今回はLuminar Neo 3ライセンスプランも登場し、2ライセンスプランと同様の価格で購入することが出来ます。
さらにLuminar X メンバーシップと同時購入の場合、プロモーションコードと呼ばれる割引クーポンEMW10を使用して、1000円割引価格で購入することもできます。
プロモーションコード「EMW10」を使ったお得な購入方法の項目で、後ほど紹介します。
Luminar Neo 買い切り価格 | セール価格 | 通常価格 | クーポン「EMW10」適用価格 |
Luminar Neo 2ライセンス+フィルム感光 | 9580円 | 11980円 | |
Luminar Neo 3ライセンス+Luminar X+フィルム感光 | 19860円 | 22640円 | 18860円 |
サブスクリプション価格も買い切りプラン同様に1ライセンスの価格で2ライセンス入手することができ、2ライセンスの価格で3ライセンス入手することが出来ます。
もちろん、こちらもLuminar X メンバーシップと同時購入の場合、プロモーションコードと呼ばれる割引クーポンEMW10を使用して、1000円割引価格で購入できます。
Luminar Neo サブスクリプション価格 | セール価格 | 通常価格 | クーポン「EMW10」適用価格 |
Luminar Neo 2ライセンス+フィルム感光 | 7180円 | 9580円 | |
Luminar Neo 3ライセンス+Luminar X+フィルム感光 | 17460円 | 19860円 | 16460円 |
\30日間返金保証/
Luminar Neoが2400円OFF!!
Luminar Neo アップグレードユーザー用特別セール価格
過去にLuminar AIやAurora HDRなどのSkylum社のソフトを購入したことのある既存のユーザー向けのLuminar Neo 買い切りプラン価格になります。
今回のセールではなんとLuminar Neo 1ライセンスが6880円で購入することができ、それに加えLuminar X メンバーシップが5470円・Aurora HDRが1100円で追加することが出来ます。
このアップグレードユーザー用の先行予約を行う際、過去にSkylum社のソフトを購入した際のメールアドレスもしくはシリアル番号が必要となるのでご注意ください。
セット内容 | アップデート価格 | 通常価格 | クーポン「EMW10」適用価格 |
Luminar Neo(1ライセンス) | 6880円 | 9580円 | |
Luminar Neo(2ライセンス) | 8180円 | 11980円 |
\30日間返金保証/
Skylum製品ユーザーは特別価格6880円で購入可能!!
Luminar Neo 買い切りプラン価格
Luminar Neo買い切りプラン価格は一度購入すれば、永久に使用することのできるプランです。
また注文画面でLuminar Neoのライセンス数を1台のPCで使用することのできる1ライセンス・2台のPCから選択することのできる2ライセンスから選択し購入することが出来ます。
ライセンス数の変更方法については、Luminar Neo 購入手順の項目で詳しく解説します。
またLuminar NeoとLuminar X メンバーシップと呼ばれるサブスクリプションサービスに同時加入することもできます。
このLuminar X メンバーシップは1年間のサブスクリプションサービスで、加入すると毎月Luminarで使用できるテンプレート集や空の画像集が無料で一つずつ提供されるなど、さまざまな特典を受けることが出来ます。

さらに購入時、プロモーションコードと呼ばれる割引クーポンEMW10を使用して、1000円割引価格で購入することもできます。
プロモーションコード「EMW10」を使ったお得な購入方法の項目で、後ほど紹介します。
Luminar Neo 買い切り価格 | 通常価格 | クーポン「EMW10」適用価格 |
Luminar Neo 1ライセンス+フィルム感光 | 9580円 | |
Luminar Neo 2ライセンス+フィルム感光 | 11980円 | |
Luminar Neo 1ライセンス+Luminar X+フィルム感光 | 17460円 | 16460円 |
Luminar Neo 2ライセンス+Luminar X+フィルム感光 | 19860円 | 18860円 |
\30日間返金保証/
Luminar Neo サブスクリプションプラン価格
Luminar Neo サブスクリプションプラン価格はLuminar Neoを1年間使用することのできるプランです。
一年後に新しいLuminarに乗り換える予定の方はこのプランで購入すればお得になります。
サブスクリプションプランも買い切りプラン同様、購入時、プロモーションコード(EMW10)を使用して、1000円割引価格で購入することも可能です。
Luminar Neo サブスク価格 | 通常価格 | クーポン「EMW10」適用価格 |
Luminar Neo 1ライセンス+フィルム感光 | 7070円 | |
Luminar Neo 2ライセンス+フィルム感光 | 9580円 | |
Luminar Neo 1ライセンス+Luminar X+フィルム感光 | 14950円 | 13950円 |
Luminar Neo 2ライセンス+Luminar X+フィルム感光 | 17460円 | 16460円 |
\30日間返金保証/
Luminar Neo アップグレードユーザー用限定価格
過去にLuminar AIやAurora HDRなどのSkylum社のソフトを購入したことのある既存のユーザー向けのLuminar Neo 買い切りプラン価格になります。
このアップグレードユーザー用の先行予約を行う際、過去にSkylum社のソフトを購入した際のメールアドレスもしくはシリアル番号が必要となるのでご注意ください。
先ほど同様、まずはライセンス数を1台・2台から選択します。
もちろん、この状態で購入しても構いませんが、Luminar Neoをより楽しみたい方は、表示されているテンプレートや空の画像などの項目の横にチェックを入れると追加購入することができます。
セット内容 | アップデート価格 | 通常価格 | クーポン「EMW10」適用価格 |
Luminar Neo(1ライセンス) | 8480円 | 9580円 | |
Luminar Neo(2ライセンス) | 9580円 | 11980円 |
Luminar Neo 購入の手順
では、実際にLuminar Neoの公式サイトでの購入の手順を紹介します。
購入形態に合わせて以下のLuminar Neo 公式サイトリンクからアクセスします。
Luminar Neo 買い切りプラン・サブスクリプションプラン購入手順
まず、買い切りプランとサブスクリプションプランのどちらを購入するか選択します。
次にLuminar Neoのライセンス数を1台・2台から選択します。
そして、必要な特典があれば、チェックを入れます。
最後に購入方法を選択するとクレジットカード・PayPalの支払い画面が表示されるので、必要な情報を入力し、お支払いをクリックすれば購入完了です。
完了すると上のような画面が表示されます。
そして、入力したアドレスにSkylumからメールが届きます、これで完了です。
Luminar Neoアップグレードユーザーの購入手順
Luminar Neoのライセンス数を選択し、ピンクの枠の支払い方法、クレジットカード・paypalのいずれかを選びクリックします。
Luminar Neo アップグレードユーザー用の購入の場合、上のようなウィンドウが表示されるので、旧製品購入時のメールアドレスもしくはシリアル番号を入力し、VERIFY ACCOUNTをクリックします。
あとは、新規購入者同様に支払い方法を選択し、必要な情報を入力し、お支払いをクリックすれば購入完了です。
プロモーションコード「EMW10」を使ったお得な購入方法
Skylum社から特別にLuminarを1000円割引購入できるプロモーションコードEMW10を提供していただきました。
Skylum社の写真編集ソフトはプロモーションコードと呼ばれるクーポンを使うことで1000円割引購入することが可能ですが、残念ながら、Luminar Neo単体購入に対してはこの割引クーポンを使用することはできません。
ただ、特定の条件をみたせば、このプロモーションコード「EMW10」を使用することができます。
それは、Luminar Neoと同時にLuminar X メンバーシップに加入する場合です。
支払い情報入力画面で、プロモーションコードを入力をクリックし、表示されたウィンドウにEMW10と入力し適用をクリックすれば、1000円割引された価格で購入することができます。
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バージョン1.0.6 リリース記念限定価格で販売中!!
Skylum製品をお持ちの場合、特別価格で購入可能!!
ソウルフル・パノラマを無料で入手する方法
Luminar Neo公式サイトの購入画面にアクセスし、この画面で約1〜3分ほど放置します。
すると、「Luminar Neoがもうすぐあなたのものに!期間限定の特別オファーでギフトを手に入れよう」と表示されるのでその下のギフトを手に入れようをクリックします。
すると新たに空の画像集「ソウルフル・パノラマ」が無料で追加されます。
あとは、今すぐ購入するをクリックし、Luminar Neoを注文すれば、ソウルフル・パノラマを入手することが出来ます。
Luminar Neoのダウンロード・インストール方法
購入したLuminar Neoのダウンロード・インストールの手順を解説していきます。
Skylum公式サイトにアクセスし、スカイラムアカウントでログインします。
スカイラムアカウントを持っていない場合Signupで新たに作成することができます。
ソフトの項目をクリックし、Luminar Neoのダウンロードをクリックすれば、ソフトがダウンロードされます。
1.ダウンロードされたLuminar Neo installer.zipを開き、Luminar Neo installer.appをダブルクリックします。
2.ライセンス契約に同意するをクリック
3.アプリの移動先とインストールするプラグインを選択し、インストールをクリック
4.インストールが完了したら、起動をクリック
Luminar Neoが起動し、このウィンドウが表示されたら、スカイラムアカウントのメールアドレスとパスワードを入力し、サインインをクリックします。
これでLuminar Neoを使用することができます。
Luminar Neo 先行アクセス版について
2022/2/20 追記
Luminar Neoの製品版が発売されたので現在は先行アクセス版のダウンロードはできません。
Luminar Neo 先行アクセス版はLuminar Neoを先行予約購入された方が入手できる製品版により近い体験版です。
先行アクセス版では、以下のLuminar Neoの新機能を試すことができます。
- 新しいエンジン
- リライトAI
- ほこりを除去
- 電線を除去
- Luminar Share(バージョン0.9.2で追加)
また、先行アクセス版では、以下の機能が搭載されていないのでご注意ください。
- ヒストグラム
- 覆い焼き&焼き込みツール
- クローン&スタンプツール
- ボディ AIツール
- フェイス AIツール
- 画像3D変換
- 現像ツール内のカラーピッカー
- コピー&ペースト、半径と透明度の筆圧(macOSのみ)、マスクの線形および放射状グラデーション機能
- ムードツールでのLUTのホバープレビュー
- 取り消す、およびやり直す機能
- 調整の同期、そして調整のコピーと貼付け機能
- カタログの単一画像ビューと編集タブでの前後比較メニュー(macOS)
- マスクでの取り消し機能(macOS)
- ビネットを適用した後消去する機能の欠如 履歴タブの消去手順に誤った表示がされる可能性(macOS)
- スカイAIのスライダーが無効(Windows)
- 現像ツールを使用する際の不具合(Windows)
- 履歴タブでの消去と早送りを使用する際の大幅な遅延(Windows)
- プラグインが機能しない(Windows)
- 限定的なホットキー(Windows)
Luminar Neo 公式サイトでも先行アクセス版についての解説が投稿されていますので興味のある方は以下のリンクからご覧ください。
Early Access to Luminar Neo’s new features is available. What is it?
Luminar Neoの新機能
Luminar Neoにはさまざまな新機能が搭載され、これまでのLuminarでは出来なかった驚きの写真編集が可能になります。
現在判明しているLuminar Neoの新しい編集機能を紹介します。
Luminar Neoの新機能
- リライト AI
- マスク AI(バージョン1.1.0で追加予定)
- ポートレート背景削除 AI(バージョン1.1.0で追加予定)
- レイヤー機能
- ほこりを除去
- 電線を除去
- Luminar シェア(モバイル版アプリ)
- 刷新された履歴機能
リライト AI
Luminar Neoには新たにリライト AI(Relight AI)という新機能が搭載されています。
LuminarのAI編集機能の中には平面の写真を三次元(前傾、中景、背景など)に認識し、編集を行うアトモスフィア AIやポートレートボケ AIなどの機能があります。
このRelight AIも同様に写真を三次元に認識し、明るさの補正を行うことができます。
- AIが前景と背景の明るさを個別に調整し、ディテールと色を復元
- 被写体が露出アンダーのポートレート写真の補正
- 背景が露出オーバーになっている風景写真の修正
このようにリライト AI(を使えば、明るさの調整の必要のない部分には一切手を加えず、明るさの調整の必要な部分だけを最適に補正することができます。
リライト AIの使い方
リライト AI ツールパネルには、以下の調整項目があります。
- 近くの明るさ:前景の露出を調整
- 遠くの明るさ:背景の露出を調整
- 濃度(Depth):前景と背景の範囲を調整
- ハロー除去:前景と背景の境界線の明るさを調整
- 近くの温かみ:前景の色温度を調整
- 遠くの温かみ:背景の色温度を調整
こちらのポートレート写真を用いて実際にリライト AIを使って写真編集を行ってみます。
まず、前景の人物部分を明るくため近くの明るさの数値を60にし、背景は少し明るさを抑えるために遠くの明るさの数値を-30にします。
次に人物と背景の境界線の明るさを馴染ませるためにハロー除去の数値を60に調整します。
最後に近くの温かみと遠くの温かみの数値を10にして暖かさを演出します。
なお、今回の編集には濃度の調整は行っておりません。
上の写真は先ほどの補正を行った後の写真です。
リライト AI を使えば、このように逆光で顔が暗くなってしまった人物を簡単に補正することができます。
今回は、リライト AI 単体で写真編集を行いましたが、アクセント AIやスカイエンハンサー AIやポートレート・ボケAIなどその他AI編集ツールと組み合わせることで写真をもっと美しく編集することもできます。
Luminar Neo 公式サイトでもリライト AIについての解説が投稿されていますので興味のある方は以下のリンクからご覧ください。
Luminar Neo のリライト AIをご覧ください。台無しにしてしまった写真を修正する方法?
マスク AI
マスク AIはLuminar Neo 1.0.6バージョンで追加された新機能で写真内のオブジェクトを自動的に認識し、正確なマスキングを作成してくれる機能です。
つまりこの機能を使えば、編集したいオブジェクトを手動でマスキングする手間がなくなり、マスク AIに表示されているオブジェクトの項目をクリックするだけで、自動的にマスキングされ、誰もが簡単に素早く必要な部分の補正を行うことができるようになります。
現在のバージョンでは以下の9種類のオブジェクトのマスキングに対応しています。
- Portrait masks(ポートレート)
- Sky masks(空)
- Water masks(水)
- Mountain masks(山)
- Architecture/Buildings masks(建物・ビル)
- Vegetation masks(植物)
- Natural ground surface masks(自然の道)
- Man-made ground surface masks(道路などの人工的な道)
- Vehicle masks(車両)
また今後のアップデートでマスク AIで認識できる対象物はさらに増えていくそうです。
マスクAIの使い方
使用する編集ツールを開き、マスキングをクリックします。
AI Maskをクリックします。クリック後、Luminar Neoに搭載されているAIが写真の解析を始めるのでしばらく待ちます。
写真の解析が終了すると、マスキング可能な対象物のボタンが表示されます。
今回の写真の場合、AIが認識したSKY(空)・Mountains(山)・Natural ground (自然の道)の3つの対象物が表示されています。
今回はMountains(山)をクリックします。
するとこのように一瞬で山の部分だけに赤くマスキングすることが出来ます。
調整をクリックし、各種パラメーターのスライダーを動かすと先ほどマスキングした山の部分のみに効果を適用し調整することが出来ます。
ポートレイト背景削除 AI
Luminar Neoにはポートレート写真の背景を別の背景に置き換える機能があることを以前にも紹介しましたが、この機能はポートレイト背景削除 AIという名称ということが発覚しました。
使い方は、ワンクリックで人物と背景を完全に分離することができ、他の背景に置き換えることができます。
自動でもほとんどの場合は問題ありませんが、必要な場合は手動でも境界線部分を調整することもできるようです。
ちなみにポートレイト背景削除AIはLuminar Neoリリース時には実装されず、バージョン1.1.0でで使用可能となります。
Luminar Neo 公式サイトでもポートレイト背景削除 AIについての解説が投稿されていますので興味のある方は以下のリンクからご覧ください。
Luminar Neoのポートレート背景削除 AIをご覧ください。創造性が爆発します!
Before
after
レイヤー機能
Luminar Neoにはレイヤー機能が搭載されています。
ちなみにレイヤー機能はLuminar 4には搭載されていましたが、次にリリースされたLuminar AIには搭載されませんでした。
レイヤーが必要なユーザーの中にはLuminar AIには移行せず現在もLuminar 4を使い続けている方もおられるようですが、これでようやくLuminar Neoに移行できますね。
Before
After
レイヤー機能を使えば、複数の画像を簡単に組み合わせて、上の画像のような写真を作り出すことができます。
ちなみにLuminar Neoでは複数のRAW画像を組み合わせることが可能です。
Luminar Neoにはこのような高度な写真編集機能が数多く追加されていますが、新しい画像処理エンジンによりパフォーマンスを低下させることなく編集作業が可能になるそうです。
もちろん、編集作業以外にも写真のアップロードやエクスポートなど全てのプロセスが高速化され、Luminar Neoはシリーズ史上最高のパフォーマンスを実現しているそうです。
2021/10/18 追記
リリース時のLuminar Neoのバージョンでは多数のレイヤーを追加、レイヤーの重なり順を変更、描写モードとマスキングモードの使用、コラージュの作成、多重露光効果の作成などが可能で、さらにテクスチャーやオーバーレイ効果を簡単に追加できるようになっています。
またLuminar Neoユーザーがすぐにそれらの機能を使用できるよう、新たに6種類のテクスチャコレクションがソフトに初めからセットされています。
それ以外にもカスタムオーバーレイを作成したり、Luminar Marketplaceで購入して追加することもできます。
ただし、注意点として、リリース時のLuminar Neoのバージョンでは白紙のカンバスで編集作業を始める、個別の調整レイヤー機能は搭載されておらず、将来的にアップデートでレイヤー機能はさらに強化されるそうです。
レイヤー機能の使い方
まず画面左上のレイヤーの+をクリックします。
スターダストボケ・フレア・ライトリーク(光もれ)・線香花火の計4カテゴリーのオーバーレイコレクションがあらかじめ収録されており、その中から選択することができます。
また画像を読み込むをクリックすると自分で画像を用意することができるので、様々なバリエーションの合成画像を作成することができます。
今回はフレアのカテゴリーの画像をレイヤーとして使用してみました。
追加したレイヤーは画面右のツールパネルでブレンドモードやマスキングモードを使用し、編集することも可能です。
ほこりを除去(Dust Removal AI)
ほこりを除去(Dust Removal AI)は撮影時に映り込んだレンズの汚れや埃を自動で除去する機能です。
これまでの一般的な写真編集ソフトでレンズの汚れや埃を除去するには汚れている部分を一箇所一箇所、手作業で消していくため汚れが多ければ多いほど作業に時間がかかりましたが、Luminar Neoのほこりを除去の場合、ワンクリックするだけでAIが自動的に画面上のゴミを全て取り除いてくれます。
ほこりを除去の使い方
使い方は消去ツールを選択し、オブジェクトを消去のほこりを除去をクリックするだけです。
Before
After
電線を除去(Line Removal AI)
電線を除去(Line Removal AI)は写真の空の部分から不要な電線を自動的に除去することのできる機能です。
これまでの写真編集ソフトでは電線を除去するには細かな作業が必要なため時間がかかったり、また複雑に交差する電線であれば全て除去するのは不可能でした。
しかし、Luminar Neoの電線を除去機能を使えば、誰もが簡単に一瞬で電線を除去することができます。
電線を除去の使い方
実際に電線の映り込んだ写真を使って、電線を除去の効果を試してみましょう。
なお今回は公平を記すためにSkylum社から提供されているサンプル画像ではなく自分で撮影した写真を用いてテストしてみます。
電線を除去の使い方は非常に簡単で消去ツールを選択し、オブジェクトを除去の電線を除去をクリックするだけです。
このようにワンクリックするだけで電線部分を見事に消してくれます。
ちなみに私はApple Mac mini M1モデルを使用しており、処理時間は3秒ほどかかりましたが、自分で写真編集ソフトを使って電線を除去作業を行うよりもはるかに簡単に仕上がります。
なお、今回試したのはあくまでLuminar Neoのデモ版であったため、写真によっては電線部分が僅かに残ってしまうケースもありましたが、消去ツールでその部分だけ手動で消すこともできます。
ちなみに2022年2月11日にリリースされたLuminar Neo バージョン1.0.0では電線を除去の精度がさらに向上しています。
Luminar シェア
Luminar NeoにはLuminar シェアと呼ばれるモバイル版のアプリと連携することで、クラウドストレージなどを使用することなく、 PC上の写真をワンクリックで PC・モバイル間で写真の同期と共有を簡単に行うことができます。
WhatsAppなどの同期メッセージングサービスなどに用いられるQRコードペアリングを使用し、iOS・AndroidデバイスのフォトライブラリとLuminar Neoを直接接続することができます。
このような方法を用いることで、以下のようなメリットあります。
- 安全でプライベートな接続
- 写真と編集の自動往復同期
- Luminar NeoからInstagram等のSNSサービスへの共有
- クラウドストレージのように費用がかからない
Luminar Shareの詳しい使い方については以下の記事で解説しています。
Luminar Neoの使い方
Luminar Neoのカタログ画面
上の画像はLuminar Neoのカタログ画面になります。
パッとみてわかる点はLuminar AIでは右にあったカタログパネルの位置が左側に変わった点です。
あとはLuminar AIではカタログ画面で画面に表示する写真の枚数を小・中・大・最大の四段階で変更でき、Luminar Neoも同様のことを行えますが、同じ小や中にしても表示する枚数が異なります。
例えば、私の環境ではLuminar AIの場合、表示枚数を小にすると横に12枚並んでいますが、 Luminar Neoの場合、表示枚数を小にすると横に6枚となります。
Luminar Neoの編集画面
画面上中央の編集のモジュール切り替えボタンをクリックするとLuminar Neoの編集画面になります。
画面左上にはレイヤーパネルがあり、レイヤーを追加・削除したり、並べ替えたりすることができます。
画面下中央には、プレビュー・ズーム・アクションボタンがあります。
画面右上にはツール・編集(履歴)ボタンがあります
編集ツール
画面右上のツールをクリックすると、ツールパネルが表示されます。
Luminar Neoはエッセンシャル・クリエイティブ・ポートレート・プロフェッショナルの4種類のツール群に合計29個のツールが収録されています。
プリセット機能
Luminar Neoのプリセット機能はワンクリックで写真のイメージをガラリと変化させることのできる機能です。
画面上のプリセットツールをクリックすると、プリセットパネルが表示されます。
表示されたプリセットから今回はアニマルフレンズコレクションを選択します。
さらにそのプリセット集の中から「色褪せた」と言うプリセットをクリックします。
すると、写真が一瞬でこのように全く異なるイメージに変化します。
このように誰もが簡単に写真編集を行えるのがこのプリセット機能のメリットです。
とはいえ、プリセットを一発適用で自分のイメージ通りにならない場合もあります。
そんな時は、編集ツールに切り替えてみてください。
プリセットに適用されている編集内容が表示されるので適用されている編集ツールのパラメーターを調整したり他の編集ツールを組み合わせてもっと自分好みの写真に調整することも可能です。

刷新された編集履歴機能
これまでのLuminarシリーズもしくは多くの写真編集ソフトには編集履歴機能が搭載されており、これまでに行った編集履歴が記録することができ、以前の編集内容に遡ることができます。
ただこの編集履歴機能は、最初の方に行った編集内容に履歴を遡るとこれまでの編集内容が全てリセットされてしまいます。
また編集履歴機能を使わず編集を行うと、履歴がさらに追加され、PCのメモリ使用量が増加し、ソフトの動きが遅くなったりすることがあります。
このような問題の対策として、Luminar Neoには新しい編集履歴機能へのアプローチが行われています。
まず例として、Luminar AIでアクセント AI→スマートコントラスト→縁取り AI→彩度→ノイズ軽減の順で編集を行いました。
その後最初に調整したアクセント AIを再度調整しようとすると、履歴の一番上にアクセント AIが再度追加されます。
これがLuminar AI及び従来の写真編集ソフトの履歴機能です。
次はLuminar Neoで同様にアクセント AI→スマートコントラスト→縁取り AI→彩度→ノイズ軽減の順で編集を行いました。
Luminar Neoの場合、過去に編集した履歴であるAI補正の項目をクリックするとこのように編集パネルが表示されます。
表示された補正AIパネルからアクセントAIを調整してから、ノイズ軽減の項目をクリックすれば、履歴を増やすことなくまた、過去の履歴を消すことなく、最初に調整したアクセント AIの調整が可能です。
このようにLuminar Neoで刷新された編集履歴機能を使えば、過去の行った編集内容を部分的に簡単に修正することができ、また編集履歴が無駄に貯まることなくなりスムーズな写真編集を行うことができるのです。
Luminar Neo 最新情報
現在判明しているLuminar Neoについての最新情報をご紹介します。
また今後Luminar Neoに関しての最新情報を入手次第、こちらの記事を更新していきますので、こまめにチェックしていただければ幸いです。
2022/2/27 追記
2022/2/24からロシア軍によるウクライナへの攻撃が開始され、キエフにあるSkylum社の開発センターも危険にさらされており、今後のアップデートの計画は予定通りに行われる保証ができないと連絡がありました。
ウクライナ侵攻によるLuminar Neoアップデート計画への影響
私たちにできることは限られていますが、同じ世界で起こっているこの問題に対して他人事と思わずに関心を持つことが大事だと思います。
これ以上の犠牲者が出ないことと一刻も早い戦争の終結を心より願っております。
Luminar Neo 最新アップデート情報
Luminar Neoのこれまでに行われたアップデートの内容をまとめています。
Luminar Neo バージョン1.0.5(2022/4/22 リリース)
アップデートの内容は以下の通りです。
- トップメニューバーにプリセットタブを追加
- プリセット適用時、プリセットの編集内容が全て表示されるように変更
- 編集内容をカスタムプリセットとして保存可能に
- その他多くの改善と修正
Luminar Neo バージョン1.0.4(2022/3/31 リリース)
アップデートの内容は以下の通りです。
- LuminarNeoを使用してワークフローにスマートオブジェクトを簡単に統合できるよう改善
- LuminarShareの接続性の向上
- マスキングが明確な色で視認性を向上し、簡単にマスキングできるように改善
- その他13個の不具合を修正
Luminar Neo バージョン1.0.2(2022/3/15 リリース)
アップデートの内容は以下の通りです。
- [カタログ]タブから同期調整(コピー/貼り付け)が利用可能に
- 画像3D変換(RAW現像でも対応)
- レイヤーにアルファチャネル付きのPNG対応
- エフェクトを適用しながらドラッグスライダーのFPS(スムーズさ)を上げる
- 「写真の追加」からWindows用のフォルダとファイルを追加することが可能
- より多くのホットキーの利用が可能に
- ウクライナ語のローカリゼーションを追加
Luminar Neo バージョン1.0.1(2022/2/19 リリース)
アップデートの内容は以下の通りです。
- プリセットツール使用時の動作改善
- JPEGにエクスポートした際のEXIFデータ消失を修正
- Google、Facebook、またはMicrosoftアカウントを介してのログインが可能に
- Luminar Shareの接続の安定
- 多くのバグの修正とパフォーマンスの改善
Luminar Neo 無料体験版とは
Luminar Neoをお試しできる無料体験版の配布が開始されました。
無料体験版は製品版と同様の全ての機能が使用でき、7日間お試しすることができます。
\30日間返金保証/
バージョン1.0.6 リリース記念限定価格で販売中!!
Skylum製品をお持ちの場合、特別価格で購入可能!!
Luminar NeoはLuminar AIの後継バージョン? Luminar AIとの違いは?
Luminar Neoは現在発売中のLuminar AIの後継バージョンと思われるかもしれませんが、Skylum社によると新しいソフトという位置付けになっています。
Luminar AIは、素早く写真編集を行うことができ、テンプレート駆動型のワークフローを好むビギナーやアマチュアの写真家にお勧めのAIを備えた最も使いやすい写真編集ソフトという位置付けです。
一方のLuminar Neoはより多くの写真編集とよりクリエイティブなコントロールが可能で初心者からプロまで全ての写真家が満足できる機能を持った写真編集ソフトという位置付けです。
Luminar AIに搭載されている機能はほぼ全て網羅しており、さらに革新的な新機能が搭載される予定です。
ちなみにLuminar Neoリリース後もしばらくは無料アップデートによるLuminar AIのサポートは引き続き行われるようなので安心してください。
また、Luminar NeoとLuminar AIは別のソフトとして扱われるため、PCに両方のソフトを共存させ使い分けることもできます。

Luminar Neoに旧Luminarのカタログデータの移行は可能?
Luminar NeoにLuminar AIもしくはLuminar 4のカタログデータを移行することは今のところできません。
しかし、今後のアップデートで旧LuminarシリーズからLuminar Neoにカタログを移行する機能が追加されると正式に発表されています。
Luminar Neoに旧 Luminarの空の画像・空のオブジェクト・テクスチャ・テンプレート・Looksの使用は可能?
空の画像・空のオブジェクト・テクスチャはLuminar Neoでもそのまま使用できるようです。
Luminar AIのテンプレートに関してですが、自身で作成したカスタムテンプレートは今後提供予定のユーティリティを使い変換することで使用可能になるそうです。
購入したテンプレートやカスタムテンプレートをLuminar Neoで使用することは現在はできませんが、今後のアップデートでLuminar Neo用に最適化させて使用することができるようになるそうです。
なお、Luminar 4のLooksを変換することができるかは不明です。
Luminar Neoを使用するためのソフトウェア要件(スペック)
Luminar NeoはmacOS・Windows OSのどちらでも使用することのできるPC用の写真編集ソフトです。
なお、使用するには以下のソフトウェア要件(スペック)を満たす必要があります。
macOS | Windows | |
モデル | 2010年以降にリリースされたMac | マウスもしくは同様の入力デバイスを備えたWindows |
CPU | Intel Corei5以上,もしくはM1チップ搭載機 | ntel Corei5以上,AMDRyzen5以上 |
OS | macOS10.14.6以上 | Windows10以上 |
メモリ | 8GB以上(16GB以上を推奨) | 8GB以上(16GB以上を推奨) |
ストレージ | 10GB以上の空き容量のHDD(SSD推奨) | 10GB以上の空き容量のHDD(SSD推奨) |