オリンパスマレーシアのアンバサダーのロビン・ウォン氏のブログにオリンパス E-M1とE-M MarkⅡの手ぶれ補正比較テストが掲載されています。
ブログの内容を抜粋
- オリンパスはE-M1の手ぶれ補正の効果を5段分・E-M1 Mark Ⅱの手ぶれ補正の効果を5.5段分と公式で記載されているが実際に使用しているとE-M1 Mark Ⅱの方が少なくとも2段分有利だと感じていた
- 晴れた夜にこの二台のカメラを並べて長秒露光撮影でこの二台のカメラの手ぶれ補正の効果の違いを確認してみました。
- 今回のテスト方法は非常にシンプルで二台のカメラにM.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0を装着し、どれだけ長秒撮影ができるかというものです。
- 結果はE-M1では約1秒(場合によっては約2秒)・E-M1 Mark Ⅱでは約5秒自信を持って(50%の確率で約8秒)手持ち撮影が出来ました。
- このように私の予想通り、E-M1よりもE-M1 Mark Ⅱの方が手ぶれ補正の効果の強さははるかに上です。
- ちなみにボディ内5軸手振れ補正は焦点距離が広角の場合に最も効果が発揮されて、焦点距離が望遠になればなるほど効果は減少します。
- 今回のような低速のシャッタースピードが必要なシーンでの商業写真を撮影する際は間違いなく頑丈な三脚を持っていくだろう。しかし、行楽での撮影では三脚は手間がかかってしまいます。 5軸手振れ補正を持つカメラを使えば、三脚なしでも驚くほど鮮明な写真を得ることができます。
- 通常の焦点距離で撮影する場合の一般的なシャッタースピードは約1/20〜1/100秒で撮影しますが、5軸手振れ補正を持つカメラで撮影すれば、それよりもシャッタースピードが遅くてもカメラが手ブレを抑えてくれるので、気にせず撮影することができます。
- しかし、同じように他の手振れ補正を持っていないカメラやあまり強力ではない手振れ補正を持つカメラで撮影すると、例えば50mmの焦点距離で1/60秒のシャッタースピードでは手ぶれにより画像が柔らかくなってしまいます。
最後に
今回の記事についてこちらの動画でも詳しく解説されています。
マイクロフォーサーズニュース新着記事
- パナソニックはマイクロフォーサーズ規格を今後も辞めることはない? 2018年10月7日
- パナソニックライカの 10-25mm F1.7の正式発表は5月のフォトキナになる? 2018年10月3日
- パナソニックがマイクロフォーサーズ専用のLEICA DG VARIO-SUMMILUX 10-25mm F1.7レンズを発表しました 2018年9月26日
- シグマの56mm F1.4レンズの詳細がリークされました 2018年9月22日
- 新しいオリンパスのマイクロフォーサーズハイエンドカメラは1月に発表される? 2018年9月4日