こんにちは、E-M-Wです。
前回RAWデータの説明でRAWデータを扱うためには、RAW現像ソフトを使用する必要があると説明しました。
今回はRAW現像ソフトについて簡単に解説していきます。
RAW現像ソフトの種類
RAW現像ソフトはざっくり分けると、メーカー純正のRAW現像ソフトとサードパーティー製のRAW現像ソフトの二種類に分類されます。
メーカー純正RAW現像ソフトの特徴
メーカー純正ソフトとは、デジイチ(デジタル一眼レフ、ミラーレス一眼)を購入時に付属されているソフトのことです。
メリット
純正ソフトはカメラに付属されているため、無料で使用することができます。 そして、機能がシンプルでわかりやすくRAW現像初心者にはオススメです。
また、純正ソフトはメーカー独自の現像エンジンが搭載されているため、メーカー独自の色を再現することができます。
デメリット
メーカー純正ソフトは同じメーカーのカメラにしか使用することができません、なので複数のメーカーのカメラを使用されている方はメーカーごとにソフトを変えなければいけません。
シンプルな機能でわかりやすいが、機能が少なく複雑な補正が出来ない。
メーカー純正RAW現像ソフトまとめ
メーカー名 | RAW現像ソフト名 |
Canon | Digital Photo Professional |
Nikon | Capture NX-D |
OLYMPUS | OLYMPUS Viewer |
SONY | Image Data Convertor |
Panasonic | SILKYPIX Developer Studio SEバージョン |
FUJIFILM | RAW FILE CONVERTER EX Powerd by SILKYPIX |
PENTAX | SILKYPIX Developer Studio 3.0 for PENTAX |
サードパーティー製RAW現像ソフトの特徴
サードパーティー製RAW現像ソフトとは、カメラメーカー以外メーカーが開発、販売しているソフトのことです。
メリット
メーカー純正RAW現像ソフトとは違い、こちらは全てのメーカーのカメラのRAWデータを扱うことができます。
また、純正ソフトに比べて多機能で様々な現像が可能となります。 部分補正機能などもあり、より高度な作品作りを行うことができます。
デメリット
まず第一に有料であるということです。 そして、多機能な分たくさんの機能を覚える必要があるので、初心者には少し敷居が高いということ。
全てのメーカーのカメラでRAWデータを扱うことができるが最新機種などは対応するまで待つ必要があります。
そして、これはデメリットとは少し違うのですが、ソフトメーカー独自の現像エンジンを使用しているため、カメラメーカー独自の現像エンジンとは異なる色で表示されますので注意が必要です。
サードパーティー製RAW現像ソフトまとめ
メーカー名 | RAW現像ソフト名 |
Adobe | Photoshop Lightroom |
Skylum | Luminar |
市川ソフトラボラトリー | SILKYPIX Developer Studio |
PHASEONE | PHASEONECapture One |
DxO Optics | DXODxO Optics |
まとめ
メーカー純正ソフトとサードパーティー製ソフトは互いに一長一短なので、使用してみて自分にあったRAW現像ソフトを選択しましょう。
ちなみに当ブログでは、Adobe Photoshop LightroomとSkylumのLuminarをお勧めしています。
Lightroomについて興味がある方はこちらの記事をご覧ください。
Luminarについて興味がある方はこちらの記事をご覧ください。
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